ドラクエ的な人生

妖怪は昔のVR・AR。拡張現実は昔からあった。テクノロジーによっていにしえの夢が実現した。

イロハ

ねえ。妖怪っていると思う

見たっていう人がたくさんいるけど。

ハルト

いないと思う。

見たっていう人は売名行為だと思う。有名になりたいだけのホラ吹きなんじゃないの?

 

イロハ

なんであんなものを思いついたのかしら?

ハルト

現実だけだと退屈だから、夢を見たんじゃない。

 

つまり妖怪っていうのは、今でいうAR(拡張現実)・VR(バーチャルリアリティー)なんじゃないかな。

イロハ

昔はAR眼鏡がなかった分、想像力でおぎなったってわけか。

ハルト

昔の拡張現実だよね。逆に現代では「妖怪が見られます」という趣旨のARグラスがあるみたいだよ。つまりテクノロジーによっていにしえの夢が実現したってことだな。一種のポケモンだよ。

イロハ

はロシア系の渡来人なんじゃないか?」とか「座敷わらしは子供を失った神経衰弱ぎみの家嫁の妄想じゃないか?」とか、妖怪の由来を想像すると、面白いね。

ハルト

妖怪あかなめは女風呂の垢をナメナメしていた変態男がモデルじゃないか?」とか「一反木綿は洗濯したフンドシが風に飛ばされたのを見てビビった人がいただけじゃないか」とかね。

イロハ

はっはっは。おもしろいね。妖怪が滅びないわけだ。

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