ドラクエ的な人生

悪魔の実は実在する! 果物の王様ドリアン 

どうもハルトです。みなさん今日も楽しい旅を続けていますか?

イロハ「うええ。ドリアン、食べられないよ~」

ハルト「これまで果敢にバックパックひとつで、風俗も言葉も違う国に飛び込んでいったイロハでもドリアンは無理か~。人間、食ほど保守的なものはないというけれど、君を見ていると本当にそう思うよ」

イロハ「だって臭いんだもん」

ハルト「いや。最近のドリアンは本当に臭くないよ。品種改良されているみたい」

イロハ「嗅覚は生き残るためのセンサーだから。食べちゃいけないものを『臭い』と感じるんだよ」

ハルト「そんな馬鹿な。あんなにみんな食べてるじゃないか。そもそもドリアンは果物の王様と呼ばれているんだぞ。さあ。挑戦だ」

ハルト「(クチャクチャ…)ウマぁ。たまらん。うまいぜ!」

イロハ「私、パイナップルのほうがいい」

ハルト「味も値段も全然違うわ! ありとあらゆる食べ物の中で、世界一うまいのはパイナップルだっていう人はあまりいないだろうけれど、ドリアンだっていう人はたくさんいると思うよ。それほど違う。全然違う。とにかく違う。こりゃあ、メチャクチャうまいぜ!(最上級のうまさ)」

イロハ「でました。メチャクチャうまい! 食レポのできない男!」

ハルト「だってメチャクチャうまいんだもの。ほら、騙されたと思って、ひとかじりしてみなさいな」

イロハ「ううむ。(目を閉じて)クチャクチャ…あれ、そんなに臭くない。っていうかおいしいよ、なにこれ。バターと生クリームが濃厚に入った生チーズケーキみたいですごくおいしい。ええ、びっくりはじめておいしいと感じた。若い頃に食べた時は不味くて捨てたのに」

ハルト「年齢とともに味覚も鈍くなっていくから、若い頃は耐えられなかった強い刺激にも耐えられるようになるのかもね。更に味覚が鈍くなりすぎると、刺激が強くないと満足できなくなっちゃうのかも。これを『韓国トウガラシの法則』と呼ぼう」

イロハ「ああ。おいしかった。びっくりだわ。これを果物の中でいちばんおいしいという人がいるのが、わかった気がする。ねっとりとしたクリームチーズみたい。食感も他の果物とは違うね」

ハルト「ドリアンは熟女の味だな。駆け出しの若者にはまだあの味はわからんよ。腐ったタマネギのような、と言われることが多いあの臭いも、人によっては麝香の匂いと称する人もいるんだよ。英語表記はmusang king 猫山王だ。ジャコウネコの意味だよ」

イロハ「ベトナムのコピ・ルアクもジャコウネコ(の糞)から採れるコーヒーだよね」

ハルト「おそろしいね。ジャコウネコ。

しかし中毒性がある味だよね、ドリアン。他のフルーツでは替えがきかないよ。悪魔のフルーツとも呼ばれているんだ」

イロハ「手が伸びるやつ?」

ハルト「怪物くんか。そりゃ悪魔の実だろ」

イロハ「ズコー。昭和か! ルフィでしょ」

ハルト「ドリアンを丸ごとひとつ買って、屋台のテーブルでみんなで取り分けて食べているよね。まさにドリアン・パーティーだ」

イロハ「私、ちょっとドリアンにはまっちゃったカモ!? はまっちゃったから『ドリアン・コーヒー』、これも買ってみようよ」

ハルト「職場のお土産にいいね! みんなに配る前にまずはおれたちが食べてみよう」

ゴクゴク…

イロハ「うえっ。まずっ!」

ハルト「くさっ! こんなの飲めるか! 捨てよう」

お土産に買ったドリアン風味のコーヒーは、ガス漏れしたような臭いで、ドリアン大好きの私たちでさえ飲めませんでした。

果物のドリアンと、ドリアン味のお菓子は、全くの別物です。こういうところでドリアンは誤解されてしまうのだと思います。

日本には、ドリアンのおいしさを知る人がすくなくて、ほんとうに残念です。

果物の王様ドリアンは本当においしいです。東南アジアに行ったらぜひ食べてみてください。もしかしたらあなたにとって世界一うまい食べ物かもしれません。

悪魔の実は、実在する!

 

 

 

 

 

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