ドラクエ的な人生

Wi-Fiはなぜ無料なのか? 飛行機、バスができるなら、マイカーWi-Fiだってできるはず?

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そもそもなんでWi-Fiって無料なの?

普通は、携帯電話キャリアとモバイル契約を取り交わして、そこに通信料金を支払っています。

ところがWi-Fiは無線LANの規格のひとつ。それ自体は有線LANと同じでお金はかかりません。ローカルエリアでの個々の接続だからです。

Wi-Fiの電波を飛ばす機器「 Wi-Fiルーター」から先は、Wi-Fiサービスの提供者(あなたではない他の誰か)が通信料金を支払っています。

だから自分が契約している通信キャリアに対してデータ量を使用せず(無料で)ワイファイは使えるというわけです。

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飛行機は人工衛星を利用して地上の電波と通信している

 

ところでこのWi-Fiの電波は数十メートルほどの近距離しか届かないと言われています。それが、どうして飛行機のような高度と速度で飛ぶ乗り物で使えるのでしょうか?

答えは、人工衛星を利用しているから。

飛行機は人工衛星を介して地上の電波とやりとりをしています。その費用は航空会社が負担しています。なんでそんなことしてくれているのかというと「集客」「お客様サービス」のためですね。そして機内のWi-Fiルーターにつなげば、わたしたち利用者は無料でインターネットができるというわけです。

人工衛星を利用している以上、国内線も国際線も関係ありません。むしろフライト時間の長い長距離国際線ほどWi-Fiを設置していただきたいものです。

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高速バスの「無料Wi-Fi」のしくみ

ちなみに諸外国では長距離バスの車内でもWi-Fiが使用できます。接続してパスワードを入力するパターンが多かったです。今後広告を入れるためにメールアドレスの入力を求めるようなユーザビリティーの悪さはありませんでした。

バスのWi-Fiは飛行機のように人工衛星を利用しているのではなく、一般のモバイルWi-Fiと同じ仕組みで通信しているそうです。現在のところモバイルWi-Fiは通信範囲が狭く、通信速度が遅いために途切れがちですが、やがては広範囲、高速になっていくことでしょう。

そしてバスで利用できるということは、自家用車でも利用できるということです。

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電気自動車は「走るスマホ」。問題は常時接続の形式

 

テスラなどがつくる電気自動車は「走るスマホ」だといわれています。要するに常時インターネットに接続した巨大なIoT機器だというのです。

わたしたちのような車中泊族にとって、クルマでの移動は数時間単位です。それだけ長く車内で過ごすのに、ひたすら通信料金があがっていくのではたまったものではありません。

問題はインターネットとの接続方法ですが、通常のモバイル契約になるのか、もしくはWi-Fi形式になるのか、もしくはまったく新しい通信形式になるのか、今のところわかりません。

しかし常時接続するからには、使えば使うほどお金がかかる形式にはならないでしょう。

定額での利用。もしくはデータ利用させてもらうことを条件に無料になってくれればいいなと思っています。

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