すれちがった人の性別を当てる「男女当てクイズ」
この「性別当てゲーム」は日本では成立しません。そもそもクイズの対象となる人がほとんどいないので。ところがタイだと次から次へと性別不詳の人たちが現れます。おもしろい！
日本だと、時々いたとしても明らかなオカマなので「え、どっちかわからない」というトワイライトゾーンを味わうことはできません。
この性別当てゲームの面白さはタイに行ったことのある人にしかわからないでしょう。
こういう不謹慎なゲームを嫁と私は日本語で喋りちらして遊んでいます。
「凄い美人だけど男だよね」
「うん。オッパイでかいけど、背が高すぎるよね」
日本だと陰口、噂話は不謹慎だと慎んでいるんですが、海外だと容赦ないです。どうせ日本語なんてわからないとタカをくくって喋りちらして遊んでいます。
「国籍当てゲーム」。クイズの回答者でもあり、問題でもある我ら
この「男女当てゲーム」の亜流に「国籍当てゲーム」というのがあります。海外の観光地などで出会った人たちがナニ人か当てるというただそれだけのゲームですが、これもけっこう面白いので試してみてください。
「韓国人とは化粧が違うよね。日本人じゃないかな？」
「なかなかの美人だから中国じゃないよな」
なんて話していたら、中国語で喋っていたりします。昔よりも中国人は美人が増えました。経済が良くなると美人が増えるというのは本当です。
ロシア人とギリシア人の見分けがつくようになったら一人前です。手に『ロンリープラネット（ガイドブック）』を持っていたのですが、ギリシア文字もロシア文字も同じに見えるので、私には見分けがつきません。
日本に来ている観光客も中国人かと思ったら台湾人だったりするので見る目を磨いてください。反中の人が台湾人を迫害しないように心配しています。
ニイタカヤマノボレ。台湾最高峰・玉山登山。標高3,952ｍ。謝謝台湾。世界一の親日国。Thank you,taiwan
こんなふうに「国籍当てクイズ」を楽しんでいる我ら夫婦ですが、ある日のこと、こっちが他人を国籍当てクイズの対象にして遊んでいたら、自分が国籍当てクイズの対象にされていたことがありました。
「見ろよ、あの人、韓国人か？」
「いや、中国人だろう？」
「日本だよ、日本！」
と自分が国籍当てクイズの対象にされていました。
クイズの回答者かと思っていたら、いつの間にかクイズの問題にされていたのでした。