世の中には二種類の人間がいる。走れる人間と、走れない人間だ。
それは走れる人間と、走れない人間だ。
私が軽快に走り抜いていく歩道に、歩くのもおっくうだという太った女性が太い足を一生懸命に動かしていた。よくもまあそこまで太れたものだ。そこまで行きつく手前で手をうつことはできなかったものか?
世の中には走れる人間と走れない人間がいると思う。二種類の人間がいると思うのだ。なにもこれはランニングに限ったことではない。ビジネスでも人生のステージでも同じことがいえる。
走れる人間がトップギアで人生の激坂を走り抜けていくのを尻目に、走れない人はいつまでも腰を上げることができず同じ場所にとどまりつづける。立ち上がって前に進もうともしない。なかなか仕事にとりかかれない。次の仕事に移れない。走れない人間は仕事が遅い。仕事ができない。何も考えることをしない。流されて生きていく。
そんな人間をたくさん見てきた。
快楽のランニング・ダイエット。アドレナリンが血糖値を上げ、食欲を抑える
フィジカルでもメンタルでも二種類の人間がいる。走れる人間と走れない人間だ
フィジカルでもメンタルでも二種類の人間がいる。走れる人間と走れない人間だ。純粋にフィジカルに走れる人間とそうでない人間がいるのと同じように、メンタル面でも走れる人間と走れない人間の二種類がいる。
ランニングが嫌いな人は、たとえば夏は暑いから走れないとかいう。そういう人は冬は寒いから走れないというだろう。結局、走らないのだ。
もちろんランニングはできなくても、太ったギーグのように、ビジネス面でものすごい速さで走れる人もいる。
文武両道という言葉があるが、私は武道家じゃないので、走ることで例えたい。フィジカル面でもメンタル面でも走れる人間でありたい。
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このブログの作者の書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』のご紹介
この本は勤務先の転勤命令によってロードバイク通勤をすることになった筆者が、趣味のロードバイク乗りとなり、やがてホビーレーサーとして仲間たちとスピードをガチンコで競うようになるところまでを描いた自転車エッセイ集です。
※書籍の内容
●スピードこそロードバイクのレーゾンデートル
●軽いギアをクルクル回すという理論のウソ。体重ライディング理論。体重ペダリングのやり方
●アマチュアのロードバイク乗りの最高速度ってどれくらい?
●ロードバイクは屋外で保管できるのか?
●ロードバイクに名前をつける。
●アパートでローラー台トレーニングすることは可能か?
●ロードバイククラブの入り方。嫌われない新入部員の作法
●ロードバイク乗りが、クロストレーニングとしてマラソンを取り入れることのメリット・デメリット
●ロードバイクとマラソンの両立は可能か? サブスリーランナーはロードバイクに乗っても速いのか?
●スピードスケートの選手がロードバイクをトレーニングに取り入れる理由
初心者から上級者まで広く対象とした内容になっています。
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走る快楽を知らないと、人は同じ場所にとどまりがちだ
走る快楽を知らないと総じて人は同じ場所にとどまりがちだ。それはフィジカル面でもメンタル面でも。
私も断捨離だとかミニマリストという言葉の裏で、デジタルエクスペリエンスにおいて長く同じ場所にとどまりすぎたと反省している。新しい経験をせずに平気で過ごしすぎていた。その方面では「走らない人間」であったのだ。
これからはパソコンもスマホもどんどん最新の体験を取り入れていこうと思う。そのためにはお金を使うことを覚悟しなければならない。
海外でeSIMを使いこなすには、まずはeSIMを導入しないことにははじまらない。
海外旅行にモバイルWiFi、トラベラーSIM、eSIMは必要か
この時代にVR体験をしないのももったいない。しかしグラフィックボードを備えた新鋭機種にパソコンを買い替えないことには、そんな体験はいつまでも手に入らないだろう。
走るために走らなくてもいい。遊ぶために走るだって構わない。きっかけは遊び心でもいいのだ。重く沈んだ腰を持ち上げて立ち上がり、走り出せるきっかけさえあれば。
自分が同じ場所にとどまっていると思ったら、精神が遅滞しているのだ。走り出さなければ。
「スピードがすべて」by豪速のアリクラハルト