ランニング・ダイエット

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どうもハルトです。みなさん今日も元気に走っていますか?

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ランニング・ダイエットの効果は絶大

ダイエットのためにランニングをはじめようとする人がたくさんいます。特に女性に多いですね。

今日はそういう方のために、市民ランナーの三冠グランドスラムを達成している私が、ランニング・ダイエットについて体験的に知ったことを書こうと思います。研究者ではなく実験動物の立場で語ります。そしてなぜそのようなことが起こるのかについて解説します。

ありがちな、誰でも知っている視点、解釈については省略させていただきます。

ダイエットのありきたりな解説というのは、『ダイエットというのは消費カロリーが摂取カロリーを上回ることであり、ランニングは消費カロリーを上げるのに有効です』とかいうやつです。もう目が腐るほどいろいろなところで見たり聞いたりしていますよね。

もうそんな情報いりませんよね?

そんなことはもう誰でも知っていますし、その差し引きがうまくできないから問題が発生しているわけです。

たしかにランニングはただ座っているよりもカロリーを消費しますからダイエットに効果があります。でもその分ハラが減って食べてしまったらダイエット効果なんかゼロです。

ランニング・ダイエットの記事を見ると、最後には「ストレス解消になって気分スッキリ」とか「血行が促進されて肌がつやつやになる」とか最後の結論が「体重減とは別の内容」にすり替わっている記事をたくさん見かけます。私はそういう記事を書くつもりはありません。

ダイエッターの女性が知りたいのは実際に体重減に効果があるのかどうかだと思います。

結論から先に書きますと、ランニングのダイエット効果は絶大です。

なぜって走ると食欲が抑えられるからです。

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なぜ走ると食欲が抑えられるのか?

走っていない人は「そんなわけない。運動したら腹が減るに決まっている」と想像すると思います。ところがやってみればわかりますが、なぜか不思議なことに「走ると食欲が抑えられます」。想像と実際とは違うのです。水は飲みたくなりますが、何かを食べたいという気持ちは遠ざかります。

この現象を私はこのように解釈しています。

『有酸素運動によって脂肪が分解されて栄養素として利用されるモードに入るため、運動後も脂肪分解モードの間は栄養価の高い血液が維持されるため腹が減らない』。

もちろん脂肪分解モードが終了すれば腹は減ります。しかしそもそも「太っている」というのは「腹が減る」→「食べ過ぎる」を繰り返すから起こることです。

極論すれば、腹が減ったら寝てしまえば太りません。寝ている最中は食べる行為が行えないわけですから。(ただし寝て痩せるのは筋肉が落ちることが原因なので要注意です)

もしお腹が減っていなければ、無理して食べる必要はありません。一日三食は絶対のルールではありません。空腹でないなら一日二食でもいいでしょう。空腹状態は健康にいいと言われています。空腹状態になると、免疫細胞は病原菌を積極的に食べるのだそうです。デブの方が体が弱いのはこのせいではないかと思います。また消化器系が排泄モードになり、お通じがよくなり、宿便の分だけ体重が減ります。

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快楽のダイエット

それだけではありません。空腹には快楽があります。

ダイエッターが何度もダイエットを繰り返すのは、空腹の快楽のゆえだと思っています。

満腹状態と比べるとわかりやすいのですが、脳がクリアになり、世界が澄んできます。生存本能がよびさまされて、より生きている実感が強くなります。

腹が減っていると、獲物を捕えないと死んでしまうモードになり、肉体に活力が満ちてくるのです。

また、何かを美味しく食べたい時は「空腹時」に限ります。もう同じものとは思えないぐらい腹が減っていると食べるものが美味しいです。空腹は最高のスパイスと言います。

医学的にもアドレナリンが分泌されると血糖値が上昇するのだそうです。アドレナリンは別名、闘争ホルモンと呼ばれています。走るというのは何かに抗う行為です。重力に抗い、風に抗います。それだけでなく、ライバルに抗い、年齢に抗い、怠惰な自分に抗います。そうして分泌されたホルモンが、あなたを力強く走らせ、また食欲を抑制してくれるのです。

走ることは快楽です。ランニング・ハイ(ランナーズ・ハイ)と呼ばれますが、一種の恍惚状態が訪れます。走ることをやめられなくなるのは、この恍惚状態のゆえです。

この現象を私はこのように解釈しています。

『走り始めは苦痛であるため、その苦痛を消すために脳内モルヒネがドバっと分泌される。走ることにはやがて慣れて苦痛ではなくなるが、脳内モルヒネはひきつづき分泌されるため、恍惚感だけが続く』。

走ることに熟達すればするほど、恍惚状態に達しやすくなります。

またランニングというのはウォーキングと違い「宙に浮く運動」です。浮遊感があり、これもクセになります。単純に、気持ちがいいのです。

この「気持ちよさ」のためには、軽いことは最重要課題になってきます。

空を飛ぶ鳥などは骨までスカスカにして体重を軽くしているのです。

ここまで来ると、太ることは浮遊する快楽を捨てることにもなるのです。

ランニング・ハイの恍惚が強烈であればあるほど、太ることからは距離を置こうという気持ちになります。

そもそも走ることで膨大なカロリーを消費していますから、食べても太りませんけどね。

ダイエットを我慢と捉えるのではなく、快楽を意識すれば、自然と痩せることができます。

苦痛を味わいながら痩せるのではなく、ランニング・ダイエットで快楽にひたりながら、あなたも痩せてみませんか?

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~~このサイトについて~~

比叡山の大阿闍梨(千日回峰行者)様を超える生涯走行距離の中で走りながら感じたことをサブスリーランナーが綴るコラム。

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プロフィール


サンダルマン・ハルト。雑誌『ランナーズ』等に執筆歴のあるライター。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。サブスリーランナー。グランドスラムの達成者(100kmサブテン。富士登山競争登頂)。スイス・ブライトホルン。マレーシア・キナバル山。台湾・玉山ニイタカヤマ。南アルプス全山縦走など登山歴も豊富。キャンプ・車中泊マニア。アウトドア派の放浪の旅人。現在、仮想地球一周ランニング中。
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