日月火水木金土カレンダーと、月火水木金土日カレンダー
私のスマホのカレンダーを後ろから覗き込んで、ウチの妻が言いました。
見にくいなあ。「日月火水木金土」じゃないんだ
私のカレンダーは「月火水木金土日」設定になっています。なぜこうしているかというと遊びを中心に生きているからです。連休を中心に車中泊などの「日帰りでない遊び」を組み立てているために、土日が離れていると予定表として使いにくいのです。
どうしてきみは「日月火水木金土」仕様のカレンダーをつかっているの?
卓上で使っているカレンダーと違う設定にするとわからなくなっちゃうから。たいていのカレンダーって「日月火水木金土」じゃない?
なるほどたしかに一理あります。紙ベースのカレンダーは「日月火水木金土」仕様になっていることがほとんどです。
でもどうしてそういう仕様になっているのでしょうか?
スマホのカレンダーアプリでは「日月火水木金土」仕様でも「月火水木金土日」仕様でも、使用者の好みで設定変更できる
それに対してスマホのカレンダーアプリでは「日月火水木金土」仕様でも「月火水木金土日」仕様でも、使用者の好みで設定変更できるようになっていました。
私は設定を変更して「月火水木金土日」と週休二日が並ぶようにカレンダーを変更しているのです。
でもどうして「日月火水木金土」カレンダーが標準なのでしょうか?
この使用はたとえば元号法によって元号使用が公式化されているように、日月火水木金土を標準仕様とするような公式ルールがあるのでしょうか。
これは日本だけの仕様なのでしょうか?
聖書の天地創造では七日目に神は休まれた。キリスト教国のカレンダーはどうなっているのか?
聖書の天地創造では、神は六日間はたらいて、七日目に休息されたとしています。それが休みの日=日曜日なのだから、キリスト教国では「月火水木金土日」カレンダーをつかっているような気がします。
キリスト教国ではどんなカレンダーをつかっているのでしょうか?
聖書の神が休まれた安息日は土曜日
いろいろ説があるようですが、わたしが想像したとおり、曜日というのはやはり聖書が関係しているようです。
はじめに神は「光あれ」と叫んで六日間天地創造の御業を振るわれた後、七日目に休息されたとしています。それが土曜日なのだそうです。だからユダヤ教徒の安息日は土曜日です。
「光あれ」と叫んだ初日が日曜日なのですね。
※厳密にいうと、1日目に神は昼と夜をつくりました。そして4日目に太陽と月をつくりました。初日の昼はいったい何の明かりだったのでしょうか(笑)??
私は安息日=休日なのだから、安息日が日曜日かと誤解していました。ユダヤ教徒の安息日は土曜日なのだそうです。
それがどうしてキリスト教国で土曜日ではなく日曜日が休みになったのかというと、イエスが日曜に復活されたからだそうです。ユダヤ教との差別化ということもあったようです。
つまりもともと「日月火水木金土カレンダー」が世界標準だったようです。元号のような日本だけの特殊なカレンダーではないみたいです。
世界標準なんてものは幻想。世界基準なんて存在しない
もっともカレンダー世界標準なんていうものは幻想かもしれません。現在でもイスラム教国には太陰暦(太陽ではなく月を基準にした暦)を使っている国もあります。カレンダーなんていうものは、使用者の使いやすいように使えばいいのです。
だから私は週休二日、土日を並べて使っています。なんか土日が離れていると連休じゃないみたいな気になりませんか?
みなさんはいかがでしょう? 土日が並んでいた方が使いやすくないですか?