ドラクエ的な人生

車中泊の停車場所。『ビールはガソリン』居酒屋が近くにあるとよい

このページは、車中泊の穴場の宿泊場所について書いたページです。

車中泊における「泊まる場所」というのは、要するに「クルマを停める場所」という意味になります。

道の駅とか、サーファー用の海辺の無料駐車場とか、湖畔の観光用駐車場とか、そういうところは誰でも思いつきます。

でもそれらが近くにない場合があります。

最後の頼みは公園ですが、都会の公園に限って、夜は駐車スペースが閉じられてしまうことが多々あります。

道の駅が近くになくて、フリー駐車場が近くになくて、公園の駐車場が閉じてしまっている場合、どこに泊りましょうか?

しかたがありません。最後の手段をお教えしましょう。

それは市役所や公民館など公共施設の駐車場です。

公共施設の駐車場は、たいてい閉じていません。

暗くなってから停めて、早朝に発つ分には、車中泊の穴場の宿泊場所だと言えるでしょう。

車中泊の持ち物リスト
車中泊の旅でいちばん大切なのは現金とキャッシュカード・クレジットカードです。 あたりまえですが、金さえあれば何とかなります。 創意工夫で何とかするのが車中泊アウトドアの醍醐味ですが、やはり必要最低限のグッズはもって行った方が快適です。

【この記事を書いている人】

瞑想ランニング(地球二周目)をしながら心に浮かんできたコラムをブログに書き綴っているランナー・ブロガーのサンダルマン・ハルトと申します。ランニング系・登山系の雑誌に記事を書いてきたプロのライターでもあります。日本脚本家連盟修了生。その筆力は…本コラムを最後までお読みいただければわかります。あなたの心をどれだけ揺さぶることができたか。それがわたしの実力です。

初マラソンのホノルル4時間12分から防府読売2時間58分(グロス)まで、知恵と工夫で1時間15分もタイム短縮した頭脳派のランナー。市民ランナーの三冠王グランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。ちばアクアラインマラソン招待選手。ボストンマラソン正式選手。地方大会での入賞多数。海外マラソンも完走多数(ボストン、ニューヨークシティ、バンクーバー、ユングフラウ、ロトルアニュージーランド、ニューカレドニアヌメア、ホノルル)。月間走行距離MAX600km。雑誌『ランナーズ』で数々の記事を執筆していた物書きです。「頭のよさで走り勝つことはできるか?」その答えを書いたハルトの【サブスリー養成講座】を展開しています。

また、現在、バーチャルランニング『地球一周走り旅』を展開中。ご近所を走りながら、走行距離だけは地球を一周しようという仮想ランニング企画です。

そしてロードバイク乗り。朝飯前でウサイン・ボルトよりも速く走れます。江戸川左岸の撃墜王(自称)。スピードが目的、スピードがすべて。ロードバイクって凄いぜ!!

山ヤとしての実績は以下のとおり。スイス・ブライトホルン登頂。マレーシア・キナバル山登頂。台湾・玉山(ニイタカヤマ)登頂。南アルプス全山縦走。後立山連峰全山縦走。槍・穂・西穂縦走。富士登山競争完走。日本山岳耐久レース(ハセツネ)完走。などなど。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。

その後、山ヤのスタイルのまま海外バックパック放浪に旅立ちました。訪問国はモロッコ。エジプト。ヨルダン。トルコ。イギリス。フランス。スペイン。ポルトガル。イタリア。バチカン。ギリシア。スイス。アメリカ。メキシコ。カナダ。インドネシア。マレーシア。ニュージーランド。タイ。ベトナム。カンボジア。ネパール。インド。中国。台湾。韓国。そして日本の27ケ国。パリとニューカレドニアを別に数えていいなら訪問都市は100都市をこえています。(大西洋上をのぞいて)世界一周しています。ソウル日本人学校出身の元帰国子女。国内では青春18きっぷ・車中泊で日本一周しています。

登山も、海外バックパック旅行も、車中泊も、すべてに共通するのは必要最低限の装備で生き抜こうという心構えだと思っています。バックパックひとつ。その放浪の魂を伝えていきます。

千葉県在住。夢の移住先はもう決まっています!!

※この稿の内容は以下のとおりです。

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車中泊する場所の穴場は市役所、公民館などの公共施設の駐車場

車中泊の旅をしています。

登山用のアタックテントも所有しているのだが、とにかく車中泊の方が使い勝手がいいために、最近は車中泊ばかりです。

車中泊はテント泊にくらべて、非常に敷居が低いからです。

どういう点が敷居が低いのかと言えば、まずは場所です。

車ならば道の駅や公園の駐車場を筆頭に、どこにでも止められます。

日本は自動車天国ですからね。

道の駅とか、サーファー用の海辺の無料駐車場とか、湖畔の観光用駐車場とか、そういうところは誰でも思いつきます。

しかしそれらがなかったらどこに泊ればいいでしょうか。

最後の頼みは公園ですが、都会の公園ほど夜は駐車スペースが閉じられていることが多いものです。

道の駅が近くになくて、フリー駐車場が近くになくて、公園の駐車場が閉じてしまっている場合、どこに泊まりましょうか?

しかたがありません。最後の手段をお教えしましょう。

それは市役所や公民館など公共施設の駐車場です。

この場所は門扉で閉められることもないし、道路じゃなくて駐車場だから、車を停めても大丈夫なはず。

公共施設である。火など使わない以上、深夜に寝るぐらいなら、今まで問題になったことは一度もない。

暗くなってから停めて、早朝に発つ分には、車中泊の穴場の宿泊場所だと言えるでしょう。

そして近くに居酒屋がないか、確認します。

コンビニでビールを買って車中で飲んでもいいのですが、やはり暖かいちゃんとした料理にはかないません。

市役所のあたりは街いちばんの繁華街であることが多いので、たいてい歩いてすぐのところに居酒屋があります。居酒屋で飲んで、宿泊代がわりに地方にお金を落として、車中泊で寝るようにしています。

居酒屋で歯を磨いてもいいのですが、市役所には外トイレが設置してあることが多いのでそこでも歯を磨けます。

ランナーにとって、ビールはガソリン。明日の朝ランが楽しみです。

最高です!!

※市役所の駐車場は、深夜にスケートボーダーとかBMXなどが練習場所にしていたり、チョイ悪がたむろっていたりするケースもありますから、注意が必要です。

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道の駅にテントをひろげるのは、敷居が高い。危ない。

これに対して、テントをひろげるとなると、どこでもという訳にはいかない。

道の駅の広場では管理者に注意される危険がある。

道の駅の駐車場は車を停めるための場所だが、道の駅の広場はテントをひろげるための場所ではないからだ。

何よりも目立つ。

すくなくともお店がオープンしている間はまずい。

閉店後に広げて、開店前に畳むのならば、ギリギリOKかもしれないが、疲れ切った体で閉店まで夜を待つのは辛い。

ソフトシェルのテントは危ない。怖いという欠点もある。

道の駅でも車の侵入がない公園的な場所ならまだいいが、時々駐車場にテントをひろげている人を見ることがある。

よくやるなあ、と思う。車の近くでテントをひろげるなんて怖くないのかしら。

飲酒運転の車に引き殺される可能性がある。

寝ている間に天国へと旅立つかもと思うとおちおち眠れやしない。

すくなくとも山で熊に襲われるよりも確率が高いであろう。

ハードシェルゆえに車中泊ならば、酔っ払いが車で突っ込んできてもまあ死ぬことはない。

海岸の強風にも問題ない。

雨が降っても完全防水である。

防犯上もテントよりは確実に安全だ。なにせ鍵がかかるのだ。暴漢も車の大音響クラクションには怯むだろう。

人間は安心感に包まれてやっと眠れるのだ。

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翌朝どうせ車で出発しなければならないではないか。

テントだといちいち畳まなければならないため面倒である。車ならそのまま出発できる。

ちなみに私は車の後部座席を倒して布団は引きっぱなしである。布団と一緒に旅するのが好きだ。

どこでもいつでも眠れることほど自由なことはない。

テント泊よりも車中泊の方が圧倒的にお手軽なのである。

ホテルの予約もなく、出発の時間も未定。到着の時間も未定。今夜の寝る場所も未定。

だけど何の心配もりません。

布団を積んだ車さえあれば、ね。

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サービスエリアはマナー違反車がうるさくて眠れない場合がある

高速道路のサービスエリアに停めるのも無難な選択ですが、あまりお勧めできません。

駐車している車の密度が高いからです。

すぐ隣のスペースに、車が停まりますからね。

隣に停まった車がエンジンをかけっぱなしのマナー違反者だと最低です。

音と振動で眠れません。

目隠しと耳栓は車中泊の必需品です。

それでも隣の車のエンジンは、安眠するにはうるさすぎます。

車中泊の持ち物リスト
車中泊の旅でいちばん大切なのは現金とキャッシュカード・クレジットカードです。 あたりまえですが、金さえあれば何とかなります。 創意工夫で何とかするのが車中泊アウトドアの醍醐味ですが、やはり必要最低限のグッズはもって行った方が快適です。

なので私はあまり使いません。

最悪なのは大型トラックです。

近くのトラックがエンジンをかけっぱなしだったら、絶対に眠れません。

さて、眠くなってきたし仕方なくサービスエリアに駐車する場合、どこらへんに止めるのがベターな選択でしょうか?

売店トイレに向かって一列目は避けた方がいいでしょう。

施設にもっとも近い一列目は人通りが多く、話し声が聞こえますし、他人の視線も気になるところです。

逆に一番施設から遠い場所がいいだろうと思ってそこに錨を下したところ、ひどい目に遭いました。

そうです。施設から一番遠い場所は、大型トラックさんの定宿場所なのでした。

普通車の車中泊ではエンジンは切るのがマナーとされているのですが、トラックの運ちゃんはそんなマナーお構いなしです。

気候によりますが、むしろエンジン切らない人の方が多いんじゃないでしょうか。

社用だからガソリン代も自分持ちじゃありませんしね。すこしでも快適に寝たいんでしょう。

だが、

うるせっつーの、こんにゃろー。

あ、もちろん心の声です(笑)。

私のような遊び人よりも仕事のクルマ優先で結構ですよ。

こっちはその日限りですが、トラックドライバーはもしかしたら毎日そこで寝ている人もいるかもしれません。

しかし大型車のエンジン音は普通車の比じゃありません。

うるさくて、とても眠れたものじゃありません。

すぐそばで地盤を固める機械をドドドドーと作動させられたようです。

とても寝る環境ではありません。

耐えられず、クルマを移動させたことが何度もあります。

大型トラックのそばに停めるぐらいなら、まだ一列目の方がましです。

もし停められるのならば2列目がいいでしょう。

大型トラックの近くは絶対に避けるようにしてください。

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車中泊の定番「道の駅」

道の駅は車中泊の宿泊地の定番です。

高速道路のサービスエリアほどには混み合っていません。

私もよく使います。道の駅。

多くの車中泊族が道の駅を乗り継いで日本中を旅しています。

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問題は、道の駅はそれほど風光明媚な場所にあるとは限らないというところでしょうか。

地産の農産物などを売ることも道の駅の目的なので、農家が野菜を搬入しやすい場所(売れやすい場所)に道の駅はあります。

必ずしも道の駅は最高のロケーションとは限りません。

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定宿ポイントは海辺のサーファー駐車場

太平洋沿いはトイレが併設されたサーファーが使用している無料公共駐車場がたくさんあります。

そこに車を止めて寝ることが多いです。

リアルに波音を聞きながら眠れます。

どんな別荘も高級ホテルもこれほど海のそばではありません。

一晩ウン万円の宿よりも、もっと海に近く景色の良い場所に、無料で止まれてしまえるのですから、やめられません。

海辺のサーファー駐車場の場合、ファミレスがそばにあれば、そこでビールが飲めます。

コンビニでビールを買って飲んでいるお仲間もたまに見かけます。

長旅していれば、いつも居酒屋というわけにはいきません。

テントに泊まるよりもはるかに安全な車内で快適な夜を過ごしたら、朝はサーファーに起こされます。

太陽が昇る頃、サーファー達はやってきます。

ハッチバックをあけて、ウェットスーツに着替えます。

その音で目が覚めて、外にでると、朝日が昇るのを眺めることができます。

普段、仕事をしていて、朝日を眺めることなんて滅多にありませんが、車中泊の旅では星空や朝日をたくさん眺めることができます。

その感じが車中泊の最大の魅力です。

おそらくサーファーたちも同じよろこびを共有しているものと思います。

ウエットスーツを着たサーファーたちが、波に乗っています。

のんびりとそれを眺めるのです。

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実際の例

長く車中泊をつづけていると、いろんなことがあります。

車中泊のキモは寝る場所の確保です。

それ以外はただの日帰りドライブ中のクルマと変わらないんですから。

寝る場所は、風光明媚な場所がお勧めです。

目が覚めたら目の前に富士山とか、光り輝く海とかあったら最高じゃないですか。

しかし予想に反して眠れる場所が見つからないことがあります。

とくにクルマが都会を抜けきらないのに眠くなっちゃったりした時に、そういう羽目に陥ります。

車中泊の駐車場所は、田舎ほど見つかりやすく、都会ほど厳しくなるというのが鉄則です。

初心者の方は都会での寝る場所探しに困ることがあるかもしれません。

それは広島市でのことでした。

原爆ドームとか平和記念公園とかひと通り見て、広島風お好み焼きを食べたらもう夜になっていました。

しかし今夜は車中泊。

ベッドと一緒に旅をしているようなものです。何の心配もいりません。まして広島市は海が目の前です。

これまでの経験上、海辺にはサーファーがクルマを停めるフリーの駐車場が必ずありました。

そういう駐車場にはたいていトイレも併設されています。

泊まる場所の王道のひとつです。

今夜は余裕で宿泊地が見つかると思っておりました。

明日は起きたら海辺を散歩しましょう。

しかし広島市の瀬戸内海ぞいに、そんな場所はひとつもありませんでした。

山が海に迫っているところに街がぎっしりと貼りついていて、無料の駐車場どころではありません。

広島は大都会でした。

いやあ。まいった。

瀬戸内海は、太平洋に面した海とは全然違います。

島へと向かう船着き場や工場や店舗や何やかやでぎっしりと埋まっていて、フリーの駐車スペースなんかありませんでした。

結局、クルマの来ない都市公園の脇でひっそりと眠ることに。

斜面だったせいか、寝心地悪かった~~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別の日のケースですが、同じく都市公園の脇で眠ることにしたら、その公園はカップルが夜にお散歩に来るような場所で、いちいち覗き込まれて眠れませんでした。

車中泊のビギナーはこうやって経験値をあげていくのです。

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✖✖はレベルが上がった(まとめ)

どうしても困った時には、公共施設を狙います。

公園とか市役所とか公民館とかの駐車場は空いてないかな?

自転車旅で全国を回っている人と遭遇したりします。

そこが都会であればあるほど、公園内駐車場や公共施設駐車場は車止めポールで進入できないようになっていることが多いので注意が必要です。

最悪の場合は、そこらへんに停めて寝てしまいます。

クルマの来ない、なるべく目立たない場所で。

人が寝た後に駐車して、人が起きる前に発車してしまっているので、誰にも気づかれず、誰にも迷惑をかけてはいません。

ひょっとすると今夜、あなたの家の公園の脇にも、誰か車中泊の車が停まっているかもしれませんよ(笑)。

注意されたらすぐに移動するので、見逃してくださいね。

車中泊の持ち物リスト
車中泊の旅でいちばん大切なのは現金とキャッシュカード・クレジットカードです。 あたりまえですが、金さえあれば何とかなります。 創意工夫で何とかするのが車中泊アウトドアの醍醐味ですが、やはり必要最低限のグッズはもって行った方が快適です。
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