ラグビーワールドカップ2019日本大会が南アフリカの優勝で終了しました。
ここでは世界各国の国技について考察しています。
ラグビーが国技の国の女性たちは、文句を言わないのだろうか
ラグビーワールドカップが終了した。ほとんど全部の試合を見た。
大学ラグビーを見ているとあまり感じないのだが、ワールドカップに出てくる世界の代表選手たちは実に髭面が多い。
ロードバイクの選手がすね毛を剃るのとは逆に、髭を伸ばさないとラガーマン失格といわんばかりである。
髭を生やすとオッサンに見える。年上のおっさんかと思っていたらまだ20代前半の年下選手でびっくりしたこともあった。
ラグビーは男の競技だなあ、とつくづく思って見ていたら、優勝した南アフリカの国技はラグビーだとテレビが言ったので驚いた。
ラグビーのようなヒゲ男しかやらないような競技が国技でいいのだろうか、と。
議員定数から国立大学の合格者数まで男女同数にしろという女権論者の方は、ラグビーみたいな髭男スポーツが国技で文句を言わないのだろうか、と不思議に思ったのである。
考えてみればオールブラックスのニュージーランドの国技もラグビーだ。
それらの国の女性の権利を主張する人たちは文句を言わないのだろうか。
どうして女権論者は国技が相撲で文句を言わないのだろうか
ひるがえってよく考えてみれば我が国の国技は相撲である。
これはもう絶望的に男の競技である。
全裸にふんどしである。ちょんまげである。
女性が参加できるどころの騒ぎではない。
今回、この稿を書くにあたって調べたら、相撲が国技というのはとくに法令や政令で定められているわけではないらしい。
ニュージーランドや南アフリカのラグビーも同じようだ。
法令や政令で定められていないから、主張する女性たちは「一部が勝手に言っているだけ」と放置しているのだろうか。
しかし女性も含め日本人100人に聞いたら全員が「国技は相撲だ」と答えるだろう。
しかし「国技の相撲を女性もやろう」とは誰も言わない。
どうして誰も文句を言わないんだろう。
なんだか不思議だなあ。