ドラクエ的な人生

オーディオブックは究極の文章上達法

このページは「文章がうまくなりたい人」に向けて書かれています。

耳がよくなければ、文章はうまくなりません。

文章がうまくなりたければ、目を閉じて耳を澄ませましょう。

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このブログの著者が執筆した「なぜ生きるのか? 何のために生きるのか?」を追求した純文学小説です。

「きみが望むならあげるよ。海の底の珊瑚の白い花束を。ぼくのからだの一部だけど、きみが欲しいならあげる。」

「金色の波をすべるあなたは、まるで海に浮かぶ星のよう。夕日を背に浴び、きれいな軌跡をえがいて還ってくるの。夢みるように何度も何度も、波を泳いでわたしのもとへ。」

※本作は小説『ツバサ』の前編部分に相当するものです。

アマゾン、楽天で無料公開しています。ぜひお読みください。

Bitly

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オーディオブックとは耳で聞く読書

注目しているYouTubeに『Dr.ヒロの実験室』というサイトがあります。

「マルチ商法の成功者」というDr.ヒロがいろんなことを語っているサイトです。

マルチの成功者というだけあってトーク能力が群を抜いていて面白いのです。

そのDr.ヒロが、【時間が2倍になる】人生が確実に変わる習慣TOP3

という動画の中で、人生が変わる習慣断トツ1位として、オーディオブックを紹介していました。

実は、私も禿同はげしく同意)です。

オーディオブックは人生を変える可能性を秘めていると思っています。

どうすれば文章がうまくなることができるのか。文章の上達方法とオーディオブックの使い方、効用について、以下に述べていきます。

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文章の上達=耳から体に文章リズムを覚えさせること

従来の目で見る読書を、音声化して耳で聞く読書としたものがオーディオブックです。

スマホにダウンロードして、好きな場所、好きな時間に聞けるという利便性があります。

手も、目も使わない新しい読書です。

目を閉じてじっと聞くというのも一つの使い方です。老眼で細かい字が読めない人が、大活字本を読みますが、大活字本の代わりにもなります。

しかし一番のオススメの使い方は「ながら読書」です。オーディオブックは耳を塞ぐだけなので、足や手、目や口は使うことができます。何か他のことをしながらオーディオブックを聴くことが可能なのです。

ランニングをしながら、家事をしながら、通勤をしながら、食事をしながら、聴くことが可能です。一石二鳥を狙えるメディアということですね。

多くの人はオーディオブックに情報を求めています。情報収集に最適なメディアだと紹介されることもあります。

たしかに他の何かをしながら情報を得ることもできるので、その効果はあります。

しかし私は耳から朗読を聞くことには、他の可能性を感じています。それは文章のリズム感をからだにおぼえさせること。すなわち文章の上達です。

オーディオブックという「聞く読書」

盲目の詩人ホメロス『イリアス』『オデュッセイア』やミルトン『失楽園』など、聖なる詩といわれる文学ほどオーディオブックで聴きたいものです。

盲目の詩人が紡いだ詩は、目を閉じて耳から聴くのに適しています。

私はオーディオブックは究極の文章上達法だと主張しています。

盲目のホメロスやミルトンが耳から得たものから聖なる詩を紡いだことこそ、私の主張の何よりの証拠ではないでしょうか。

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オーディオブックは究極の文章上達法

文章の才能というのは、音楽の才能に似ています。みなさん、漢字で書けない言葉でも、使うことはできますよね。

ビジュアルよりも語感が言葉の本質であることの証拠です。

絵から発展した漢字(象形文字)は、見てイメージが頭に入ってくるすぐれた文字なのですが、それよりも語感(音)のほうが人間の言語活動の根幹だということです。

スペルミスがあっても、言葉はつかえます。言葉というのは語感で覚えているからです。耳からたくさんの言葉をインプットすると、文章がサクサク書けるようになります。

逆にいうと、文書が不得意という人は耳が弱いのです。

ラップの歌詞は韻を踏んでいますが、どうしたらあんな歌詞が書けるんでしょうか。答えは「耳」です。耳がいいから、ああいう歌詞がパッと思いつくのです。

目で読書するだけではラップの歌詞は書けません。

音楽において一流の作曲家が不協和音を用いないように、文章家はリズム感を崩すような不自然な言葉は使わないようになります。それが文章センスです。文章センスは磨くことが可能です。それにはたくさんの言葉を聴くことです。

ろくに本を読まないテレビっ子が言葉をつかえるのは、テレビの音声を聴いているからです。

耳から聞いたことが確実にあなたの文章を上達させます。ものを考える時にも、言葉という道具が絶対に必要です。

その道具の使い方、上達したいですよね? 耳がよくなると、言葉のセンスがよくなって、言語能力が上達します。音楽家と同じです。いい文章家は、いい音楽家と似ています。

音楽家が耳を鍛えるように、文章家も耳を鍛えるのです。そのとき役に立つのはオーディオブックです。

『伝え方が9割』言葉の無力、不能を嘆くより、伝え方にベストを尽くす。

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使い方のコツは、一度読んだ本の復習として聞くこと

オーディオブックの使い方のコツをお教えしましょう。それは、すでに知っている内容の本をダウンロードすることです。

私は「はじめての本」をオーディオブックで聞くよりも、すでに一度読んで内容を知っている本を繰り返し聞くときにこそ、オーディオブックが真価を発揮すると思っています。

どうせ細切れの耳読書です。

たとえば通勤途中に聴く場合、会社に着いたら、そこで耳読書は中断です。はじめての本だと中断はけっこうストレスがたまります。

満員電車や駅の雑踏の中での「ながら読書」だと、どうしても耳に集中できない場面が出てきて、内容が頭に入ってこない場合があります。新書を耳だけで理解するのはキビシイ場合があります。

それよりも一度読んだ本の復習として使用するのが正解です。一度読んだ本ならば、「ながら読書」でもすぐに内容が理解できるし、章の途中で中断してもストレスにはなりません。

そもそも一度読んだ本ならば、何も最初から聞くことないじゃありませんか。適当なところから聞けばいいのです。最初から聞くと能書きばかり聞かされますよ(笑)。

重要だと思う箇所を繰り返し聞くこともできます。いい本というのは途中から読んでもいいものです。部分だけでもいいのが良書です。

私の場合は、就寝前に目を閉じて聴いていることもあります。聴きながら寝落ちすることもあります。それでも「昨夜、いいこと言っていたなあ」という印象は残っています。

翌朝、起床してからそこを確認しています。するとスッキリ内容が頭にはいります。

復習こそ習得の王道だからです。

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『オーディブル(audible)』でオーディオブックを無料体験してみる

オーディオブックといえば、日本語では『オーディオブック』と『オーディブル』が二大巨頭です。

日本最大級のオーディオブック配信サービス - audiobook.jp
オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」です。初回無料の「聴き放題プラン」でまずはお試しください。何かをしながら本を聴く「ながら読書」をはじめましょう。

「本は、聴こう」という天下の大アマゾンおすすめのオーディオブック、『オーディブル(audible)』について、ここからは書いてあります。『オーディオブック』も同じようなものですが。

オーディブルというのは、アマゾンのプライムビデオに似たオーディオサービスのことです。

ダウンロードして手持ちのスマホで外出先でも聞くことができます。

朗読しているのは、ナレーターや声優といった人たちです。

コンテンツは、ビジネス、小説、自己啓発本など、40万冊以上(日本語は約1万冊)が揃っています。

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オーディブルの使い方

  1. 最初の一冊は無料。
  2. その後は月額1,500円。
  3. 毎月ワンコインがもらえて、ワンコインを一冊と交換して聴ける。
  4. 入会二カ月目にはコイン2枚(二冊)、三カ月目にはコイン3枚(三冊)のオーディオブックを聴くことができる。
  5. オーディオブックは返品できる。返品するとコインが戻ってくるので、別の一冊と交換することができる。
  6. つまり図書館で借りているように、無限に「聞く読書」が楽しめる。

ながく利用するほど、交換冊数(コイン)が増えて利便性が高まる仕組みになっています。

ヘビーユーザーに利便性を提供しているんですね。

多くの先達が人生を変える習慣としてあげているオーディオブックを、無料体験だけでも、体験してみてもいいのではないかと思います。

天下の大アマゾンがやっているので、今後もコンテンツが充実されることは間違いありません。

耳は若ければ若いほど鍛えられます。筋肉と同じです。文章上達のための修行は今すぐ始めた方がいいと思います。

自分には向いていないと思ったら、すぐに解約すれば大丈夫です。

30日間も無料体験を実施していますから、30日以内に解約すれば、費用は一切かかりません。

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語学が得意な人は、耳がいいのです。

プロのライターである私が昔から実践している耳からの文章上達法についてお伝えしました。

言葉というのは音楽的に語感で覚えているものです。語学が得意な人は耳がいいのです。

人生を変えたいと思っている人は、革命を起こしましょう。革命とは行動のことです。細切れの時間を有効に活用して、人生を充実させましょう。

すてきな文章をかいて、周囲の人を感動させてやりましょう。

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このブログの著者が執筆した純文学小説です。

「かけがえがないなんてことが、どうして言えるだろう。むしろ、こういうべきだった。その人がどんな生き方をしたかで、まわりの人間の人生が変わる、だから人は替えがきかない、と」

「私は、助言されたんだよ。その男性をあなたが絶対に逃したくなかったら、とにかくその男の言う通りにしなさいって。一切反論は許さない。とにかくあなたが「わかる」まで、その男の言う通りに動きなさいって。その男がいい男であればあるほどそうしなさいって。私は反論したんだ。『そんなことできない。そんなの女は男の奴隷じゃないか』って」

本作は小説『ツバサ』の後半部分にあたるものです。アマゾン、楽天で無料公開しています。ぜひお読みください。

Bitly

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物語のあらすじを述べることについての私の考えはこちらをご覧ください。

物語のあらすじを紹介することについて
あらすじを読んで面白そうと思ったら、実際に照会している作品を手に取って読んでみてください。ガイドブックを読むだけでなく、実際の、本当の旅をしてください。そのためのイントロダクション・ガイダンスが、私の書評にできたらいいな、と思っています。

私は反あらすじ派です。作品のあらすじ、主題はあんがい単純なものです。要約すればたった数行で作者の言いたかった趣旨は尽きてしまいます。世の中にはたくさんの物語がありますが、主役のキャラクター、ストーリーは違っても、要約した趣旨は同じようなものだったりします。

たいていの物語は、主人公が何かを追いかけるか、何かから逃げる話しですよね? 生まれ、よろこび、苦しみ、死んでいく話のはずです。あらすじは短くすればするほど、どの物語も同じものになってしまいます。だったら何のためにたくさんの物語があるのでしょうか。

あらすじや要約した主題からは何も生まれません。観念的な言葉で語らず、血の通った物語にしたことで、作品は生命を得て、主題以上のものになるのです。

作品のあらすじを知って、それで読んだ気にならないでください。作品の命はそこにはないのです。

人間描写のおもしろさ、つまり小説力があれば、どんなあらすじだって面白く書けるし、それがなければ、どんなあらすじだってつまらない作品にしかなりません。

しかしあらすじ(全体地図)を知った上で、自分がどのあたりにいるのか(現在位置)を確認しつつ読書することを私はオススメしています。

作品のあらすじや主題の紹介は、そのように活用してください。

偉そうに? どうして無名の一般市民が世界史に残る文豪・偉人を上から目線で批評・批判できるのか?
認識とか、発想とかで、人生はそう変わりません。だから相手が世界的文豪でも、しょせんは年下の小僧の書いた認識に対して、おまえはわかってないなあ、と言えてしまうのです。それが年上だということです。涅槃(死。悟りの境地)に近いということなのです。

※この記事はこちらのツイッター内容の詳細版です。

 

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