ドラクエ的な人生

マウスコンピューター(BTOパソコン)を買ってみた

BTOパソコンを活用しよう。量販店よりも高スペックのパソコンを安く手に入れることができる。

ここではBTOパソコンの雄、マウスコンピューターのパソコンについて考察します。

BTOパソコンとは何か

起動時に「American Megatrends」と表示されてハードディスクのスピードが瀕死のスピードになり、2010製造のNEC VALUESTAR VL350/Aが寿命を迎えました。

ところが私はデスクトップパソコン派であるために、量販店に行っても自分が望むようなパソコンを手に入れることができません。

量販店の主力商品はノートパソコンであるためにデスクトップは売り場の隅に追いやられていました。

自分の望むスペックのパソコンを、なるべく安く手に入れるために、キーボードやスピーカーやディスプレイは流用することにします。

どうせデスクトップです。寿命が来たパソコン本体だけを買い替えればいいのです。ところが量販店ではそのような買い方ができません。

考えた末、インターネットでBTOパソコンを買うことにしたのです。

BTOパソコンというのはBuild To Orderの略で「受注生産」という意味です。

量販店のパソコンはすでに「メモリが4GB、ストレージが1TB、CPUがcore-i3」のように決まっていて出来合いのものの中から購入するしかないのですが、BTOパソコンではスペックを細かく自分で選ぶことができます。

たとえば「ストレージは500MBで十分だけどCPUはcore-i9が欲しいなあ」といった要望にBTOパソコンならば応えてくれます。市販のパソコンだとこんないびつなスペックのパソコンはまず売っていません。BTOパソコンだからできることなのです。

量販店のパソコンは市販の完成車ですが、BTOパソコンはフレームやギア、サドルなどを個別に選択して自作バイクを組み上げることに似ています。



廃棄するパソコンをレゴのように分解してみた

BTOパソコンは、パソコン初心者には難しいでしょうか。

「節約は貯金と同じ」だと考える貧乏主義者は、知恵を使って浪費を避けようとします。金は使わず、ここは頭を使いましょう。

工夫をすると、お金を節約できるだけでなく「面白さ」を手に入れることができます。

あなたはパソコンを分解した経験ががありますか?

初心者がパソコンを分解すると壊してしまう恐れがあります。しかし古いパソコンを廃棄するときならば、もう壊れたって構いませんから、ここぞとばかり思う存分、分解してみましょう。必ず得るものがあります。

私は廃棄を機会に数台のデスクトップパソコンを分解してきました。「電子ブロックみたいだなあ」というのがその時の感想です。

パソコンを自作していると聞くととんでもないスキルをもった人のように聞こえるかもしれませんが、実はそうでもありません。

ハードディスクやマザーボードのような部品を作れるわけがありません。部品は買ってくるしかないのです。それらを組み上げているだけです。電子ブロックのように。レゴのように。

パソコンをレゴのように分解してみると「ああ。これがメモリーか」「これがハードディスクだな」「グラフィックボードはこれか」と、それぞれの部品がわかるようになってきます。パソコンとは要するにそれらの部材を合体させているだけなんだということがわかってきます。

そういう経験がBTOパソコンを買うときに役に立ちます。市販の量販パソコンも、BTOパソコンも、とどのつまりは部品を組み立ててあるだけなのです。

分解すればメモリーは新パソコンに流用できる

私は古いパソコンを廃棄するときは、分解して遊びます。パソコンからすれば身を投げ出して最後のご奉公といったところでしょうか。

PC躯体の中身を取り出して眺めてると、メモリーなどはマザーボードに差してあるだけです。古いパソコンから引っこ抜いて新しいパソコンに差し込めばそのまま使えます。うまくいけばメモリーが倍になるでしょう。世代(差し込みソケットの形)が合えば、ですが。

私のように旧パソコンから8年も経過しているとメモリーの世代が合わずに流用できませんでした。しかしそのことでPCの世代交代を実感できます。まさに買い替えの時期だったのだなあ(出費に悔いなし)ということが実感できるのです。

廃棄パソコンの情報セキュリティはハードディスクの物理的な破壊が一番

廃棄パソコンのセキュリティはどうしましょう?
私のような貧乏主義者は、旧パソコンからハードディスクは引っこ抜いて物理的に破壊します。一番確実なのはハードディスクを物理的に破壊する方法です。誰も復旧できませんし、お金もかかりません。


BTOパソコンをおすすめします

こうして古いパソコンを分解して、流用したり、破壊したり、いろいろやっているうちに、自分でスペックを選んで発注するBTOパソコンにすっかり抵抗がなくなっていることでしょう。

BTOパソコンは組み上げた状態で出荷してくれるため、市販のパソコンを買うのと、実質、何も変わりません。

自作パソコンで一番やっかいなパーツの組み合わせの部分を業者が請け負ってくれるため、ユーザーはスペックを選ぶだけでいいのです。

私の場合、なるべく安いパソコンを買おうと思いましたが、CPUの性能だけはお金を惜しまないことにしました。

量販店の同価格のパソコンと比べるとCPUだけハイスペックなオリジナルのパソコンの完成です。私が選んだBTOパソコンメーカーはこちら。



私はマウス・コンピューターのBTOパソコンを選びました。

どうしてマウスコンピューターのBTOパソコンを選んだのか

BTOパソコンのメーカーはたくさんありますが、私がマウスコンピューターを選んだ一番の理由は、発注の仕方が簡単だったからです。

初心者が何もない真っ白な状態ですべての部品を選択するのは難しいことです。自由というのはすべて自分で決めなければならないため、実力のある者にしか向いていません。

それよりもベースとなるパソコンから、自分の変更したいパーツだけを変える発注方法のほうが簡単です。マウスコンピューターはまさにこのような発注を実現しているため、非常に発注がわかりやすいのです。

こうして私はcore i5のパソコンを、core i3 価格で手に入れることができました。

とくにパソコンはデスクトップ派だという方は、次はBTOパソコンに挑戦してみるといいと思います。

デスクトップこそBTO向きだと思います。なぜならディスプレイやスピーカーやキーボードなどを旧機種から引き継げるからです。パソコン本体だけを買えばいいのです。その分、節約になります。

ディスプレーもキーボードも旧機種のものを引き継ぐということは、作業するときの姿勢も指先の感触も変えずに、何の違和感もなく次のパソコンに移行することができるということです。安くて、いいものが手に入るのに、作業環境は変えなくてもいいのです。

量販店のパソコンとちがって、自分オリジナルで作ったパソコンには責任があります。ちょっとぐらい通信速度が遅いからって文句を言うわけにはいきません。あなたが選んだスペックです。

愛着が違います。オリジナルPCを簡単に手に入れることができる。それがマウスコンピューターです。



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