どうもハルトです。みなさん今日も楽しい旅を続けていますか?
ここではゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズの批判をします。ドラクエ信者で、無条件に批判を嫌うような方がただちにご退去ください。
「中世の騎士」みたいだった初期の主人公が「旅人」になってしまったことを私は嘆いております。
「どっちにしろ自分じゃないだろ!」と言われればそれまでですが、ロールプレイングゲームでは、いかにゲーマーがキャラクターに感情移入できるかが勝負だと思います。
キャラクター設定とは性別を決めること
たとえば性別は結構重要です。ドラクエ1の主人公はローラ姫と結婚するから完全に男ですね。主人公を男に限定することで「男の人生」が描けます。性別を選べる設定だったら、王様になるのではなく、姫を抱いて新たなる旅立ちを選ぶというラストシーンはありえませんでした。
ところが後期の作品になると、主人公の性別を選べるシステムを採用することが多くなりました。マーケティング的に女性ゲーマーを無視できなくなったせいだと思います。
この主人公の性別を選べるシステムは、ちょっと見たところすばらしいシステムのようですが、実はそうでもありません。
過去、ありとあらゆる小説や映画の主人公には「性別」がありました。その「性別」を含めて私たちは感動したわけです。
たとえば映画『ショーシャンクの空に』は獄中生活系の映画ですが、主人公が女性だったら全く別の物語になっていたことは確実です。ストーリー展開やエンディングが全く同じでも、観客が感じる感動の質は完全に別のものになるはずです。
『スター・ウォーズ』のダースベイダーが母親だったらどうでしょうか。
『インディ・ジョーンズ』が女性博士だったら『トゥームレイダー』になってしまいます。
主人公のキャラクター設定において性別は決定的に重要だという意味がおわかりいただけたでしょうか。
性別を「どっちでもいい」設定にしてしまうと、どちらの性からも本当の意味での感動の薄いお話しにしかならないのです。
「お使い」ばかりしている「巻き込まれ型」主人公
私のような本当の旅人が「旅人」主人公のゲームをやっても、面白くないんですよ。はっきり言って。
いくらビジュアルを再現しようとしても、この世界の大きさ、美しさにかなうわけがない。リアル・パフパフにかわうわけがないでしょうが。
海外でパスポートを紛失してごらんなさい。「冒険の書(セーブデータ)」が消えちゃったときの何倍もショックを受けます。「生きた心地もしない」とはこのことです。
ところで、地球史上最強・最凶の動物って知っていますか?
それは「ニンゲン」です。ゲームのモンスターなんかより何倍も恐ろしい。リアルな旅先ではそういうモンスターにいくらでも出会います。
ゲームの中の旅人って、そんな……つまらなすぎるよ。
昔のような中世の騎士のような主人公の方が、シリーズの主役としてふさわしいのではないか、と私は思っています。
ゲームを進行する主人公のモチベーションが「旅人の好奇心」っていうんじゃ「エニックスさん! ちょっと!」とツッコミたくなる。そんなのいつでも「やめられる」じゃないのよ。旅なんてしなくてもいいんだから。
でも世界が滅亡に瀕していたり、王様から世界を救ってくれと頼まれちゃったら、そう簡単にやめられないでしょうが。
いつでも断れる「頼まれたお使い」をやっているうちに、なりゆきで世界を救うようになる「巻き込まれ型」の主人公が、後期シリーズには多すぎると思う。それじゃあ面白くないんですよ。目的を成し遂げた達成感がない。だって「世界を救った」のは成行きの結果じゃないですか。努力の大半は「お使い」に費やしていたんだから。
それよりもはじめから「大切な人(世界)を守るため」「絶対に憎いあん畜生を倒さなければ」が行動原理だった初期作品の方がずっと感情移入しやすいということを堀井雄二さんにはぜひわかってほしいと思います。
「くだらないお使いなんてやっている暇ないよ。世界を救わなきゃならないんだから」という切迫感がゲームを緊迫させるのです。
倒してやろうと狙われてナンボの大ボスも、最後にちょこっと出てくるだけ。
憎まれてナンボ、恨まれてこその敵役なのに、物語の最後にちょこっと出てくるだけのやつなんか、憎みようがないじゃないの。むしろ名前も忘れるわ。
それじゃあラストの盛り上がりに欠けるでしょうが!
後期作品には、別の中ボスが「憎しみ」を分担するシナリオが多すぎます。
その分ラスボスを倒した時のカタルシスが減ってくるのだが、制作陣はそういうことがわからないのかなあ。
ゲマとか、ムドーとか、ドルマゲスとか。。。大ボスよりも中ボスの方が印象に残るような作品は、それだけで作品としてダメだということです。

シドーを再現するのではなく、竜王を再現すべきなのです。目の前に居城が見えているのにラストまで辿り着けない竜王を。
シドーパターン(本物のボスキャラは別)にはゲーマーはもう慣れきってしまっています。どうせ陰で操っている大ボスがいるんだろう、と思っているから、中ボスに憐れみさえ感じてしまう時があります。あわれ、中間管理職。
エンディングの感動をつくりだすことに失敗しています。
こんな主張をあまり他のサイトで見たことがないので、私ハルトがここに主張しておきます。
「そんなに批判するぐらいならドラクエやるな」ですって?
当サイトは「ドラクエ的な人生」ですよ。お忘れなく。
東京ディズニーランド。年間パスポート
東京ディズニーランド、みなさん大好きですよね。私も大好きです。一歩園内に入ると、もう「外の世界とは別」だという感じが好きです。
年間パスポートも販売されています。ジョギングで行ける距離だったら、年間会員になって園内をジョギングして帰るとか、楽しそうですよね。アメリカには『ウォルトディズニーワールドマラソン』というちゃんとした42.195キロのフルマラソン大会があります。ミッキーたちキャラクターが応援してくれます。
園内でジョギングしないとしても、入園してアトラクションには一切乗らず、コーヒー片手に観客やショーを日がな一日ベンチで眺めて過ごす、とか、最高ですね。
ただ、それができるほど近くにすんでいません。残念です。浦安市民がうらやましい。

むしろ最近では自転車自転車(ロードバイク)でディズニーランド&シーの周りをぐるっと走って帰ることの方が多いぐらいです。むしろディズニーランドは外から眺めることの方が多いかな(笑)。内側から見ると完璧なディズニーランドも、外側から見ると倉庫な感じが剥き出しだったりします。
ディズニーランドの中では、店舗の他に、ワゴン販売もあって、雰囲気作りに一役も二役も買っていますよね。
イロハ「昔、ハルトがワゴン販売を眺めて待っていて『ハルト。何かいいもの売ってる?』って遠くから私が聞いたら『ろくなもん売ってない!』って大声で返事されて焦っちゃったことがあったよね」
ハルト「他のワゴンにもあるような品物ばかりで、変わったものがなかったから、そう答えたんだけど、声が大きすぎたな(笑)」
イロハ「まわりのお客さんたちもビクッてしてたよ。しっかり聞こえちゃったから。いつもはニコニコのホストさんもじろっと睨んでた(笑)。販売商品けなされてるようなものだから。あればバツが悪かったなあ。逃げるように退散したよね」
ハルト「いやあ。失敗だったよ。ロッテリアでマックシェイクを頼んだ時ぐらいバツが悪かったな。
フロリダのディズニーワールドに比べれば、東京ディズニーランドはちゃんとしたグッズを売っているのに、『ろくなもん売ってない』ってつい大声出しちゃった」

イロハ「たしかに。フロリダのディズニーワールドのグッズはひどかったよ。オムツをはいた赤ん坊みたいなティンカーベルとかね。デザインが歪んでた」
ハルト「全部、メイド・イン・チャイナだったよね。偽物のドラえもんと同じレベルの品物が、ちゃんとしたディズニーワールドで売っているから驚いたよね」
イロハ「あの頃はちょうど香港のディズニーランドが出来ていたから、キャラクター商品は両者で共有していたのかもしれないね。香港ディズニーランド品質のグッズが、フロリダにも出回っていたんじゃない?」
ハルト「あの中華キャラクターのずさんな造形では、さすがに日本で売るのは無理だぞ。フィギュアを見ればわかるけど、日本の品質は高いからなあ。オリエンタルランドがきっちりと税関の役目を果たしているんだな」
現在では上海と香港にもディズニーランドがあります。行く機会があったにも関わらず、行きませんでした。

大人になって、世界を放浪し、様々なトラブルに遭い、それを自力で解決し、旅人としてレベルアップしていくというリアルドラゴンクエストの世界を経験してしまうと、有料区域に囲まれたファンタジーの王国が安全すぎて面白くなくなってきてしまうのです。
まあ時間があれば行ったんでしょうけれど、旅先で時間があるなんてことは、あったことがありません。
限られた時間の中で何を選ぶか。人生の選択と同じです。私たちは、リアルな世界へと旅立つことを選んだのでした。
しかしながら年を取ってもはや歩けなくなったりとか、有料区域に囲まれたファンタジーの王国に飽きてしまったように世界を放浪することに飽きてしまったりしたときには、再び夢の王国を過ぎゆく人たちをベンチでぼんやり眺めることも視野に入れていきたいと思います。老後の過ごし方としては悪くない。
世界だって所詮は有料区域に囲まれた場所と言えなくもありません。結局、広大無辺の世界はイマジネーションの中にこそあるのです。


