プールは無重力感が魅力。頭と体にいつもと違う刺激をあたえたい
ランニングに飽きたら、どうすればいいか? 工夫・方法について
プールにでも入って脳にいつもと違う刺激を入れようと思いました。水中では体重を消すことができるので無重力感で脳にいつもと違う刺激をいれることができます。ふつうに生きていて無重力感を感じることはあまりありませんので新鮮です。
そこで埼玉県のしらこばと水上公園プールに出かけてきました。
『翔んで埼玉』千葉県人が語る埼玉県の魅力。公園とプール
千葉県人は埼玉県をディするときには必ずこういいます。「やーい。海なし県」と。ところが埼玉県にも海があるんですよ。それが「しらこばと水上公園プール」。
「いや、プールだろ。なんで海なんだよ」という方、もっともですが「しらこばと」には波が立っているのです。ここを埼玉の海というのは「波のプール」があるからなのです。流れるプール、変形プール、子供プール。もぐりプール。そしてスライダー滑り台。と盛りだくさんなのが「しらこばと」。さすが県営プールですね。
埼玉県の行政もライバル千葉から海なしをディすられていることはよく承知しているらしいです。だから埼玉県はプールと公園に力を注いでいると聞いたことがあります。
千葉県と埼玉県の両方で遊びまくっている私から見ると、たしかに千葉県にくらべて埼玉の公園の方がいいし、いいプールが多いように思います。その代表格が越谷市にある「県営しらこばと水上公園プール」。
千葉県人なんだから海へ行けって? いや、塩水が苦手で(笑)。離岸流も怖いし。
埼玉県の海。「しらこばと水上公園」プールは予約が必要です
新型コロナウィルスの影響でしょうか、2023年現在、入場には予約が必要です。私はスマホで「アソビュー!」というサイトから予約したのですが、一日入場券が730円でした。
実はワタクシ予約ぎらいです。だって当日にならないと天気がわからないじゃん。雨かもしれないじゃん。気分が乗らないかもしれないじゃん。海外旅行のホテルすら予約しないで行くタイプなのに、国内のプールの予約なんてするかよ! と言いたいところですが、予約しないと入れません。
予約制は、団体旅行者を優遇し、個人旅行者をないがしろにする制度
ダメ元で当日の朝に「アソビュー!」を見たら、なんと当日予約もできました。しかもこの予約、当日の15時30分までキャンセル可能でした。それなら急に気分が乗らなくなっても安心です。このぐらい融通がきけば、ほとんど予約制でも予約なしと同じですね。
しかし氏名や生年月日やクレジットカード番号など個人情報の入力が必要でした。いちいち面倒くさい。当日現金ならばこんな手間はいらないのに。マイナンバーカードをピッと読み込めばそれで個人情報を得て料金は口座引き落としぐらいになってくれると楽チンなんだけどな。それぐらいできないとマイナンバーカードの意味ないじゃん。
「おいおい。県営なのに消耗品ビジネスモデルかよ!」というツッコミ
しかし行ってみたら駐車場代が840円かかりました。入場券よりも駐車場代の方が高い! これは痛い(>_<)
もちろん家族四人とかで行けば入場料の方が高くなりますが、ソロ活の場合は入場料よりも駐車場代金の方が高いのです。
県営プールでこのビジネスはどうなんでしょうか? たとえば入場チケットよりも駐車場代の方が高い映画を、みなさん見に行きますか?
このビジネスはいわゆる「消耗品モデル」と呼ばれるビジネスモデルではないかと思います。家庭用プリンターは本体は安いのですがインクが高いのです。本体は安くして客を寄せて実はその周囲で儲けるビジネスを消耗品ビジネスモデルといいます。
私はまんまとこれに引っかかったかたちです。県営なのに消耗品ビジネス。。。
プール代が安いと思って行ったら、駐車場代が高かった! 騙されました!
有料席もあるが、必要なし。
実際に大半の人は簡易テントを持ち込んでそこで過ごしていました。まるでテントの展示会のように百花繚乱でした。
私はキャンプチェアーとアンブレラで行きました。有料席以上に快適でした。浮き輪もレンタルがありますが自前で持っていきました。キャンプ用の椅子も持ち込むことができます。
バーベキューでも「手ぶらでバーベキュー」みたいなプランがあるじゃないですか。有料席はあれと同じです。自前でバーベキューできる装備を持っている人は必要ありません。自前装備を何も持っていない人はお金で快適さを買いましょう。
テントを張るスペースは十分にあります。予約の段階で人数を絞っているんでしょうから当然ですね。
屋台もたくさん出ていました。お祭りで食べられるようなものは何でも食べられます。多めにお金をもっていきましょう。
プールとトイレ(大小便)問題
いつものランニングのジャンプ縦揺れとは違った刺激を脳にあたえるのが目的だったため、プールでは浮き輪の上でぷかぷか浮いていました。日常生活ではこのような浮遊感、ゼログラビティ感を感じることはありませんからとても新鮮でした。プカプカ、バシャバシャしているだけなのに退屈しないのは、この浮遊感に脳が慣れていないからだと思います。
ところでプールに入っていたら、やたらとオシッコに行きたくなりました。なんででしょうか?
疑問に思って医者のサイトを調べたところ、やはりいつもの直立二足歩行とは体位が変わっていることが原因のようでした。ランニング中はいつも足が下にあります。下にさがった血をなんとか第二の心臓ふくらはぎのポンプアップなどの力で心臓に戻してきています。それがぷかぷか浮いていると普段の上下位置が関係なくなります。しかも足をブラブラ動かしていたので血がよく循環したのでしょう。それで尿意をもよおしたようです。いつもは重力で血が下に下がっているのが普通ですが、プールでは重力を無視することができるため、いつもは下肢にあるはずの血が内臓系に戻ってきて、血液の水分量が増えたと勘違いした臓器が水分を排泄しようとするのだそうです。
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※雑誌『ランナーズ』の元ライターである本ブログの筆者の書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。
「コーチのひとことで私のランニングは劇的に進化しました」エリートランナーがこう言っているのを聞くことがあります。市民ランナーはこのような奇跡を体験することはできないのでしょうか?
いいえ。できます。そのために書かれた本が本書『市民ランナーという走り方』。ランニングフォームをつくるための脳内イメージワードによって速く走れるようになるという新メソッドを本書では提唱しています。「言葉の力によって速くなる」という本書の新理論によって、あなたのランニングを進化させ、現状を打破し、自己ベスト更新、そして市民ランナーの三冠・グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するのをサポートします。
●言葉の力で速くなる「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」「アトムのジェット走法」「かかと落としを効果的に決める走法」
●絶対にやってはいけない「スクワット走法」とはどんなフォーム?
●ピッチ走法よりもストライド走法! ハサミは両方に開かれる走法。
●スピードで遊ぶ。スピードを楽しむ。オオカミランニングのすすめ。
●腹圧をかける走法。呼吸の限界がスピードの限界。背の低い、太った人のように走る。
●マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」とは?
●究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」
本書を読めば、言葉のもつイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く走ることができるようになります。
あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。
× × × × × ×
どんなレースに出ても自分よりも速くて強いランナーがいます。それが市民ランナーの現実です。勝てないのになお走るのはなぜでしょうか? どうせいつか死んでしまうからといって、今すぐに生きることを諦めるわけにはいきません。未完成で勝負して、未完成で引退して、未完成のまま死んでいくのが人生ではありませんか? あなたはどうして走るのですか?
星月夜を舞台に、宇宙を翔けるように、街灯に輝く夜の街を駆け抜けましょう。あなたが走れば、夜の街はイルミネーションを灯したように輝くのです。そして生きるよろこびに満ち溢れたあなたの走りを見て、自分もそんな風に生きたいと、あなたから勇気をもらって、どこかの誰かがあなたの足跡を追いかけて走り出すのです。歓喜を魔法のようにまき散らしながら、この世界を走りましょう。それが市民ランナーという走り方です。
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『アポロ13号奇跡の生還』という本を読むと、無重力状態での宇宙飛行士の尿意のことが描かれています。
「地球の重力のもとにあると、血液は脚の下の方や足にたまりがちである。だが、無重力状態ではそうはならず、胸や心臓に血液が回りすぎてしまう。身体はこれを減らそうとして排泄を増やし、同時に渇きを抑えようとする」
おそらくプールと宇宙空間の尿意問題は同じものなのだろうと思います。なぜプールでぷかぷか浮いているとおしっこしたくなるのか、みなさんわかりましたか?
トイレは要所にありますので心配いりません。くれぐれもプールの中で小便しないように。
ちなみに私は便秘気味なのですが、プールに行った日には大便も快便でした。宿便が出たという感じです。私は毎日ランニングをしていて運動不足というよりはむしろ運動過多なほうなのですが、どうして走っても出ない宿便がプールに浮いていると出るのでしょう? やはりこれも小腸や大腸がいつもの直立二足歩行とは違った体位になったことで別の刺激が入ったことが原因だと思います。
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※雑誌『ランナーズ』の元ライターである本ブログの筆者の書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。
「コーチのひとことで私のランニングは劇的に進化しました」エリートランナーがこう言っているのを聞くことがあります。市民ランナーはこのような奇跡を体験することはできないのでしょうか?
いいえ。できます。そのために書かれた本が本書『市民ランナーという走り方』。ランニングフォームをつくるための脳内イメージワードによって速く走れるようになるという新メソッドを本書では提唱しています。「言葉の力によって速くなる」という本書の新理論によって、あなたのランニングを進化させ、現状を打破し、自己ベスト更新、そして市民ランナーの三冠・グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するのをサポートします。
●言葉の力で速くなる「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」「アトムのジェット走法」「かかと落としを効果的に決める走法」
●絶対にやってはいけない「スクワット走法」とはどんなフォーム?
●ピッチ走法よりもストライド走法! ハサミは両方に開かれる走法。
●スピードで遊ぶ。スピードを楽しむ。オオカミランニングのすすめ。
●腹圧をかける走法。呼吸の限界がスピードの限界。背の低い、太った人のように走る。
●マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」とは?
●究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」
本書を読めば、言葉のもつイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く走ることができるようになります。
あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。
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どんなレースに出ても自分よりも速くて強いランナーがいます。それが市民ランナーの現実です。勝てないのになお走るのはなぜでしょうか? どうせいつか死んでしまうからといって、今すぐに生きることを諦めるわけにはいきません。未完成で勝負して、未完成で引退して、未完成のまま死んでいくのが人生ではありませんか? あなたはどうして走るのですか?
星月夜を舞台に、宇宙を翔けるように、街灯に輝く夜の街を駆け抜けましょう。あなたが走れば、夜の街はイルミネーションを灯したように輝くのです。そして生きるよろこびに満ち溢れたあなたの走りを見て、自分もそんな風に生きたいと、あなたから勇気をもらって、どこかの誰かがあなたの足跡を追いかけて走り出すのです。歓喜を魔法のようにまき散らしながら、この世界を走りましょう。それが市民ランナーという走り方です。
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日本女性は海女さんか、キャディーか、イスラム教徒みたいな格好してプールに入る
とても水着には見えません。そんなに日焼けがいやだったら来なきゃいいのに(笑)。
脳が違った揺れ方をする。脳に刺激が入る。
置き引きでもあったのか警察らしい人が来ていました。悪い奴はどこにでもいるので注意してください。こういう場合、盗まれてもいいものしか持っていかないというのが最大の防衛策になります。スマートフォンですが、多くの人が「防水スマホケース」に入れてプールの中に持ち込んでいました。
ポリ塩化ビニールの上からスマホの操作ができて、写真を撮ることもできます。
「しらこばと水上公園プール」は九月上旬には営業を終了してしまいます。夏には夏にしかできないことをやりましょうよ。