予約制は、団体旅行者を優遇し、個人旅行者をないがしろにする制度

旅行-放浪-車中泊-アウトドア
スポンサーリンク
『ドラクエ的な人生』とは?

心の放浪者アリクラハルトの人生を走り抜けるためのオピニオン系ブログ。

書籍『市民ランナーという走り方(マラソン・サブスリー。グランドスラム養成講座)』『通勤自転車からはじめるロードバイク生活』、小説『ツバサ』キンドル書籍にて絶賛発売中です。ぜひご一読ください。

YouTube動画

vehicle-night-in-japan

スポンサーリンク

コロナ・パンデミックは四年で終わるという予言は当たったか?

私は「コロナ禍は四年で終わる」とかつて予言したことがあります。それはペストやコレラなど過去の感染症もだいたい四年でおさまっていることから、どんなに終わらないように見えるパンデミックでも四年もあればおさまるに違いない、という予言でした。

コロナ感染症の時代は四年で終わる。2024年4月に終息し日常生活が取り戻せる

ところが、まだ予言の一年前ですが、もうそろそろコロナ禍も収束に向けた雰囲気を世間は出しはじめています。今後、どうなるかわかりませんが、パンデミック終了までの慣らし運転に一年かかるとすれば、私の予言は当たったといえるかもしれません。

スポンサーリンク

もう「ステイ・ホーム」なんて考えている人は誰もいない

この時期、毎年遊びに行っている南房総に今年も行ってきました。過去三年にくらべて圧倒的に人が増えていました。驚きました。もう「ステイ・ホーム」なんて考えている人は誰もいないみたいです。マスクはしているものの、明らかに人が増えました。もうみんなコロナを恐れていないんですね。

私たちが南房総にこの時期に行く理由は、春を先取りして感じるためと、「いちご狩り」のためです。ところが、今年は毎年の行事「いちご狩り」が出来ませんでした。コロナ後の世界による人手の多さと予約制のためです。

熟女いちご狩り。食べ頃イチゴの見分け方

スポンサーリンク

予約ぎらい。自由を愛するものは、予約を好まない。

これまでいちご狩りをするのに予約なんてしたことはありませんでした。自分たちのタイミングで訪問して、自分たちのタイミングでいちご狩りを楽しんでいました。ところが今年からいつも行っているいちご狩りセンターは「予約制」になったそうです。そのために毎年やってきたことが今年はできませんでした。

当然ながら我々は予約なんかしていませんでした。予約、嫌いです。拘束されるのが嫌いなんです。

たとえば登山列車や山小屋の予約なんか大嫌いです。だって大雨が降ったら登山そのものをキャンセルしたいもの。そのときに予約が縛りになるじゃありませんか。女性の場合は急に生理になるかもしれません。

自由を愛するものは予約を好みません。

スポンサーリンク

コロナ後の旅行。予約、予約の旅はおもしろくない。

コロナによって世界が変わりました。サラリーマンの中にはリモートワークで出社が義務でなくなった人もいるのではないかと思います。

コロナウィルスのクラスターを追跡するために入場者の住所、氏名を義務付ける観光施設ばかりになりました。

そして予約制が普及しました。予約時に住所、氏名を記入すれば現地で記名する必要がありません。予約ついでにクレジットカードでお金を引き落とす処理が行われるようになりました。もちろんドタキャンの場合にはキャンセル料が発生します。

この状況をどう捉えますか? 放浪のバックパッカーには致命的に旅がしにくくなりました。しにくくなっただけでなく、面白くなくなりました。

われら放浪のバックパッカーは予約を好みません。宿の予約なしで現地で探す放浪してきた身からすると、すでに宿の予約のある旅はすこしもおもしろくありません。予約があったら、泊まれるか、泊まれないかのドキドキがありません。泊まれるにしてもどんな宿になるかというドキドキがありません。

すでに宿予約サイトで写真でホテルの内観している場合、どんな宿に泊まることになるかというスリルはありません。予約がある場合、行った先で何をするかわからない、といった旅のスリルがありません。

予約、予約でガチガチに固まった旅はおもしろくありません。偶然の出会いに身を任せる。そういう不確定要素がありません。どんな旅になるか、行ってみなければわからない、そういう不確定要素がありません。

その分、旅が面白くないのです。

スポンサーリンク

予約は、未来の不確定な客を優先し、目の前の確実な客を拒否する制度

かつては東南アジアの安宿の予約をする時、「明日の予約」を頼むと「明日来てくれ」と言われたものでした。安宿側にとっては、明日来るか確証もない人のために部屋を開けておくよりも、今すぐ泊まりたいという人を泊めた方が確実です。だから「明日の予約」は往々にして断られたものでした。

それでよかったのです。みんなその条件だったので、目の前の空いている部屋には確実に泊まることができました。「すでに予約が入っているので」と断られることはなかったのです。

予約というのは、未来の不確定な客を優先し、目の前の確実な客を拒否する制度です。

たとえばわたしたちが「いちご狩り」を予約がないからと断られたように。

今すぐ(いちご狩りを)やりたいという目の前の確実なお客さんを断る理由はなんでしょうか? それは来るか来ないかわからない未来のお客さんに「いいイチゴ」を残しておくためなのです。

世の中には予約を入れて来ない人だっているのです。レストランや美容室などを困らせている「予約を入れて来ない客」というのがいます。その場合、レストランでは食材が無駄になりますし、美容室では美容師が暇になってしまいます。お店の側には損失もありますし、もちろん一銭も入りません。

スポンサーリンク

予約制は、団体旅行者を優遇し、個人旅行者をないがしろにする制度

可能性としてありうる「予約を入れて来ない客」は、お店側に損失も与えるし、お金もいっさい落としません。だから本来は目の前の客を大切にすべきなのです。

それにもかかわらず予約客を優先し、目の前の客を断るというのは、よほど予約客が重要な場合です。たとえば「補助金の成果を見るため千葉県知事が視察に来る」とか「旅行会社の団体バスが予約している」などの場合です。

ふつうは目の前のお客さまを優先するはずなのに、予約を重視して目の前のお客さまを断るというのは、まずまちがいなく「旅行会社の団体バスが予約している」からでしょう。

旅行会社の団体バスは、確実に大量のお客様(お金)を運んできてくれますし、受付手続きも簡単です。そしてまずキャンセルはありません。個人客よりも大切にすべきお客様です。

コロナ・パンデミックによって世界は変わりました。どの施設に入るにも、予約、予約となってしまいました。これはつまり、団体旅行が勝って、個人旅行が負けるということです。予約制は、団体旅行者を優遇し、個人旅行者をないがしろにする制度だからです。

コロナ後の世界になって、予約、予約で旅がやりにくくなりました。いちいち何をやるか決めてからでないとふらりと旅にも出られないという時代になってしまいました。

最初から何をやるか決まっていて、どんなところに泊まるかわかっていたら、旅のハプニングや驚きは何もないではありませんか。

予約は面倒くさいだけではありません。自由をしばり、旅が面白くなくなりました。

記事がよかったらポチっと応援お願いします。
いい記事のシェア・拡散にご協力ください。
ドラクエ的な人生 - にほんブログ村
記事がよかったらポチっと応援お願いします。
いい記事のシェア・拡散にご協力ください。
ドラクエ的な人生 - にほんブログ村
お買い忘れはありませんか?
ワンクリックでお買いものは終了。人生を楽しもう。
★ブログ・アフィリエイトという副業★

ブログを運営して副業をはじめませんか? 「あなた」だけが知っているお宝グッズ、使えるアイテムがあるはずです。それを紹介するだけで報酬をゲットできます。おすすめのアフィリエイト・サービス・プロバイダーは「もしもアフィリエイト」です。こちらから無料会員登録できますよ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

★ブログ・アフィリエイトという副業★

ブログを運営して副業をはじめませんか? 「あなた」だけが知っているお宝グッズ、使えるアイテムがあるはずです。それを紹介するだけで報酬をゲットできます。おすすめのアフィリエイト・サービス・プロバイダーは「もしもアフィリエイト」です。こちらから無料会員登録できますよ。

★★

サハラ砂漠で大ジャンプする著者
【この記事を書いている人】

アリクラハルト。物書き。新狩猟採集民族、遊民主義の提唱者。心の放浪者。市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。山と渓谷社ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。ソウル日本人学校出身の帰国子女。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。放浪の旅人。大西洋上をのぞき世界一周しています。千葉県在住。

【この記事を書いている人】
アリクラハルト。物書き。新狩猟採集民族、遊民主義の提唱者。心の放浪者。市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。山と渓谷社ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。ソウル日本人学校出身の帰国子女。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。放浪の旅人。大西洋上をのぞき世界一周しています。千葉県在住。
このブログ著者の書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』
書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』
この本は勤務先の転勤命令によってロードバイク通勤をすることになった筆者が、趣味のロードバイク乗りとなり、やがてホビーレーサーとして仲間たちとスピードを競うようになるところまでを描いたエッセイ集です。 その過程で、ママチャリのすばらしさを再認識したり、どうすれば速く効率的に走れるようになるのかに知恵をしぼったり、ロードレースは団体競技だと思い知ったり、自転車の歴史と出会ったりしました。 ●自転車通勤における四重苦とは何か? ●ロードバイクは屋外で保管できるのか? ●ロードバイクに名前をつける。 ●通勤レースのすすめ。 ●軽いギアをクルクル回すという理論のウソ。 ●ロードバイク・クラブの入り方。嫌われない作法。 などロードバイクの初心者から上級者まで対応する本となっています。
Amazon.co.jp: 通勤自転車から始めるロードバイク生活 (民明書房) 電子書籍: アリクラハルト: Kindleストア
Amazon.co.jp: 通勤自転車から始めるロードバイク生活 (民明書房) 電子書籍: アリクラハルト: Kindleストア
書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』
この本は勤務先の転勤命令によってロードバイク通勤をすることになった筆者が、趣味のロードバイク乗りとなり、やがてホビーレーサーとして仲間たちとスピードを競うようになるところまでを描いたエッセイ集です。 その過程で、ママチャリのすばらしさを再認識したり、どうすれば速く効率的に走れるようになるのかに知恵をしぼったり、ロードレースは団体競技だと思い知ったり、自転車の歴史と出会ったりしました。 ●自転車通勤における四重苦とは何か? ●ロードバイクは屋外で保管できるのか? ●ロードバイクに名前をつける。 ●通勤レースのすすめ。 ●軽いギアをクルクル回すという理論のウソ。 ●ロードバイク・クラブの入り方。嫌われない作法。 などロードバイクの初心者から上級者まで対応する本となっています。
Amazon.co.jp: 通勤自転車から始めるロードバイク生活 (民明書房) 電子書籍: アリクラハルト: Kindleストア
Amazon.co.jp: 通勤自転車から始めるロードバイク生活 (民明書房) 電子書籍: アリクラハルト: Kindleストア
書籍『市民ランナーという走り方』
書籍『市民ランナーという走り方』Amazonにて発売中
ランニング・マラソンについて体系的に学びませんか? このブログの著者の書籍がAmazonにて発売しています。雑誌『ランナーズ』のライターだった筆者が贈る『市民ランナーという走り方』。 雑誌『ランナーズ』のライターだった筆者が贈る『市民ランナーという走り方』。 市民ランナーの三冠グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するための方法を教えます。 本書の特徴は、ランニングフォームをつくる入力ワードを変えることで速く走れるようになるというものです。パフォーマンスを肉体が再現するための入力ワードによって、いわば言葉の力によって速くなるというメソッドを提唱します。 ●絶対にやってはいけない「スクワット走法」とはどんなフォーム? ●初心者が習得すべき「アトムのジェット走法」「踵落としを効果的に決める走法」 ●ピッチ走法とストライド走法、どちらで走るべきなのか? ●ストライドを伸ばすための「逆くの字走法」「ハサミは両方に開かれる走法」って何? ●マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」とは? ●言葉の力で速くなる「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」って何? ●戦闘フォーム「ヤジロベエ走法」ってどんなフォーム? ●究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」の本当の意味は? ●スピードに教わる。自分の肉体から学ぶ「オオカミ・ランニング」とは? ●ウルトラマラソンの走り方「ばあちゃん走法」とは? 本書を読めば、「マンガに学ぶ実走」などの言葉のイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く効率的に走ることができるようになります。 踵着地とフォアフット着地、どちらが正解か? 本書では明確に答えています。 ●「世界が美しく見える魔法」とは? 禅ランニング・瞑想ランニングのやり方 カルペ・ディエム。この本は「ハウツーランニング」の体裁をした市民ランナーという生き方に関する本です。 あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。 市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。
Amazon.co.jp: 市民ランナーという走り方(マラソン・サブスリー。グランドスラム養成講座) 電子書籍: アリクラハルト: Kindleストア
Amazon.co.jp: 市民ランナーという走り方(マラソン・サブスリー。グランドスラム養成講座) 電子書籍: アリクラハルト: Kindleストア
書籍『市民ランナーという走り方』Amazonにて発売中
ランニング・マラソンについて体系的に学びませんか? このブログの著者の書籍がAmazonにて発売しています。雑誌『ランナーズ』のライターだった筆者が贈る『市民ランナーという走り方』。 雑誌『ランナーズ』のライターだった筆者が贈る『市民ランナーという走り方』。 市民ランナーの三冠グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するための方法を教えます。 本書の特徴は、ランニングフォームをつくる入力ワードを変えることで速く走れるようになるというものです。パフォーマンスを肉体が再現するための入力ワードによって、いわば言葉の力によって速くなるというメソッドを提唱します。 ●絶対にやってはいけない「スクワット走法」とはどんなフォーム? ●初心者が習得すべき「アトムのジェット走法」「踵落としを効果的に決める走法」 ●ピッチ走法とストライド走法、どちらで走るべきなのか? ●ストライドを伸ばすための「逆くの字走法」「ハサミは両方に開かれる走法」って何? ●マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」とは? ●言葉の力で速くなる「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」って何? ●戦闘フォーム「ヤジロベエ走法」ってどんなフォーム? ●究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」の本当の意味は? ●スピードに教わる。自分の肉体から学ぶ「オオカミ・ランニング」とは? ●ウルトラマラソンの走り方「ばあちゃん走法」とは? 本書を読めば、「マンガに学ぶ実走」などの言葉のイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く効率的に走ることができるようになります。 踵着地とフォアフット着地、どちらが正解か? 本書では明確に答えています。 ●「世界が美しく見える魔法」とは? 禅ランニング・瞑想ランニングのやり方 カルペ・ディエム。この本は「ハウツーランニング」の体裁をした市民ランナーという生き方に関する本です。 あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。 市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。
Amazon.co.jp: 市民ランナーという走り方(マラソン・サブスリー。グランドスラム養成講座) 電子書籍: アリクラハルト: Kindleストア
Amazon.co.jp: 市民ランナーという走り方(マラソン・サブスリー。グランドスラム養成講座) 電子書籍: アリクラハルト: Kindleストア
このブログ著者の小説『ツバサ』
小説『ツバサ』
主人公ツバサは劇団の役者です。 「ハッピーな人はもっと更にどんどんハッピーになっていってるというのに、どうして決断をしないんだろう。そんなにボンヤリできるほど人生は長くはないはずなのに。たくさん愛しあって、たくさん楽しんで、たくさんわかちあって、たくさん感動して、たくさん自分を謳歌して、たくさん自分を向上させなきゃならないのに。ハッピーな人達はそういうことを、同じ時間の中でどんどん積み重ねていっているのに、なんでわざわざ大切な時間を暗いもので覆うかな」 「そのときは望んでいないことが起きて思うようにいかずとても悲しんでいても、大きな流れの中では、それはそうなるべきことがらであって、結果的にはよい方向への布石だったりすることがある。そのとき自分が必死にその結果に反するものを望んでも、事態に否決されて、どんどん大きな力に自分が流されているなあと感じるときがあるんだ」 「どんな喜びも苦難も、どんなに緻密に予測、計算しても思いもかけない事態へと流れていく。喜びも未知、苦しみも未知、でも冒険に向かう同行者がワクワクしてくれたら、おれも楽しく足どりも軽くなるけれど、未知なる苦難、苦境のことばかり思案して不安がり警戒されてしまったら、なんだかおれまでその冒険に向かうよろこびや楽しさを見失ってしまいそうになる……冒険でなければ博打といってもいい。愛は博打だ。人生も」 「私にとって愛とは、一緒に歩んでいってほしいという欲があるかないか」 「不倫って感情を使いまわしができるから。こっちで足りないものをあっちで、あっちで満たされないものをこっちで補うというカラクリだから、判断が狂うんだよね。それが不倫マジックのタネあかし」 「愛する人とともに歩んでいくことでひろがっていく自分の中の可能性って、決してひとりでは辿りつけない境地だと思うの。守る人がいるうれしさ、守られている安心感、自信。妥協することの意味、共同生活のぶつかり合い、でも逆にそれを楽しもうという姿勢、つかず離れずに……それを一つ屋根の下で行う楽しさ。全く違う人間同士が一緒に人生を作っていく面白味。束縛し合わないで時間を共有したい……けれどこうしたことも相手が同じように思っていないと実現できない」
Bitly
小説『ツバサ』
主人公ツバサは劇団の役者です。 「ハッピーな人はもっと更にどんどんハッピーになっていってるというのに、どうして決断をしないんだろう。そんなにボンヤリできるほど人生は長くはないはずなのに。たくさん愛しあって、たくさん楽しんで、たくさんわかちあって、たくさん感動して、たくさん自分を謳歌して、たくさん自分を向上させなきゃならないのに。ハッピーな人達はそういうことを、同じ時間の中でどんどん積み重ねていっているのに、なんでわざわざ大切な時間を暗いもので覆うかな」 「そのときは望んでいないことが起きて思うようにいかずとても悲しんでいても、大きな流れの中では、それはそうなるべきことがらであって、結果的にはよい方向への布石だったりすることがある。そのとき自分が必死にその結果に反するものを望んでも、事態に否決されて、どんどん大きな力に自分が流されているなあと感じるときがあるんだ」 「どんな喜びも苦難も、どんなに緻密に予測、計算しても思いもかけない事態へと流れていく。喜びも未知、苦しみも未知、でも冒険に向かう同行者がワクワクしてくれたら、おれも楽しく足どりも軽くなるけれど、未知なる苦難、苦境のことばかり思案して不安がり警戒されてしまったら、なんだかおれまでその冒険に向かうよろこびや楽しさを見失ってしまいそうになる……冒険でなければ博打といってもいい。愛は博打だ。人生も」 「私にとって愛とは、一緒に歩んでいってほしいという欲があるかないか」 「不倫って感情を使いまわしができるから。こっちで足りないものをあっちで、あっちで満たされないものをこっちで補うというカラクリだから、判断が狂うんだよね。それが不倫マジックのタネあかし」 「愛する人とともに歩んでいくことでひろがっていく自分の中の可能性って、決してひとりでは辿りつけない境地だと思うの。守る人がいるうれしさ、守られている安心感、自信。妥協することの意味、共同生活のぶつかり合い、でも逆にそれを楽しもうという姿勢、つかず離れずに……それを一つ屋根の下で行う楽しさ。全く違う人間同士が一緒に人生を作っていく面白味。束縛し合わないで時間を共有したい……けれどこうしたことも相手が同じように思っていないと実現できない」
Bitly
旅行-放浪-車中泊-アウトドア
スポンサーリンク
アリクラハルトをフォローする
ドラクエ的な人生
タイトルとURLをコピーしました