ドラクエ的な人生

バチェラー・ジャパンのほうが、バチェロレッテ・ジャパンよりも面白い理由

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【Amazonプライムビデオ】バチェロレッテがバチェラーほど面白くない理由。

Amazonプライムビデオで独占配信しているバチェラーという番組がわたしは大好きです。

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このバチェラーという番組が好きすぎて、バチェラーハウスを見に行ったこともありました。新作が待ちきれず、いっそのこと「世界のバチェラーを見せてくれ」という記事を書いたこともあります。アメリカのバチェラーとか、インドのバチェラーとか、見てみたいと思いませんか? お金持ち度も違うだろうし、女性の駆け引きのやり方も国柄が出て違うはずです。

世界のバチェラーが見たい!

その『バチェラー・ジャパン』の男女逆転版に『バチェロレッテ・ジャパン』というのがあります。バチェラー好きの流れで、バチェロレッテも見てみたのですが……正直、バチェラーほど面白くはないですね。なんか……普通で。ひとりの高嶺の花に男たちが群がって奪い合うって、、、ありふれた普通の光景じゃありませんか? よく見かけるし、私にも身に覚えがあります。ひとりの女性を複数の男で奪い合うなんてことはよくあることです。

だからバチェロレッテでそれを見せられても「普通」すぎてそれほど興奮しませんでした。男たちも普段やっていることの延長だし、バチェロレッテも普段からモテているんでしょうから、やはり「ありふれた」「あたりまえのこと」に過ぎません。だからそれほど面白くありませんでした。

でもイケメンの独身貴族を大勢の美女が群がり奪い合うという景色は「普通」ではありません。私はそんなの見たことありませんし、身近で聞いたこともないです。ふつう美女というのはプライドがありますし競合他者と競争するよりも「わたしを求めてくれる人は他にいる」と別の男を選んで棲み分けするものだからです。だから女性は不倫を絶対に許せないという人が多いのです。ルールで定めたテリトリーを不倫は犯しているからです。

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このブログの著者が執筆した純文学小説です。

「かけがえがないなんてことが、どうして言えるだろう。むしろ、こういうべきだった。その人がどんな生き方をしたかで、まわりの人間の人生が変わる、だから人は替えがきかない、と」

「私は、助言されたんだよ。その男性をあなたが絶対に逃したくなかったら、とにかくその男の言う通りにしなさいって。一切反論は許さない。とにかくあなたが「わかる」まで、その男の言う通りに動きなさいって。その男がいい男であればあるほどそうしなさいって。私は反論したんだ。『そんなことできない。そんなの女は男の奴隷じゃないか』って」

本作は小説『ツバサ』の後半部分にあたるものです。アマゾン、楽天で無料公開しています。ぜひお読みください。

Bitly

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バチェラーのシーズン1の最初のパーティーで女性たちがみんな泣き出してしまったのは、それが「はじめて経験する」「あたりまえじゃないこと」だからです。一人の男を美女が群がり奪い合うというのは、滅多にないことです。彼女たちにとってもはじめての経験だったのではないでしょうか。……だからこっちは見ていて面白いのです。

せっかく動画を視聴するのですから「ありふれた」「普通」「あたりまえ」(つまりバチェロレッテ)よりも「見たことない」「異常」「ありえない」(つまりバチェラー)の方が見たいと思うのは当然です。これがバチェラーのほうがバチェロレッテよりも面白い理由です。

バチェラーは女どうしの駆け引きとかキャットファイトが面白いのです。それはあまり見ることがないからです。でもバチェロレッテの女をめぐる男どうしの取り合いなんてそこかしこに転がっていますよ。あなたも経験があるのではありませんか?

これは私が男だからそうなのではなく、私のパートナーのイロハさん(女性)も「バチェラーの方が面白いね」と言っています。ありふれたものよりも、滅多に見ないものの方が見る価値があるのは当然のことですよね。

婚活ドキュメンタリー「バチェラー」

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女は寝てはじめて男に惚れる。

日本版初代バチェロレッテ・福田萌子さんは、結局、誰も選べませんでした。

ええーっ!! と番組の出演者はみんな驚いていました。私もその一人でした。

「選んだらそれで結婚じゃないんだから、誰か選べばいいじゃん。選ぶのが番組のルールでしょ」という声は正しいと思います。

しかしどうせ結婚まで行かず別れる前提ならば、最初から誰も選ばない方が誠実だという彼女の意見も理解できます。

私には30代で癌で亡くなった友人がいます。笑顔が爽やかなイケメンでした。彼が生前、言っていた言葉で「女は寝てはじめて男に惚れる」というものがあります。この言葉を私はいまだによく覚えています。まるであいつの遺言であるかのように。

私は彼よりもはるかに長生きしましたが、男女関係を見ていて「たしかにそうかな」というところがあるように思うのです。すべての女性の恋愛がそうだとはいいません。女性にだって一目惚れもあるでしょう。しかし実際のところ、相当程度、当たっているのではないかなと感じています。

男性諸君! 女性に告白し、つきあいはじめてから、明らかに「最初それほどでもなかったはずなのに、女性の気持ちが確実に変わってきたな」「オレのことが好きなんだな」と感じる瞬間って、ぶっちゃけ何度か寝た後ではありませんか?

番組の中で福田さんは男性とハグはしていましたが、キスやエッチはもちろんしていません。キスすらもしていないところで「惚れたり」「自分に恋愛感情があるか自問自答したり」「結婚を考えたり」するのは、女性の生理からいっても難しいのではないかと思います。寝てみないとね。

私は福田さんのようなスタンスの女性と何度も出会ったことがあります。「前ので恋愛は終わり。次は結婚」「結婚できないのならつきあっても意味がない」そういう女のことを、なんて傲慢な女だろうと思っていたものです(笑)。

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このブログの著者が執筆した「なぜ生きるのか? 何のために生きるのか?」を追求した純文学小説です。

「きみが望むならあげるよ。海の底の珊瑚の白い花束を。ぼくのからだの一部だけど、きみが欲しいならあげる。」

「金色の波をすべるあなたは、まるで海に浮かぶ星のよう。夕日を背に浴び、きれいな軌跡をえがいて還ってくるの。夢みるように何度も何度も、波を泳いでわたしのもとへ。」

※本作は小説『ツバサ』の前編部分に相当するものです。

アマゾン、楽天で無料公開しています。ぜひお読みください。

Bitly

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福田さんの場合は、その上で自分に恋愛感情があるかどうかまで追求するのですから、これではまとまる話しもまとまりません。

『バチェロレッテ・ジャパン』を見て、そんなことを考えつつ、三十代前半で「女は寝てはじめて男に惚れる」といった友人の死を心の中で惜しんだのでした。

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エロ同人誌によくある設定だと論破される

ガンで若死にした友人の名言「女は寝てはじめて男に惚れる」については後日談があります。

とある飲み会の席で『バチェロレッテ・ジャパン』が話題になったことがありました。そのときも私は上と同じようなことを主張したのです。

キスすらもしていないところで「惚れたり」「自分に恋愛感情があるか自問自答したり」「結婚を考えたり」するのは、女性の生理からいっても難しいと思う。その上、自分に恋愛感情があるか、真実の愛とは何か、と考えたら、相手を選ぶことなんてできないだろう。「女は寝て初めて男に惚れる」のだから、と。

友人の名言を引いて、決まった、と思いました。ところがアスペルガー症候群という噂のTという後輩が、

「エロ同人誌によくありがちな設定ですけどね」

と、気持ちわるい声で生意気なことを言いだしたのです。こいつはソープでソープ嬢にも断られたという伝説の持ち主で、その対人障害っぽい言い方にムッとしました。決まった、と思ったのが台なしでした。捨ておけないので、どういうことかとたずねると、

「脅迫されたりとか、睡眠薬を飲まされたりとか、最初は不本意ながらに男性といやいや関係をむすんでいるうちに、いつの間にか相手のことを好きになっているっていうのは、エロ同人誌によくありがちなパターンなんですよ」

と、知っている自分の方がさも偉いとでもいうように私に教えてくれたのでした。

くおら、このアスペルガー野郎が! しろうと童貞のくせに!(笑)

モテてイケメンだった友人がおれに残してくれた伝説の名言を、モテない君の巣窟のエロ同人誌の黄金パターンにはめこんでんじゃねえよ!

そう思ったのですが、やられました。負けました。こっちはモテてイケメンだった友人の言葉を引用しているのですが、周囲の呑み助たちから見ると私がエロ同人誌から鉄板ロジックを引用したみたいになってしまったのです。それにしても最近のエロ同人誌ってレベルが高いのね……。

でも引用元はともかく「女は寝て初めて男に惚れる」という主張に違いはありません。一定の真理を突いた言葉であるには違いないのでしょう。モテてイケメンだった友人から最初にこの言葉を聞けてよかったと私は思いました。アスペルガーから聞いていたら真実を含んだ言葉でもすなおに受け止められなかったかもしれません。

男は寝なくても情熱メーターが振り切れるほど女に惚れることができると思います。複数の女性に対しても。だからバチェラーは見ていて面白いのです。

でも女は寝る前に情熱メーターが振り切れるほど男に惚れることはまずありません。そして男を天秤にかけるというのも、その姿勢だけで貴婦人(バチェロレッテ)にふさわしくないと判断されてしまいます。だからバチェロレッテはバチェラーほど見ていて面白くないのでしょう。

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