ドラクエ的な人生

【あぐら腰痛】椅子に座ると平気なのに、胡坐をかくと腰が痛くなるのはなぜだ?

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椅子に座ると平気なのに、胡坐をかくと腰が痛くなるのはなぜだ?

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わたしは読書家なので、車の中で過ごすのも、さほど苦になりません。本を読めばいいのです。本さえあればいくらでも過ごせます。どれほど夜が長くても。

部屋の中の明るい環境で読書するよりも、暗い中ヘッドライトで本を読む方が、イマジネーションを刺激されて本が面白く読めるような気がします。

しかし問題がひとつあります。それは後部座席であぐらをかいていると、腰が痛くなるということです。自宅でデスクの椅子に座っているとそうでもないのに、あぐらをかくと腰が痛くなるのはなぜなのでしょうか?

このブログではその謎を解明します。

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腰椎(脊柱)のS字カーブを維持するためには、骨盤を立てることが重要です。

わたしは医者や整体師ではありませんが、シリアス市民ランナーとして肉体のことを真摯に研究してきたので、ズブのド素人ではありません。

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※雑誌『ランナーズ』の元ライターである本ブログの筆者の書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。

「コーチのひとことで私のランニングは劇的に進化しました」エリートランナーがこう言っているのを聞くことがあります。市民ランナーはこのような奇跡を体験することはできないのでしょうか?
いいえ。できます。そのために書かれた本が本書『市民ランナーという走り方』。ランニングフォームをつくるための脳内イメージワードによって速く走れるようになるという新メソッドを本書では提唱しています。「言葉の力によって速くなる」という本書の新理論によって、あなたのランニングを進化させ、現状を打破し、自己ベスト更新、そして市民ランナーの三冠・グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するのをサポートします。
●言葉の力で速くなる「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」「アトムのジェット走法」「かかと落としを効果的に決める走法」
●絶対にやってはいけない「スクワット走法」とはどんなフォーム?
●ピッチ走法よりもストライド走法! ハサミは両方に開かれる走法。
●スピードで遊ぶ。スピードを楽しむ。オオカミランニングのすすめ。
腹圧をかける走法。呼吸の限界がスピードの限界。背の低い、太った人のように走る。
マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」とは?
究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」
本書を読めば、言葉のもつイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く走ることができるようになります。
あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。
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どんなレースに出ても自分よりも速くて強いランナーがいます。それが市民ランナーの現実です。勝てないのになお走るのはなぜでしょうか? どうせいつか死んでしまうからといって、今すぐに生きることを諦めるわけにはいきません。未完成で勝負して、未完成で引退して、未完成のまま死んでいくのが人生ではありませんか? あなたはどうして走るのですか?
星月夜を舞台に、宇宙を翔けるように、街灯に輝く夜の街を駆け抜けましょう。あなたが走れば、夜の街はイルミネーションを灯したように輝くのです。そして生きるよろこびに満ち溢れたあなたの走りを見て、自分もそんな風に生きたいと、あなたから勇気をもらって、どこかの誰かがあなたの足跡を追いかけて走り出すのです。歓喜を魔法のようにまき散らしながら、この世界を走りましょう。それが市民ランナーという走り方です。

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走りの技術。ヤジロベエ走法。腰椎の一点で上半身のバランスをとる走法

走るのにも重要な役割を果たしている脊柱(背骨)は真っすぐではなく、ゆるやかなS字カーブを描いています。大切な脳に直接衝撃がいかないように、そのS字カーブがランニングの着地の衝撃を逃す役割を担っています。

ボディーブローで呼吸はとまる。着地衝撃から横隔膜を守るマラソン呼吸法

骨盤が立ってその上にS字カーブを描いた脊柱が立つのが本来の直立姿勢なのです。

しかしあぐらをかくと骨盤が寝てしまい、その上に乗っかっている脊柱に大きな負担がかかります。とくにあぐらをかいて読書をするような場合にはより下を向くような姿勢になるため、腰椎の腰のくびれを形成しているカーブが逆にひっぱられるようになって、腰に負担がかかります。

あぐらは本来の姿勢をそこなっているのです。その証拠に、あぐらをかくと、腰のくびれがなくなっています。骨盤が後ろに倒れて、腰が丸くなってしまっています。それはつまりS字カーブを逆に張っているということなのです。これが腰痛の原因になるのです。

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床に直座りするのは、腰に負担がかかる。腰痛の温床

この状態を避けるためには、なるべく腰椎が本来のS字カーブをそこなわないような姿勢をとることが重要です。腰がまるくなってしまう(くびれがなくなってしまう)のは骨盤が寝ているためです。骨盤を立てればお尻から背中の筋肉をゆるめることができます。

あぐらをかく場合、腰の下にクッションなどを敷くと骨盤が寝るのを防ぐことができます。

またときどき立ち上がることが重要です。腰椎を本来の位置にときどきリセットしてあげると腰痛を未然に防止してくれます。

腰を悪い位置で固定するのではなく、すこし動いて血流をよくすることが一番大切です。

睡眠時腰痛。腰痛対策とは「腰まわりの筋肉に血を流してあげること」

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車中泊は飛行機の長距離フライトに似ている。エコノミークラス症候群(肺塞栓症)にご用心。

わたしは車中泊で車の中で過ごしていると、飛行機の長距離フライトのことをいつも思い出します。エコノミークラスのあの狭い座席で、10時間以上も過ごさなければならない「狭~いストレス」のことを。あの狭い椅子から動けない苦しさを。あれにくらべれば車中泊の方がずっといい環境であるのは間違いありません。

ずっと同じ姿勢で動かないとエコノミークラス症候群(肺塞栓症)という血栓ができてしまう病気になることがあります。もちろんサラサラ血液の人よりも、ドロドロ血液の人の方がなりやすいのですが、普段、運動しているアスリートでもこの病気にかかることがあります。

実際、サッカー日本代表の高原直泰選手が大きな大会二カ月前にエコノミークラス症候群にかかってしまいました。このとき高原はビジネスクラスで移動中だったそうです。

同じ姿勢をしている時間の長さだけが問題で、普段運動しているかどうかは関係ありません。ずっと悪い姿勢でいつづけることが腰によくないのです。いくら座席空間が広くても、ずっと座っていると駄目だということです。この病気には、ファーストクラスに座っていてもかかります。じっさいに車中泊するわたしの車内は完全に横になることができますし、飛行機のファーストクラスよりも広くて快適なのです。

それでもエコノミークラス症候群にかからないかと不安になります。

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ときどき立って歩くことが腰椎の位置をリセットしてくれる。

座ったり、横になったりする分には、飛行機のファーストクラスよりも広くて快適な車中泊の車の中。それでもあまり動かずに同じ姿勢のままでいると、腰痛になったり、エコノミークラス症候群になってしまったりすることでしょう。

唯一、ファーストクラスに負けているのは、立ち上がることができないことです。これはエコノミークラスでも同じですが、飛行機の中では立ち上がることができます。それに対してステーションワゴン車中泊では車内で立つことができません。

立ち上がって、背筋を伸ばすことで、脊柱が本来の位置にセットされます。

車中泊の場合、トイレに行くなどのタイミングで車外に出て立って歩くということが貴重な腰椎リセットの機会をあたえてくれます。

車中泊をしていると、ときどき立ったりすることがどれだけ大切かわかります。

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軽自動車よりもステーションワゴンの方が車中泊に向いている理由

わたしの車中泊の場合、晴れていれば外を歩きます。星空を眺めたりするのは車中泊の醍醐味のひとつです。

問題は大雨の日です。雨だと外を歩くのは厳しいものがあります。こういうときは車の中に閉じこもって本を読むしかありません。腰痛にご注意ください。

わたしのステーションワゴン車中泊の場合は、助手席に移動して本を読んでいます。椅子では骨盤を立てる姿勢をとりやすいために、腰への負担が軽減されます。自宅の机で本を読んでいる状態と変わりません。

ステーションワゴン車中泊の場合、助手席で読書するというスペシャル技があるのです。

軽自動車で車中泊している人を見かけます。この人たちは助手席まで倒して横になれるスペースを稼ぎ出しています。この場合は、後部スペースであぐらをかくか、運転席で本を読むしかありません。

わたしもやったことがあるのですが、運転席で読書する場合、ハンドルがひじょうに邪魔になります(笑)。

やはり軽自動車よりはステーションワゴンの方が車中泊しやすいと、この一件をとってみてもわかるでしょう。

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