走りの技術。ヤジロベエ走法(旧名・天秤走法)。腰椎の一点で上半身のバランスをとる走法

ランニング・マラソン・ダイエット
スポンサーリンク
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

~~このサイトについて~~

波間に浮かぶボトルの手紙を、インターネットの海に流しました。

このメッセージをあなたが受け取ってくれたのは「奇跡」です。

受け取ってくれて、ありがとう。

当ページはリンクフリーです。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

みなさん今日も楽しく走っていますか?

ここでは、私ハルトのサブスリー養成講座の核の理論のひとつ「ヤジロベエ走法」について書いています。

ランニング中の上半身の体重処理を腰椎の一点でヤジロベエのようにバランスをとって処理するという走法です。

そのため上半身は前のめりだった初心者フォームからすこし直立、中立するようになります。

ヤジロベエ走法で上半身の力を抜くことにより、よりダイナミックなスピードフォームで走ることができるようになります。

【この記事を書いている人】

瞑想ランニング(地球二周目)をしながら心に浮かんできたコラムをブログに書き綴っているランナー・ブロガーのサンダルマン・ハルトと申します。ランニング系・登山系の雑誌に記事を書いてきたプロのライターでもあります。日本脚本家連盟修了生。その筆力は…本コラムを最後までお読みいただければわかります。あなたの心をどれだけ揺さぶることができたか。それがわたしの実力です。

初マラソンのホノルル4時間12分から防府読売2時間58分(グロス)まで、知恵と工夫で1時間15分もタイム短縮した頭脳派のランナー。市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。ちばアクアラインマラソン招待選手。ボストンマラソン正式選手。地方大会での入賞多数。海外マラソンも完走多数(ボストン、ニューヨークシティ、バンクーバー、ユングフラウ、ロトルアニュージーランド、ニューカレドニアヌメア、ホノルル)。月間走行距離MAX600km。ランニング雑誌『ランナーズ』の元ライター。『言葉の力で肉体を動かす(市民ランナーという生き方)』(グランドスラム養成講座)を展開しています。言葉の力で、あなたの走り方を劇的に変えてみせます。

また、現在、バーチャルランニング『地球一周走り旅』を展開中。ご近所を走りながら、走行距離だけは地球を一周しようという仮想ランニング企画です。

そしてロードバイク乗り。朝飯前でウサイン・ボルトよりも速く走れます。江戸川左岸の撃墜王(自称)。スピードが目的、スピードがすべて。ロードバイクって凄いぜ!!

山ヤとしての実績は以下のとおり。スイス・ブライトホルン登頂。マレーシア・キナバル山登頂。台湾・玉山(ニイタカヤマ)登頂。南アルプス全山縦走。後立山連峰全山縦走。槍・穂・西穂縦走。富士登山競争完走。日本山岳耐久レース(ハセツネ)完走。などなど。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。

その後、山ヤのスタイルのまま海外バックパック放浪に旅立ちました。訪問国はモロッコ。エジプト。ヨルダン。トルコ。イギリス。フランス。スペイン。ポルトガル。イタリア。バチカン。ギリシア。スイス。アメリカ。メキシコ。カナダ。タイ。ベトナム。カンボジア。マレーシア。シンガポール。インドネシア。ニュージーランド。ネパール。インド。中国。台湾。韓国。そして日本の28ケ国。パリとニューカレドニア、ホノルルとラスベガスを別に数えていいなら訪問都市は100都市をこえています。(大西洋上をのぞいて)世界一周しています。ソウル日本人学校出身の元帰国子女。国内では青春18きっぷ・車中泊で日本一周しています。

登山も、海外バックパック旅行も、車中泊も、すべてに共通するのは必要最低限の装備で生き抜こうという心構えだと思っています。バックパックひとつ。その放浪の魂を伝えていきます。

千葉県在住。夢の移住先はもう決まっています!!

※この稿の内容は以下のとおりです。

スポンサーリンク

市民ランナーはピッチよりもストライドを意識すべきです

このブログでは「サブスリー養成講座」と称して、たくさんの走法、入力意識、速く走るための技術について解説してきました。

他の人の言っていないこと、他の人が言葉にしていないこと、を講座の中では展開してきた自負があります。

この講座の最大の特徴は「理想のフォームを追求するな。フォームは複数ある。その全部を使え」ということに尽きますが、他にも他のサブスリー攻略サイトとは違う特徴をいくつかあげることができます。

「ピッチ走法ではなく、ストライド走法」を推奨していることもそのひとつといえるでしょう。

ほとんどのランニング書籍ではピッチ走法を推奨していることを私は知っています。

超一流の元オリンピック選手や、彼女たちを育てた有名コーチが執筆している書物がピッチ走法を推奨しているのにも関わらず、なぜ市民ランナーのお前がストライド走法を勧めているのか、と思う方も多いと思います。

私もかつてはピッチ走法のランナーでした。そしてサブスリーを達成できないランナーでした。

その時、世界陸上の川内優輝選手をテレビで観戦していて衝撃的なことに気がついたのです。それはこういうことでした。

「これは夢か? 川内よりも、おれの方がピッチが速い」

それがどんなに衝撃的な発見だったか、わかるでしょうか。最初はテレビ中継だと脚の動きがスローモーションになるのかと疑ったほどでした。それほど信じられなかったからです。

しかし長身189cmの長身、旭化成の堀端宏行選手などと比べると、完全に脚の回転(ピッチ)は自分の方が上だとわかりました。

実は、ピッチというのは子供でも大人でも、市民ランナーでもアスリートでも、さほど変わらないものなのです。180BPMぐらいが最適だとされています。1秒間に3歩のリズム感がマラソンには最適のピッチだと言われています。それは川内優輝でも、この稿を読んでいるあなたでも同じなのです。

でも川内は世界陸上クラス、あなたは市民ランナー。この違いは何なのでしょうか。

もうわかりましたよね。違うのはストライドなのです。あなたと川内優輝の決定的な違いはピッチではありません。ストライドが違うのです。

スポンサーリンク

上虚下実のヤジロベエ走法

元々、才能があって、凄いストライドで物凄く速いエリート選手ばかりを指導しているプロのコーチは、なんとかしてアフリカの黒人選手に勝つために、ピッチ走法(というより省エネ・効率走法)を指導する癖がついています。

同じ土俵のストライドで勝負しては日本人選手は黒人選手にはかないません。そして黒人選手に勝てなければ金メダルを取れないからです。

しかし市民ランナーはエリート選手とは違います。目標は黒人選手に勝つことではなく、自己ベストを更新することです。

弱小市民ランナーには「全然、ストライドのない人」がたくさんいます。

プロのコーチはそういう市民ランナーにも「自分のエリート選手」と同じ指導をしてしまいます。

だから「ピッチ」「ピッチ」と指導するのですが、これは間違っています。

市民ランナーはエリート選手とは逆にストライドを伸ばすような練習をした方がいいです。

では、どのようにすればストライドは伸ばせるのでしょう。そもそもストライドとはどのようなものでしょうか。

ストライドとは、宙に浮いて滞空移動することであり、体重を減らすことが走力に決定的な影響をあたえます。

その上で、フワッとした浮遊感を感じて走りましょう。宙に浮く「快楽のランニング」です。

フワッと骨盤・腰椎を浮かせてみましょう。すると脚が軽くなるのがわかるでしょう。

オモチャの「ヤジロベエ」のように腰の一点で上半身を支えるようにします。上半身を腰椎にささえてもらうのです。体重は筋肉で支えるのではなく、骨に支えてもらいましょう。

これができるようになると、腹と背中の筋肉の力を抜くことができます。

とくに前傾姿勢を維持するために緊張しっぱなしで疲弊した腰と背中の筋肉をリラックスさせることは大きなメリットになります。

筋肉をリラックスさせることができるということは、その筋肉を使うことができるということです。

筋肉というのは主動筋と対抗筋が対になっています。

対抗筋を固く緊張させたまま、主動筋だけを動かすというのは、負荷をかけたまま力を振るうことと同じで、効率的ではありません。

主動筋の腸腰筋(脊柱の前についている大腿骨を上げる筋肉)(お腹の筋肉)を動かすためには、対抗筋である脊柱起立筋がリラックスしていることが必要なのです。それができないと相互ピストン運動が力を相殺してしまいます。ブレーキをかけたまま、アクセルを踏むようなものです。

脊柱前後の筋肉を動かしながら、上半身の重さは脊柱に支えてもらうため、感覚としては上半身はフワッと浮いたようになります。腰椎がバランスをとって、ヤジロベエのように上半身を支えているのです。

これがヤジロベエ走法(旧名・天秤走法)です。背中の筋肉を休めて、腸腰筋を力強く使うための走法です。

ヤジロベエ走法は「上虚下実」の状態です。下半身は力を発揮する瞬間がありますが、上半身の力は常に抜けています。

そして腰椎の一点で上半身をヤジロベエのようにバランスをとって支えます。そして腹や背中の筋肉は脱力して、ただ前に進むためだけにすべての力を使います。

上半身の姿勢の維持に筋力をつかわないところが、動的バランス走法とヤジロベエ走法の違いです。

動的バランス走法はすっと通った一本の脊柱を動かさないイメージですが、ヤジロベエ走法では上半身はブレても構いません。足が大きく動くわけですから、むしろ上半身はブレて当然です。

ガチガチに動かない不動直立の背骨よりは、むしろすこし揺らした方がリラックスできるのではないかと思います。すこし揺らすことが脱力のコツです。

また腰を落としたまま腰椎を揺らすのは難しいことです。腰椎が揺れていることを意識すれば、フォームは自然と腰高になるでしょう。

ヤジロベエは土台が動いてブレても、やがて元のバランスに戻ってきます。そのイメージです。

ヤジロベエがバランスして元に戻ってくるときの力を利用して、体をよじりながら反対側の足を前に出すようにします。

あなたがボクサーなら「デンプシーロール」のように背骨を左右によじりながら脚を繰り出すといえば伝わるでしょうか。

渓流をシャケが登るときには、背骨をよじって全身の力で流れに逆らいながら進んでいきます。そのようにランナーも背骨をよじりながら走るのです。

上半身を動かさないために、姿勢を維持するために筋力をつかわないようにしてください。

ヤジロベエのバランスには頭蓋骨の重さを利用してください。

揺れても戻ってくる、その力を利用して走るのです。

スポンサーリンク

ストライドを稼ぐための走法・ヤジロベエ走法

ヤジロベエ走法(旧名・天秤走法)では、おへそから下は全部脚だという意識で走ります。ヤジロベエの支点となっている一点(腰椎)から下は、移動するための推進装置です。

では上半身は何のためについているのでしょうか。

上半身は酸素を取り込む肺のためにあります。風船を膨らませて浮かべるように、肺に空気をいっぱい取り込みます。

マラソン呼吸術「トランポリン呼吸法」。横隔膜を下げて腹圧をかける
ランニングは単調です。単純だからこそ研究し甲斐があるのです。わずかな違いが大きく効いてくるのです。 ここではランニングの呼吸法「トランポリン呼吸法」について解説しています。

体重を支えているのは筋肉ではなく骨です。

リラックスした腹と背中の筋肉で大腿骨を太鼓を叩くバチのように動かします。

ここで意識するのは「ハサミは両方に開かれる走法」です。不動の大地を踏みつけるのではなく、抵抗なしの空気を膝蹴りするようにして切り裂きます。両足を意識せず、片足だけに集中して大丈夫です。

前に進むためにはアスファルトを蹴らなければ(押さなければ)ならないと思い込んでいる人がいると思いますが、そんなことはありません。ハサミは両方に開かれます。一方のハサミの刃が開くとき(膝蹴りの前脚)、もう一方のハサミの刃(体重を支えている後ろ足)も勝手に開かれます。だから前脚だけ意識しておけば大丈夫なのです。心配いりません。

逆説のランニング。ストライド走法の極意「ハサミは両方に開かれる走法」
ストライド走法では、地面を蹴るのではなく、宙に振り出した方の脚に意識を向けます。 片方の脚を意識するだけで、結果として両方の脚を動かすことができます。 なぜならハサミは両方に開かれるからです。
スポンサーリンク

上級者の走り方。ヤジロベエ走法は肩の力を抜く走法

「動的バランス走法」よりも「ヤジロベエ走法」を私が進化系と位置づけているのは、結局、背中の筋肉を緩めることができるか、につきます。

「動的バランス走法」には、骨盤・腰椎の浮遊感がありません。ヤジロベエ走法のように一点バランスの上で浮いておらず、腰の筋肉は常に緊張しています。

単純にずっと固くなっている筋肉よりも、ときどき緩んだ筋肉の方が血行がいいことは容易に想像がつくと思います。血行がいいということは、長時間使えるということです。走るときにはリラックスすることが大切なのです。

カタにこだわりすぎるのが、日本文化のよくないところ。カタを追求するあまり、ダイナミズムを失うことがある。強さを失うことがある。面白さを失うことがある
ランニング・サブスリーランナー達成講座『カタを追求するあまり、ダイナミズムを失うことがある。強さを失うことがある。面白さを失うことがある』なりふり構わず前に進みましょう。ただし、力を抜いて

腰を入れて骨盤が直立、中立していた方が、股関節からぐいっと大腿骨を前に突き出すことができます。よりストライドを稼ぐことができるのです。

「動的バランス走法」では脚が高くあがりません。前に倒れないように「おっとっと」と自然に足が前に出る走法は、どちらかといえばピッチ走法向きです。ストライドを伸ばすためにはヤジロベエ走法の方が優れています。

走ることで下半身は当然ブレますが、土台がぶれてもバランスをとるヤジロベエのように腰椎で上半身のバランスをとりましょう。

動的バランス走法では、上半身を動いていないとバランスが取れないほど前に倒してオットットと足が勝手に出てしまう力を利用します。

それに対してヤジロベエ走法では上半身は腰椎でバランスをとっているだけですから、自分の筋肉でジャンプしなければ前に進むことはできません。

だったら動的バランス走法の方が速く走れるんじゃないかと思うかもしれません。しかし、そうではないのです。

スピードはピッチではなく、ストライドで稼ぎます。

マラソン『ピッチ走法よりもストライド走法』ダメージなんか度外視して走れ
どう考えても蹴っ飛ばすことのできない地面を蹴り続けているよりも(ピッチ走法)、フワッと宙に浮いてしまった方が楽に決まっています(ストライド走法)。だから私はストライド走法を推奨しています。それがランニングの王道です。プロコーチの間違った指導に騙されてはいけません。
川内優輝選手はプロランナーに転向しても今より遅くなるだろう
問題はストライドなんだよ。スピードはストライドでしかカバーできない。老いて衰えるということは、ストライドが維持できなくなるということだ。若くバネがあるやつにストライドで勝てなくなるんだ。だからすべてのアスリートに引退の時が来るんだよ。川内選手には奇跡を見せてほしい

フワッと宙に浮いてストライドを稼げる走り、それがヤジロベエ走法です。

重力に引いてもらってオットットと走る動的バランス走法では着地筋を酷使します。重力に引かれる反面、前につんのめる感じになります。

しかし腰椎で上半身を支えるヤジロベエ走法なら上半身がゼログラビティになりますので、脚が引っかかることなく回すことができます。

マンガの表現に学ぶ実走。下半身をクルクル回転させるイメージで走ってみよう
ランニングというのは歯車がかみ合って回る機械のようなものです。膝蹴り状態からフォアフット着地、そして後ろに折った膝がまた膝蹴りのように前に戻ってくる。その歯車の回転を表現したマンガの表現「足をクルクルと回転させる」は、非常によくできた表現だと言わざるを得ないのです。

その結果、ストライドが稼げるのです。

足が自然と前にトットットッと前に出るよりも、フワッと宙に浮く方が速いのです。

下に引く重力を利用するよりも、自分の筋肉の方が強いと信じて、中上級者は「動的バランス走法」から「ヤジロベエ走法」に移行してください。

「ヤジロベエ走法」で上半身がフワッと浮遊した感覚になるのは、上半身の体重処理を腰椎のみにまかせて腹背筋の力を抜くためです。対抗筋の力を抜いてこそ、主動筋のパワーを発揮できます。

「骨格走法」筋肉ではなく骨で走る。疲労しない走り方
骨格走法とは、骨以外は「ないもの」と意識から追い出してしまう走法です。骨が骨として走れば筋肉のサポートは最小限で済みます。自然といいフォームになって速く走れるようになります。筋肉は疲れても、骨は疲れません。

「動的バランス走法」にくらべて「ヤジロベエ走法」は背筋(腰の筋肉)を決定的に緩めることができます。

すると腸腰筋もよりダイナミックに動かすことができるのです。

背筋(腰の筋肉)を緩めるもうひとつの方法は、肩を下げてリラックスさせることです。

肩を上げて走っている初心者ランナーを多く見かけますが、肩を上げると胸式呼吸になりがちです。

さらに背筋を緩めることができません。

筋肉は長く伸ばして使っては緩みません。短く使ってこそ緩むのです。

肩の力を抜いて、肩を下ろせば、その分、背筋はリラックスして、よりダイナミックな動きが可能となります。

そのためにはヤジロベエ走法です。

動的バランス走法と違って、ヤジロベエ走法は腰椎で上半身の力を支えているので、肩の力を抜いて背筋を緩めることが可能です。

ヤジロベエ走法は上半身全ての力を抜く走法です。

上半身の力を柔軟に緩めるからこそ、下半身の地震のような動きのなかでも、腰椎の一点でバランスをとる事ができるのです。

そう、ヤジロベエのように。

スポンサーリンク

すべてのフォームを使え。それが究極の正解

ヤジロベエ走法は腰椎だけで上半身を支えて腹背筋をリラックスさせる走法です。上半身がフワッと浮遊するような感覚で走ります。

しかし、レースの途中で、腹圧をつかったパワー走法(トランポリン呼吸法)を発揮したいと思ったら、そちらに切り替えてください。

マラソン呼吸術「トランポリン呼吸法」。横隔膜を下げて腹圧をかける
ランニングは単調です。単純だからこそ研究し甲斐があるのです。わずかな違いが大きく効いてくるのです。 ここではランニングの呼吸法「トランポリン呼吸法」について解説しています。

そうなったら上半身のリフトアップをやめて、別のフォームに切り替えましょう。

フォームを変えることを恐れてはいけません。

先日のアジア大会のマラソンでもそうでしたが、元オリンピック金メダリストの解説者が、こう言います。

アスリート解説者「苦しいですね。あきらかに先ほどまでとフォームが変わってきました」

ここではフォームが変わることは「悪いこと」「アカンこと」のように言われています。

しかしそれは優勝を狙う選手の場合です。オリンピックの金メダルを狙う選手の場合です。

金メダル狙いと、市民ランナーの自己ベスト狙いはまったく違います。

エリートほど究極のたった一つの走法にこだわるものです。彼らは最速を目指していますから仕方がありません。

しかし私たち市民ランナーが目指しているのは「最速」ではありません「自分史上最高」です。

アスリート解説者「苦しいんでしょうね。顎が上がってしまいました」

しかし顎を上げて頭の重さを背骨の上に乗せて、背骨で頭蓋骨を支えると、背筋を休めることができます。やってみてください。今まで緊張していた筋肉をリラックスさせることができるのです。

すこしスピードは落ちるかもしれませんが、なにもフォームAからフォームBに変わっただけで、レースを諦めることはありません。優勝を狙っているわけじゃないんですから。

「ヤジロベエ走法」で休ませた腰・背中の筋肉が復活していたら、また「動的バランス走法」に戻ってもいいでしょう。「ハサミは両方に開かれる走法」「天秤走法」「ヘルメスの靴」でも構いません。

ヘルメスの靴。足についた宙に浮くためのバネ(足底アーチとアキレス腱)
ギリシア神話にはヘルメスという神様が出てきます。ヘルメスはハネが生えた靴を履いていて宙に浮くことができます。 ヘルメスの靴ほどではありませんが、人間の足にも二種類の宙に浮くためのバネが備えつけられています。 足底アーチと、アキレス腱です。

速く走るためのランニングの極意「アトムのジェット走法」は駆使できていますか? 「踵落としを効果的に決める・走法」も忘れないでください。

複数のフォームを使い回して、自分のすべてを使ってゴールを目指すこと。それが私のサブスリー養成講座の核心です。戦闘速度と巡航速度、どちらも大切です。両方持っていることが強みとなるのです。

ストライド走法とピッチ走法、どちらが正解か? どちらの走法を使うべきなのか?

ランニングの世界では「永遠のテーマ」「答えのない永遠の問い」のように語られるこの二つの走法の優劣ですが、私にはもう答えが出ています。

どっちも使え。これが正解です。

すべての走法を駆使して、自分史上最高のゴールを目指しましょう。

あなたの自分史上最高のゴールに、私のサブスリー養成講座がお役に立てたならこんなにうれしいことはありません。

※最後までお読みいただきありがとうございました。ハルトのサブスリー養成講座に興味を持っていただけましたら、ここから「まとめサイト」に飛ぶことができますのでご覧ください。

厚さは速さだ。ナイキの大逆転劇。厚底ランニング・シューズ「ヴェイパーフライ」のメリット・デメリット
このページでは裸足感覚の着地を推奨するランニングのバイブル『BORN TO RUN』ですっかり悪役にされてしまったナイキが、厚底シューズで薄底シューズに逆襲していく企業の逆襲劇を描いています。
靴下は片方だけ穴が開く。ザムストのランニングソックス『ZAMST HA-1』を片方だけ売ってくれと会社に掛け合ってみた結果
長時間走り続けると、足裏のバネがへたって、アーチが落ちてきます。偏平足ぎみになってしまうんですね。 それを独自の編み方で支えてくれるのがザムストのソックスです。勝負レースに本当におすすめですよ。 アフターケアもばっちりです。私はザムストでサブスリーを達成しました。
雨の日のシャワーランニング。シューズやスマホはどうするの?
ランニングは究極のアウトドアだと思っています。だから雨でも走ります。雨対策の考え方はふたつです。濡れないように雨を防御するか。はじめから濡れてもいいような格好で走るか? 顔とスマホは雨を防御して、ウエアとシューズは濡れてもいいスタイルで走れば、快適にシャワーランニングできます。

ランニングシューズをお探しなら

※雑誌『ランナーズ』元執筆者が贈る『言葉の力で肉体を動かす(市民ランナーという生き方)』(グランドスラム養成講座)についての詳細はプロフィールページをご確認ください。

著者
お探しのものはありませんか?
ツイートしています。見てね!
精一杯でいいから走ろう
仮想世界一周ランニング旅に挑戦中。応援おねがいします
ランニング・マラソン・ダイエット
スポンサーリンク
sandalsmanをフォローする
ドラクエ的な人生
タイトルとURLをコピーしました