kindle unlimitedの使い方を解説します。
電子書籍Kindleとは?
従来の紙ベースの本にはたくさんのデメリットがありました。印刷しなければならず、製本しなければならず、流通しなければならず、本は重く、場所をとり、やがて紙は劣化します。
紙の本のそれらのデメリットを排除したのが電子書籍です。お読みになっているこのブログも同じです。文字情報をネット配信して伝えています。同じことの書籍版が「電子書籍」です。
電子書籍読み放題サービスkindle unlimitedは「スマートフォン」「タブレット」「パソコン」「専用の読書端末「Kindle」」で閲覧が可能です。
それでは電子書籍のメリットを見ていきましょう。
電子書籍は移動しながら生きる旅人・ノマドに最適なサービス
『深夜特急』の沢木耕太郎は「中国の詩集」を持って行ったそうです。知恵を絞ったなあと感心しました。簡明な本だとすぐに飽きてしまいます。漢字の詩集なら、象形文字からイメージをはばたかせて、長く読めそうですものね。私なら『聖書』を持っていくかもしれません。
しかし現代では沢木の「どんな本をもって旅に出るか」という悩みは根こそぎ解決されてしまいました。もっていきたい本を、持っていきたいだけ全部もっていけばいいのです。
電子書籍はスマホやタブレットにダウンロードして持ち運べるので、いくらでも持っていけます。テクノロジーの発達によって、読む本がなくて旅先で退屈することはもうなくなりました。
スマホは文庫本よりも軽いのではないでしょうか。このメリットは自宅や通勤途中でも発揮できるものです。重たい本で本棚が埋まってしまうことはもうありません。収納スペースはスマホでじゅうぶんだからです。
ダウンロードしてしまえば通信環境に関係なく、世界中どこでも読むことができます。リビングでも、トイレでも、通勤電車の中でも、どこでも好きな本を読むことができます。ダウンロードできる本の中には「旅行ガイドブック」も含まれています。
沢木耕太郎は「世界地図」を数枚もってユーラシア大陸を横断したといいますが、電子書籍があれば、そんなムチャなことはもうしなくてもいいのです。スマホがあれば情報はいくらでもゲットできます。指でピンチアウトすれば、世界地図はご近所の住宅地図にまで拡大されます。
たとえ電波が届かないところでも、保存しておいたキンドルが情報を教えてくれます。
電子書籍ならではの参照サービス
本にマーカーをして、本を折って(ドッグイヤー)、付箋をペタペタ貼ってきた、古いタイプの読書家の方もいると思います。
もう一度読み返したい重要な箇所がある。しかしそのどこに読み返したいフレーズがあったのか。。。探せない。
「ある! ある!!」 (あるある体験)
たくさん本を読む人は、一度は経験したことがあると思います。
しかし電子書籍Kindleだったら、もうその心配はいりません。Kindleには重要な部分にマーカーをする機能があります。(ハイライトといいます)
デジタル文字を簡単にマーキングできます。そしてマーキングした箇所は、読み返したい時に参照(リファレンス)することができるのです。
マーキングのしかたは簡単。スマホ(デバイス)の画面を指先でダラダラーっと蛍光ペンで線を引くようになぞるだけ(ドラッグといいます)。
このハイライト機能は非常に便利です。
読了後、文字どおり、作品のハイライト部分だけを選択して読むことができます。
二度目に読み返すときには大幅に時間を短縮してエッセンスを吸収することが可能です。
同じように、紙の本に感想をメモ書きするように、電子メモをつけることができます。
こちらも後で参照することができます。
検索はデジタルの得意技です。たくさんの書物を処理する人ほど電子書籍が有利になります。
デメリットもあるが、メリットが上回るメディアである。
元の雑誌が大判の場合、スマホ画面まで縮小されるため、字が小さくて読みにくいといったデメリットもあります。
また、いわゆる「速読家」の人がパラパラめくって速読できる媒体ではありません。
しかし、電子書籍はメリットがデメリットを上回っているメディアだと思っています。
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※雑誌『ランナーズ』の元ライターである本ブログの筆者の書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。
「コーチのひとことで私のランニングは劇的に進化しました」エリートランナーがこう言っているのを聞くことがあります。市民ランナーはこのような奇跡を体験することはできないのでしょうか?
いいえ。できます。そのために書かれた本が本書『市民ランナーという走り方』。ランニングフォームをつくるための脳内イメージワードによって速く走れるようになるという新メソッドを本書では提唱しています。「言葉の力によって速くなる」という本書の新理論によって、あなたのランニングを進化させ、現状を打破し、自己ベスト更新、そして市民ランナーの三冠・グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するのをサポートします。
●言葉の力で速くなる「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」「アトムのジェット走法」「かかと落としを効果的に決める走法」
●絶対にやってはいけない「スクワット走法」とはどんなフォーム?
●ピッチ走法よりもストライド走法! ハサミは両方に開かれる走法。
●スピードで遊ぶ。スピードを楽しむ。オオカミランニングのすすめ。
●腹圧をかける走法。呼吸の限界がスピードの限界。背の低い、太った人のように走る。
●マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」とは?
●究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」
本書を読めば、言葉のもつイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く走ることができるようになります。
あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。
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どんなレースに出ても自分よりも速くて強いランナーがいます。それが市民ランナーの現実です。勝てないのになお走るのはなぜでしょうか? どうせいつか死んでしまうからといって、今すぐに生きることを諦めるわけにはいきません。未完成で勝負して、未完成で引退して、未完成のまま死んでいくのが人生ではありませんか? あなたはどうして走るのですか?
星月夜を舞台に、宇宙を翔けるように、街灯に輝く夜の街を駆け抜けましょう。あなたが走れば、夜の街はイルミネーションを灯したように輝くのです。そして生きるよろこびに満ち溢れたあなたの走りを見て、自分もそんな風に生きたいと、あなたから勇気をもらって、どこかの誰かがあなたの足跡を追いかけて走り出すのです。歓喜を魔法のようにまき散らしながら、この世界を走りましょう。それが市民ランナーという走り方です。
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電子書籍Kindleの使い方3選
電子書籍kindleを利用してデジタル読書を楽しむには3つの方法があります。
- アマゾンで電子書籍を単品で買う。
- アマゾンプライム会員となって、会員特典のPrime Reading(プライムリーディング)を利用する。
- Kindle Unlimited に入会する。
アマゾンで電子書籍を単品で買う。
ふつうにアマゾンで商品を買う時と同じように、本をポチるだけです。
この時、「kindle版(電子書籍)」と表示されているものを選びます。
はじめて「kindle版(電子書籍)」を買う場合、無料のkindleアプリをダウンロードする画面が現れますので、表示に従って電子書籍を読める環境をデバイス上につくります。
スマホで「kindle版(電子書籍)」を読む手順について、このページの後半で紹介しています。
二回目以降はダウンロードする必要はありません。
パソコンで読む場合は「kindle cloud reader」というサイトから書籍を指定します。
パソコンでは読めず、無料キンドルアプリ(スマホやタブレット)からでないと読めない書籍もあるので注意してください。
文庫本を読むようにスマホ等で読むのがデフォルトの設定なのだと思います。
アマゾン・プライム会員になればPrime Readingが見放題
Prime ReadingはAmazonの有料会員であるプライム会員に付帯する特典となります。
ここからが電子書籍の読み放題サービスとなります。
アマゾンプライム会員に登録するとアマゾン通販の送料が無料になるほか、プライムビデオ(無料特典・購入)を視聴することが可能になります。
PrimeMusic(音楽聞き放題)、PrimeReading(数百冊の本が読み放題)のサービスが付帯しています。サブスクリプション(ネット配信)の中でもっともおすすめなサービスです。30日間の無料体験だけならお金は一切かかりません。
無料体験はこちらから登録できます。
Kindle Unlimited に入会する
アマゾンプライム会員サービスが絨毯爆撃なら、Kindle Unlimitedはピンポイント爆撃です。
キンドルアンリミテッドは読書に特化したサービスです。
月額980円で、書籍・雑誌・マンガなど12万冊が読み放題となります。
プライムリーディングとの違いは本の数。
プライムリーディングの数百冊に対して、キンドルアンリミテッドは日本語の書物で12万冊の品ぞろえです。
読書家の方だったらKindle Unlimitedの方がいいのではないかと思います。
Kindle Unlimitedも初回30日間の無料体験のオプションがあります。
こちらから無料体験できます。
手続きの方法ですが簡単です。基本的に画面の指示どおりに入力すれば簡単に登録できます。
①上のkindle Unlimited トップページをクリック
②「30日間の無料体験を始める」をクリック
③すでにお持ちのアマゾンアカウントでログイン(まだの方は登録してください)
④支払情報の入力。普段アマゾンで利用しているクレジットカードでいいと思います。
⑤登録完了。
ハイ、簡単ですね。
電子書籍が、自分の読書スタイルに向いているかいないか、無料体験することができますよ。
「電子書籍kindle」スマホアプリ版の使い方を解説(画像入り)
さて、ここからは代表的な読み放題サービス「電子書籍kindle」スマホアプリ版の使い方を画像入りで解説しています。
Kindle本をスマホ・アプリで読む
はじめに。アマゾンで販売されている電子書籍「Kindle」(キンドル)を読むために、専用の電子書籍リーダー「Kindle」は必ずしも必要ではありません。
専用のリーダーの方が読みやすいことは確かなのですが、iPhone・iPad・Androidなどのスマートフォンやタブレットでも読むことができます。
むしろ今や誰もが持っていて次々と新機種が市場投下されているスマホで読むことが、時代のスタンダードになっていくのではないでしょうか。
スマホでKindle本を読む場合には、アプリをダウンロードして、そこから本を選択します。
スマホアプリ版のキンドルの機能を厳選して以下に紹介します。
Kindle本の本文に対して行える操作
ページをめくる
ページをめくるには、画面の左右をタップ(軽く叩く)するか、スワイプ(画面に触れたまま左右にさっと動かす)します。
蛍光ペンで線を引く(ハイライト機能)
文字にそって指先をドラッグ(画面に触れたままダーッと引っ張る)すると、蛍光ペンでマーカーを引くようにマークアップすることができます。ハイライト機能といいます。
マイノート(ツールバーの④)からマーカーした箇所へジャンプすることができます。
本文を長押しして表示される「パレット」に対して行える操作
書き込みしたい本文の箇所を長押しすると、上記のようなパレットが表示されます。
①ハイライト(マーカー)を消す
バッテンのパレットをタップ(軽く叩く)すると、マーキングした部分がもとの平文に戻ります。
②ハイライト(マーカー)の色を変える
重要度に応じてマーカーの色を変えます。あとで、色ごとに分けて表示することができます。
③メモ
「紙とペン」のアイコンをタップ(軽く叩く)してください。メモ画面が開きます。
紙の余白に思いついたメモを書き込むように、電子書籍にメモ書きします。
ハイライト部分だけでなく、平文にもメモ書きを書き込めます(長押し)。
マイノート(ツールバーの④)にメモは表示されます。
④辞書
一度、最初に辞書をインストールすれば、単語の意味を辞書で調べることができます。
本文上部の「ツールバー」に対して行える操作
本文の画面上部をタップ(軽く叩く)すると、ツールバーが表示されます。
「ツールバー」の使い方を番号にそって説明します。
①「メニュー」画面に飛びます。
あとで詳しく説明します。下段の「メニュー」をご参照ください。
②「検索」します。
本文中の「単語または句を検索」することができます。
③「読みやすさを調整」します。
・フォントを「ゴシック」「明朝」から選択します。
・字の大きさを調整します。
・画面の明るさを調整します。
背景カラーを見やすい色に調整します。
行の間隔を見やすい間隔に調整します。
④マイノート
ハイライト(蛍光ペンでマーカーを引く)やメモ(文字を長押しするとメモ書きを書き込めます)が表示されます。
タップするとその場所にジャンプできます。
⑤~⑦ 省略
⑤~⑦の使い方は、すこし高度な使い方になるので、省略します。
本文上部の「メニュー」に対して行える操作
画面上部ツールバーの①の三本線をタップすると、メニュー画面が表示されます。
こちらがメニュー画面です。
①本を閉じる
メニュー画面の①から、「本を閉じる」ことができます。
②この本の情報を表示する
メニュー画面の②から、「この本の情報」を表示することができます。
選んだ本の概要、読み終えるまでの平均的な時間などが表示されます。
③各章にジャンプ
メニュー画面の③から、目次、まえがき、第1章、第2章、……にジャンプすることができます。
スマホがあれば、ほかに何もいらない。
電子書籍のメリット・デメリットと読み放題サービス「電子書籍kindle」について解説しました。
とくに読書家の方は数百冊が対象のPrimeReadingよりも12万冊が対象のKindle Unlimitedを利用した方がいいと思います。
読み放題の本がたくさんあると、単品購入だったら買わない本も「ちょっと読んでみようかな」という気になります。結果として読み放題サービスは読書量を増やしてくれます。
図書館や本屋さんをぶらぶら歩いて本との出会いを求めるような楽しみ方ができます。
スマホがあれば、何もいらないという時代が本当に近づいています。
ネットニュースが新聞紙を駆逐したように、やがて読書もスマホでする時代になるかもしれません。
アプリ版Kindleの登録も操作も決して難しくはありません。直感的に操作できます。未来のスマホ読書を試してみてください。
マニュアルを読みこむより、スマホをいじくりまわして慣れた方がはやいと思います。
電子書籍kindleを体験していない人は、ぜひ一度、体験してみることをオススメします。
これからは電子書籍の時代ですよ!!
またアマゾンプライムの会員であれば、プライムリーディングというkindleのサービスを利用することができますので、お試しください。
スマホならばプライムミュージックでジャスのBGMを流しながらKindle本を読むというスマホ完結型の新時代の読書体験が可能です。
石や骨に字を刻む時代から、紙に字を染み込ませる時代を経て、人類はコンテンツをデジタルで後世に伝える時代になったのです。
どうせ電子書籍の時代が来るのですから、はやめに慣れてしまいましょう。
みなさまのすてきな読書ライフを応援しています。
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このブログの著者が執筆した純文学小説です。
「かけがえがないなんてことが、どうして言えるだろう。むしろ、こういうべきだった。その人がどんな生き方をしたかで、まわりの人間の人生が変わる、だから人は替えがきかない、と」
「私は、助言されたんだよ。その男性をあなたが絶対に逃したくなかったら、とにかくその男の言う通りにしなさいって。一切反論は許さない。とにかくあなたが「わかる」まで、その男の言う通りに動きなさいって。その男がいい男であればあるほどそうしなさいって。私は反論したんだ。『そんなことできない。そんなの女は男の奴隷じゃないか』って」
本作は小説『ツバサ』の後半部分にあたるものです。アマゾン、楽天で無料公開しています。ぜひお読みください。
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