ドラクエ的な人生

楽園移住先探求。人生はハレとケのバランス

暮らすなら四季がある国がいい。

暑いか、寒いか、どうせどちらかに降り切れてしまうのだったら、両方楽しめる四季のある国がいい。

先祖の暮らした場所で、先祖の食べたものを食べ、先祖と同じ暮らしをする。それが一番ストレスのない暮らし方だとこの年になってわかりました。

幸福の青い鳥は自分の家にいた、みたいなオチですいません。

『世の中から悪が消えれば、誰が神を敬うというのだ?』 不自由があるからこそ、自由がある。苦しみがあるからこそ、喜びがあると思わなきゃ」

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楽園はどこにある?

日本という国は住むにはビミョーな国だとわたしは思っていました。夏は蒸し暑いくせに、冬はメチャクチャ寒いからです。もっと温暖な中間の季節がつづけばいいのに……少年はそう思います。

こうして楽園探求の旅がはじまりました。

ところで夏と冬、どちらが嫌ですか? 多くの人にとってどちらかというと辛いのは冬ではないでしょうか?

楽園というのは暖かい南の島のイメージがありませんか。

たぶん天国に雪は降っていないんじゃないかな? ダイヤモンドダストがどれほど美しくても。

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暑い国では冷房がないと何もやる気がしない

しかし現実はどうでしょうか? 赤道に近いマレーシアなどに長逗留すると、暑すぎて何もやる気がしない、という日がやってきます。テンションが上がるのは最初の数日だけ。寝ているだけでも汗がダラダラでてくる国では、なにかをやろうという意欲が汗と一緒に流れ出ていきます。

とくに知的な作業は暑いとできません。扇風機では無理です。何かをするなら冷房がないと無理、ということになります。

暑すぎると熱中症を避けるために、あまり外に出られません。すると昼間は寝ていて夜に活動する生活になります。

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地球はまだ氷河期

マチャプチャレとアンナプルナ

実は地球はまだ氷河期だという説があります。

ヨーロッパのアルプスには氷河がたくさんありますし、日本の北アルプスにも氷河が見つかったとか。雪渓とおもっていたものが、実は氷河だったのですね。

地球の歴史には全球凍結のような超氷河期もあったようですが、そこまでいかなくても現代はまだ氷河期の一部だという説もあるのです。

国で把握すると大雑把すぎますが、まあ日本はどっちかというと「寒い国」分類でいいのだと思います。

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暑くもなく寒くもない中間の季節がつづく国(都市)はどこ?

では暑くもなく寒くもない中間の季節がつづく楽園(都市)はどこにあるのでしょうか?

日本の新潟県あたりに38度線があって国土が南北に分断された韓国なんかはよさそうな気がします。しかし実際に住んでみると冬は眼球が凍りつくぐらい寒いです。

シベリアの永久凍土で冷やされた北風が吹いてくるのでモンゴルや中国北部、韓国はメチャクチャ寒いのです。

その風が日本海で水分を含んで北陸のドカ雪となるわけです。ああ、寒い。おお、イヤだ。

世界中、けっこうな都市を見て回りましたが、中間の気温が長く続く都市なんてあまりないんじゃないかなという気がします。すくなくとも私は知りません。暑いか、寒いか、メーターが振り切れちゃうことが多い。

南洋にはポリネシア人という半裸の民族たちがいます。

アウトリガーカヌータロイモを乗せて、島から島へと渡って生活圏を広げていった人たちです。ディズニー映画『モアナと伝説の海』に島を探しに行く姿が描かれています。

同じポリネシア人のマオリ族が裸で観光写真に写っているので、私はニュージーランドは暑い国だと思っていました。だから薄着でニュージーランドに行ったのですが、メチャクチャ寒かったです……サザンアルプスには氷河があります。そしてニュージーランドは南極に向かう船の基地だったりするのです。さ、さみ~(寒い)わけだ。

裸のマオリは嘘っぱちです。

ポリネシアンが住むハワイじゃサンタのソリはイルカが引いています。

ハワイには楽園のイメージがありますが、マレーシアと同じで冷房なしで暮らすにはちょっと暑すぎませんか?

暑い国で暮らすとダウンジャケットのような高級な服を買わなくてもいいから安く暮らせる、という人がいますが本当でしょうか?

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冬は着こめば何とかなるが、夏は全裸になってもまだ暑い

「冬は着こめば何とかなるが、夏は全裸になってもまだ暑い」という言葉があります。実際、ダルマのように着こめば冬の寒さはしのげますが、夏の暑さはいくら脱いでも軽減できません。全裸以上に脱げないからです。

すくなくとも私のようなブロガーにとってパソコン前で数時間の作業は生活の必要条件だとすると、暑い国での冷房は生活必須条件になります。暑すぎると知的な作業は無理です。暑いと何も考えることができません。

しかし関東の冬ぐらいなら、着込めば暖房なしでもなんとか耐えられます。寒い分には知的作業は問題ありません。

ダウンジャケットなんて1万円もあればかなりいいものが買えます。2,3年で買い替えなければならないようなシロモノではありません。

ハワイは国土(?)が狭く産業がないため、ほとんどのものを輸入に頼っています。食料品も雑貨も、輸入頼みです。たいていは中国製で、中国から輸入しています。中国本土にくらべてたら物価が高いのは当然です。ダウンジャケットの費用なんて問題にならないほど、ハワイの生活費の高さはじわじわときいてきます。

ハワイはセレブしか住めないイメージがあると思いますが、楽園だからセレブしか住めないのではなく、生活費がかかるからセレブしか住めないのです。

パタヤ(タイランド)のような陸続きに産業があるビーチの方が確実に物価は安いです。

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暑い国には、一年中蚊がいます。若い頃には南国を楽園と考えていたのですが、私も年をとったのでしょうか、もう暑い国を楽園と考えるのはどうなのかな、と疑問に思います。キャンプや車中泊も冬ならなんとかなりますが、夏はもうお手上げです。どうにもなりません。

 

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夏派だったのに、だんだん冬派になってしまったようです。もちろん中間の温暖な気候がいちばんいいのですが、日本の春は花粉症がひどいし……楽園ってなかなかありませんなあ。

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移住先探しという冒険

私はヤドカリ族です。宿を借りているアパート暮らしです。将来にわたってこの場所に住んでいる必要はありません。どこにすんだってどうせ家賃が発生するのですから。逆に言えばどこにだって住むことができます。

私の世界旅行は、実は、移住先探しという冒険でもありました。世界という神の教科書に書いてあることを読む学びの旅だったと同時に、楽園探求の旅でもありました。

はじめての哲学入門書
哲学(考え方・世界観)って、時代が新しければそれだけ新しいというわけではなく、まるでファッションの流行のように順繰りと回っていることがわかりますね。前世代の批判を二世代前の考え方で批判していたりします。人間の生き方なんて、大昔から変わらないのかもしれません。

ベトナムなどでは圧倒的な円の力を感じたこともありました。しかしもうこれから円のパワーの恩恵はどんどん小さくなっていくでしょう。

わたしの楽園探求の旅も終わりの時期が近づいてきました。世界的な感染症の拡大という外的要因もありますが、そろそろ結論をだすときでしょう。これだけ旅をして結論が出ないのではただの愚か者です。

朝、起きるのが辛いのはたいてい真冬です。すると人は夏に憧れます。暖かいところに住みたい、といいます。バリ島とか。暖かいですよね。昔はタイなんか移住してもいいぐらいに好きでしたが、今はもう移住対象ではありません。あの暑さが一年中続くのはもう耐えられません。ただ座っているだけで汗が出てくるようなところに一年中いるのは辛いものです。

冷房という人工空間がありますが、そこにずっといるのなら日本にいたって同じです。わざわざ移住する意味はありません。

私はバンコクで「寒くなれ。冬よ来い」と本気で祈ったことがあります。暑すぎました。南国には虫がいます。人を刺すのは蚊だけではありません。そこはかとなく、なにか痒いのです。なにか蒸れるのです。

だからってあえて寒い国に行きたいとは思いません。アラスカに移住するような人はヘンタイだと思います。

ランナー生活を長年続けていると、ちょっと寒いぐらいがよくなってきました。ランニングもちょっと寒いぐらいの方が気持ちよく走れます。

地球一周走り旅。イントロダクション。仮想地球一周プロジェクトを開始します
比叡山に千日回峰行という荒行がある。修行僧が草鞋履きで山中をひたすら歩く巡拝である。1日84kmを歩く「京都大回り」を100日行うなど、7年かけて4万キロを歩く超荒行である。とても常人になしえることではない。途中で行を続けられなくなったら自...
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暮らすなら四季のある国がいい

暮らすなら四季がある国がいい。暑いか、寒いか、どうせどちらかに降り切れてしまうのだったら、両方楽しめる四季のある国がいい。

今では私はそう考えています。夏には冬を思い、冬には夏を思うことができるから。

反対の季節が待ち遠しいというのは幸せなことだと年齢を重ねるにつれて思うようになってきました。

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人生はハレとケのバランス

つくづく、人間ないものねだりだと思いませんか?

仕事が忙しすぎると暇が欲しくなりますが、ずっと暇だと暇に飽きてしまいます。

人生はハレとケのバランスではないでしょうか。

ランナーがラストスパートの一瞬、死ぬ気で走って、すべての筋肉と神経を覚醒させる。荒い呼吸と心臓の鼓動は生きていることを実感させてくれます。生存本能が覚醒する。しかしその状態をずっと続けることはできない。

命がけの一瞬の後は、部屋でのんびり過ごすことが至福のときに変わります。

【肉体宣言】走るために生まれた
生きる歓びとか命の実感というものは自然と湧いて出てくるものではありません。この世界の中で肉体を思う存分に動かしてはじめて感じられるものなのです。

「人生はハレとケのバランス」なのでしょう。

砂漠のような乾燥地帯では日本人の肌はもちません。カサカサになります。日本人には湿気が、水が必要です。カッパ民族の日本人には水のきれいな日本がやっぱり一番ってことになるのかもしれません。

先祖の暮らした場所で、先祖の食べたものを食べ、先祖と同じ暮らしをする。それが一番ストレスのない暮らし方だとわかりました。

幸福の青い鳥は自分の家にいた、みたいなオチですいません。

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