【肉体宣言】走るために生まれた

マラソン・ランニング
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『ドラクエ的な人生』とは?

心の放浪者アリクラハルトの人生を走り抜けるためのオピニオン系ブログ。

書籍『市民ランナーという走り方(マラソン・サブスリー。グランドスラム養成講座)』『通勤自転車からはじめるロードバイク生活』、小説『ツバサ』キンドル書籍にて絶賛発売中です。ぜひご一読ください。

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平凡で退屈な日常を、パーティーに、お祭りに変える魔法があったらいいのに……。そう思いませんか?

しかもそのお祭りは年に一度の特別なものではなく、毎日あったらいいなと思うのです。

私の座右の銘は「エブリデイ クリスマス」です。毎日がクリスマスであるかのように特別感をもって充実した毎日を過ごしたい、という願望です。

このブログが一編の小説だとすれば、このページは最終章にあたります。

物語のラストに配置すべき、最終的な結論について書いています。

※雑誌『ランナーズ』のライターにして、市民ランナーの三冠王グランドスラムの達成者の筆者が走魂を込めた書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。

言葉の力で速く走れるようになる、というのが本書の特徴です。走っている時の入力ワードを変えるだけで速く走れるようになります。言葉のイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く効率的に走ることができるようになります。踵着地とフォアフット着地、ピッチ走法とストライド走法、どちらが正解か? 本書では明確に答えています。あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。

Amazon.co.jp

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※※※YouTube動画はじめました※※※

書籍『市民ランナーという走り方(マラソンサブスリー・グランドスラム養成講座)』の内容をYouTubeにて公開しています。言葉のイメージ喚起力でランニングフォームを最適化して、同じ練習量でも速く走れるようになるランニング新メソッドについて解説しています。

『マラソンの走り方・サブスリー養成講座』

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エッセイ系、オピニオン系ブログ『ドラクエ的な人生』のYouTube出張局です。 ●ブログ「ドラクエ的な人生」→人生の母艦として日々更新中。 ※当チャンネルは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amaz...

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走りながら常に見ていたのは「自分の心の内側」だった

現実には毎日をクリスマスのように過ごすことは、そう簡単なことではありません。

今日は昨日と同じような日であり、昨日は一昨日と何ら変わることなく、日常に変化は少なく、一日一日は、かわりばえのない平凡な日常の中に埋没してしまいます。

どうすれば、特別な毎日を生きてゆけるのでしょうか。

私はもう地球一周以上の距離を走り続けてきました。しかし実際には同じ市内の同じコースをひたすら走っただけで、間寛平さんのアースマラソンのように本当に世界を一周したわけではありません。

走りながら世界を見たわけではありません。走りながら常に見ていたのは「自分の心の内側」でした。

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この人生に「体をつかうこと」以上の生きる歓びはない

長年、ランナーをしていると、思うことがあります。

暑い夏に、汗ビショビショになって走った後に浴びる冷水シャワーより気持ちのいいことって、この世にそうそうないなあって。

冷水で、ほてった身体から熱が奪われていく時は、ほんとに気持ちがいい。

寒い冬に、白い息を吐いて走ってきた後、沸かしておいた熱い風呂に入るのより気持ちのいいことって、この世界にそうはないと感じます。

寒さに抵抗するため必死になって発熱していた体中のミトコンドリアは、お湯の暑さが発熱という仕事を代わってくれるから、ゆったりと仕事を休むことができるのです。そのリラックス感は、この世で最高の快楽のひとつでしょう。

走って飢渇状態になった後の飲食は、この世で最高のもののひとつです。体中の細胞に水分や栄養が染み渡るのがわかります。走る前とは食べ物の味がちがいます。空腹こそ最高の調味料なのです。

全身の力をつかってレースを走り終え、疲れ切った身体をベッドに横たえた時以上の安楽の時間が、人生に果たしてあるでしょうか。これこそがこの世で最高の快楽なのだと思います。

頭を使う労働では、この快楽を味わえません。私はこの人生に「体をつかうこと」以上の生きる歓びを見つけることができませんでした。

もうじゅうぶんに生きてきました。これを私の人生の結論としましょう。

“人間は精神的な生き物なのに情けない結論だなあ”とあなたは思うでしょうか。人間もしょせんは動物です。原始的な快楽は文化的な快楽にまさるとわたしは思っています。動物の真実と人間の真実が違うはずがありません。それが私の結論です。

生きる歓びとか命の実感というものは自然と湧いて出てくるものではありません。この世界の中で肉体を思う存分に動かしてはじめて感じられるものなのです。

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身体をつかうことが、人生の基本であり、究極の快楽

ランナーは、走り続ける限りこの世界で最高の快楽をいつでも手に入れることができます。それこそが「Everyday Christmas」なのだと思っています。

身体をつかうことが、人生の基本であり、究極の快楽なのではないかと思います。

身体をつかわずに、自分の限界を知ることも、その限界を押し広げることも、難しい。

他人と競り合う時の燃える気持ちも。負けて悔しい思いをすることも。勝って自分の力を感じることも。全能感に満たされることも。すべてはこの体を使うことで手に入れることができた感情です。

私の快楽論とは「ハレとケ」「onとoff」が両方そろってこその快楽です。

走ることは気持ちがいい。でもその後のシャワーや休息や飲食を含めてこその快楽であり、スポーツの快楽だけを訴えている人の快楽論と私のものとはすこし違います。

原始的な快楽は、文化的な快楽に勝る
テレビを見たり、音楽を聴いたりするのは人間だけです。それも人間の快楽でしょう。しかし、他のあらゆる脊椎動物に共通する原始的な快楽にはかないません。 遥か昔から、脊椎動物の本質的な生きている歓びとは、脊椎をクネクネ動かして、世界を踊り跳ねることだったのです。原始的な快楽にはかないません。
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退屈な日常を、パーティーに、お祭りに、クリスマスに変える方法

結局、人生というのはハレとケなのでしょう。

ケばかりの人生なんて冗談じゃないけれど、ハレばかりではハレがハレでなくなってしまう。

ビーチリゾートで寝そべって読書するのが楽しい人は、普段、本を読む暇もないほど忙しく働いている人だけなのでしょう。時間だけはたくさんあるさすらいの旅人は、そのようには日々を過ごしません。

退屈なケの日常を、わずかな時間でハレのパーティーに、お祭りに、クリスマスに変える方法を、わたしは知っています。

それは走ることです。走ること、それは子供に戻る魔法青春を取り戻す魔法です。

夢中になって追いかけること。無心になって集中すること。自分と対話すること。すべてを忘れること。世界が美しく見える魔法。それが走ることなのです。

走れば、平凡な一日の中にハレとケという起伏をつくることができます。いつもと同じ一日の中のハレ、それが走ることです。

走ることには魔法のような効果があります。全身の細胞が覚醒し、生きる気力を取り戻し、想像もしなかった一日をつくってくれます。

ケガで何度か、走ることを中断したことがあります。その頃は、鬱鬱として、何をやっていても面白くなかった。生きているのが、つまらなかった。

走ることは快楽です。走っているからこそ、生きていると実感できるのです。

走ることそのものには意味などありません。走ることが生きることだから走るのです。

そして走れなくなったときには、この世界とサヨナラをします。それまでは走り続ける。

なぜなら走ることが生きることだから。走るために生まれたのだから。

※雑誌『ランナーズ』のライターにして、市民ランナーの三冠王グランドスラムの達成者の筆者が走魂を込めた書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。

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サハラ砂漠で大ジャンプする著者
【この記事を書いている人】

アリクラハルト。物書き。新狩猟採集民族、遊民主義の提唱者。心の放浪者。市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。山と渓谷社ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。ソウル日本人学校出身の帰国子女。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。放浪の旅人。大西洋上をのぞき世界一周しています。千葉県在住。

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アリクラハルト。物書き。新狩猟採集民族、遊民主義の提唱者。心の放浪者。市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。山と渓谷社ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。ソウル日本人学校出身の帰国子女。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。放浪の旅人。大西洋上をのぞき世界一周しています。千葉県在住。
このブログ著者の書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』
書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』
この本は勤務先の転勤命令によってロードバイク通勤をすることになった筆者が、趣味のロードバイク乗りとなり、やがてホビーレーサーとして仲間たちとスピードを競うようになるところまでを描いたエッセイ集です。 その過程で、ママチャリのすばらしさを再認識したり、どうすれば速く効率的に走れるようになるのかに知恵をしぼったり、ロードレースは団体競技だと思い知ったり、自転車の歴史と出会ったりしました。 ●自転車通勤における四重苦とは何か? ●ロードバイクは屋外で保管できるのか? ●ロードバイクに名前をつける。 ●通勤レースのすすめ。 ●軽いギアをクルクル回すという理論のウソ。 ●ロードバイク・クラブの入り方。嫌われない作法。 などロードバイクの初心者から上級者まで対応する本となっています。
Amazon.co.jp: 通勤自転車から始めるロードバイク生活 (民明書房) 電子書籍: アリクラハルト: Kindleストア
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書籍『市民ランナーという走り方』
書籍『市民ランナーという走り方』Amazonにて発売中
ランニング・マラソンについて体系的に学びませんか? このブログの著者の書籍がAmazonにて発売しています。雑誌『ランナーズ』のライターだった筆者が贈る『市民ランナーという走り方』。 雑誌『ランナーズ』のライターだった筆者が贈る『市民ランナーという走り方』。 市民ランナーの三冠グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するための方法を教えます。 本書の特徴は、ランニングフォームをつくる入力ワードを変えることで速く走れるようになるというものです。パフォーマンスを肉体が再現するための入力ワードによって、いわば言葉の力によって速くなるというメソッドを提唱します。 ●絶対にやってはいけない「スクワット走法」とはどんなフォーム? ●初心者が習得すべき「アトムのジェット走法」「踵落としを効果的に決める走法」 ●ピッチ走法とストライド走法、どちらで走るべきなのか? ●ストライドを伸ばすための「逆くの字走法」「ハサミは両方に開かれる走法」って何? ●マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」とは? ●言葉の力で速くなる「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」って何? ●戦闘フォーム「ヤジロベエ走法」ってどんなフォーム? ●究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」の本当の意味は? ●スピードに教わる。自分の肉体から学ぶ「オオカミ・ランニング」とは? ●ウルトラマラソンの走り方「ばあちゃん走法」とは? 本書を読めば、「マンガに学ぶ実走」などの言葉のイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く効率的に走ることができるようになります。 踵着地とフォアフット着地、どちらが正解か? 本書では明確に答えています。 ●「世界が美しく見える魔法」とは? 禅ランニング・瞑想ランニングのやり方 カルペ・ディエム。この本は「ハウツーランニング」の体裁をした市民ランナーという生き方に関する本です。 あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。 市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。
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このブログ著者の小説『ツバサ』
小説『ツバサ』
主人公ツバサは劇団の役者です。 「ハッピーな人はもっと更にどんどんハッピーになっていってるというのに、どうして決断をしないんだろう。そんなにボンヤリできるほど人生は長くはないはずなのに。たくさん愛しあって、たくさん楽しんで、たくさんわかちあって、たくさん感動して、たくさん自分を謳歌して、たくさん自分を向上させなきゃならないのに。ハッピーな人達はそういうことを、同じ時間の中でどんどん積み重ねていっているのに、なんでわざわざ大切な時間を暗いもので覆うかな」 「そのときは望んでいないことが起きて思うようにいかずとても悲しんでいても、大きな流れの中では、それはそうなるべきことがらであって、結果的にはよい方向への布石だったりすることがある。そのとき自分が必死にその結果に反するものを望んでも、事態に否決されて、どんどん大きな力に自分が流されているなあと感じるときがあるんだ」 「どんな喜びも苦難も、どんなに緻密に予測、計算しても思いもかけない事態へと流れていく。喜びも未知、苦しみも未知、でも冒険に向かう同行者がワクワクしてくれたら、おれも楽しく足どりも軽くなるけれど、未知なる苦難、苦境のことばかり思案して不安がり警戒されてしまったら、なんだかおれまでその冒険に向かうよろこびや楽しさを見失ってしまいそうになる……冒険でなければ博打といってもいい。愛は博打だ。人生も」 「私にとって愛とは、一緒に歩んでいってほしいという欲があるかないか」 「不倫って感情を使いまわしができるから。こっちで足りないものをあっちで、あっちで満たされないものをこっちで補うというカラクリだから、判断が狂うんだよね。それが不倫マジックのタネあかし」 「愛する人とともに歩んでいくことでひろがっていく自分の中の可能性って、決してひとりでは辿りつけない境地だと思うの。守る人がいるうれしさ、守られている安心感、自信。妥協することの意味、共同生活のぶつかり合い、でも逆にそれを楽しもうという姿勢、つかず離れずに……それを一つ屋根の下で行う楽しさ。全く違う人間同士が一緒に人生を作っていく面白味。束縛し合わないで時間を共有したい……けれどこうしたことも相手が同じように思っていないと実現できない」
Bitly
小説『ツバサ』
主人公ツバサは劇団の役者です。 「ハッピーな人はもっと更にどんどんハッピーになっていってるというのに、どうして決断をしないんだろう。そんなにボンヤリできるほど人生は長くはないはずなのに。たくさん愛しあって、たくさん楽しんで、たくさんわかちあって、たくさん感動して、たくさん自分を謳歌して、たくさん自分を向上させなきゃならないのに。ハッピーな人達はそういうことを、同じ時間の中でどんどん積み重ねていっているのに、なんでわざわざ大切な時間を暗いもので覆うかな」 「そのときは望んでいないことが起きて思うようにいかずとても悲しんでいても、大きな流れの中では、それはそうなるべきことがらであって、結果的にはよい方向への布石だったりすることがある。そのとき自分が必死にその結果に反するものを望んでも、事態に否決されて、どんどん大きな力に自分が流されているなあと感じるときがあるんだ」 「どんな喜びも苦難も、どんなに緻密に予測、計算しても思いもかけない事態へと流れていく。喜びも未知、苦しみも未知、でも冒険に向かう同行者がワクワクしてくれたら、おれも楽しく足どりも軽くなるけれど、未知なる苦難、苦境のことばかり思案して不安がり警戒されてしまったら、なんだかおれまでその冒険に向かうよろこびや楽しさを見失ってしまいそうになる……冒険でなければ博打といってもいい。愛は博打だ。人生も」 「私にとって愛とは、一緒に歩んでいってほしいという欲があるかないか」 「不倫って感情を使いまわしができるから。こっちで足りないものをあっちで、あっちで満たされないものをこっちで補うというカラクリだから、判断が狂うんだよね。それが不倫マジックのタネあかし」 「愛する人とともに歩んでいくことでひろがっていく自分の中の可能性って、決してひとりでは辿りつけない境地だと思うの。守る人がいるうれしさ、守られている安心感、自信。妥協することの意味、共同生活のぶつかり合い、でも逆にそれを楽しもうという姿勢、つかず離れずに……それを一つ屋根の下で行う楽しさ。全く違う人間同士が一緒に人生を作っていく面白味。束縛し合わないで時間を共有したい……けれどこうしたことも相手が同じように思っていないと実現できない」
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