登山家だけどキャンプは初心者
ニイタカヤマノボレ(新高山、登れ)ご先祖様の声が聞こえたから登頂してきた
※ちなみに画像はナタ鉈にちなんでナタ哪吒太子です。『封神演義』の主要キャラクターですね。『西遊記』にも登場します。
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キャンプブームではなくアラスカ・マイブームから焚き火がしてみたくなった
しかし私はどうしても焚き火というものをやってみたかったのです。昨今のキャンプブームに影響されたというよりは、アラスカ人の影響です。ヒロシとかゆるキャン△の影響ではなく、スー・エイキンズとか、アンディー・バシッチの影響です。アラスカ人では焚き火なしには暮らせません、薪なしに生きていくことはできません。
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幼いころにナムイ島でやったキャンプファイアーの影響もありました。あれをどうしても再現してみたい。キャンプファイアは無理でも焚き火なら個人レベルでできそうでしょ。
そうしてタープを購入し、焚き火台を購入したのでした。
炭火じゃなくて焚き火。炎がメラメラしなければ焚き火の意味がない。
タープをひろげることは何とかなったものの、どうにもならなかったのは焚き火の方である。あれ、火がつかん……。
燃えやすいという針葉樹の薪だったから、簡単にバーニングしてくれるものと思いました。
着火剤に使ったのは、料理にもよく使われる青い固形燃料です。あれが燃えている間は赤い炎があがっているのですが、着火剤が消えると同時に炎が立たなくなる……ううう。
おそらく着火しようとしている薪が大きすぎるのが原因です。燃えやすい表皮だけ燃えて全体的に薪は黒くなったが、おそらく中は真っ白。焚き火としては完全に失敗でした。
これじゃあ炭火と同じです。おれが再現したいのはあくまでもキャンプファイアなのです。炭火じゃなくて焚き火。炎がメラメラしなければ焚き火の意味がありません。
ミニマリストなので……焚き火にはナタが必要
ミニマリストなので、買わなくてもいいものは、買わないですませたい主義です。だから実は鉈をもっていません。なくてもなんとかなるかと思って(笑)。燃えやすいという針葉樹ならなんとか燃えてくれるかと思ったのだが、甘かったです。やはりここはナタを買って太い薪を縦に割って細い薪にするのが必要なようです。
元ゲーマーが語る面白いゲームの条件
私は元ゲーマーでゲームに関しては経験があります。その経験からいわせてもらうと、最初からすぐプレイできるゲームというのは飽きるのも早くつまらないものです。逆に最初は失敗ばかりの難易度の高いゲームほど奥が深くて満足できるゲームが多かったのをよく覚えています。
そういう意味で焚き火の難易度が高くてよかったと思いました。難易度が低かったら「ただ燃やすだけ。つまらん。飽きた」とすぐになりそうだもの。
実際、火は生きていて、お世話がたいへんでした。ゆっくりくつろいでいる暇もなかった。そのくせ失敗しましたが。
キャンプ中に何をしようかと暇を心配する必要はどうやらなさそうです。火のお世話がたいへんだもの。
また焚き火をやりたいと思う。今度は夜に。やっぱ夜こそ本番だと思うから。
次こそ成功してみせるぞ。
その前に、鉈を買わなきゃ!