北海道の原野を見に行った。まさに原野商法に騙された土地だった
北海道に行ってきました。この旅の主たる目的は遺産相続した北海道の土地を確認することでした。
【相続】土地の所有権移転登記。司法書士に頼まずに自分でやる場合の提出書類、必要書類、原本還付申請書類
行く前からうすうす気づいていたのですが、この北海道の土地というのはいわゆる「原野商法」にひっかかったものでした。案の上だったので現地でさほどガッカリしないで済みました。
地番を頼りに現地に行っても、あるには原野、原野、原野ばかり。近くにキャンプ場とかルスツリゾートという遊園地があるのですが、とても転売して儲けられるような場所ではありません。たぶん現地を見ないで買ったんじゃないかな? 大規模開発も……かからないでしょう。おれがイオンの社長ならあんな原野に出店しません。だって購買客がいないもの。被相続人は「自分には別荘地がある」といい気分に浸れただろうと思いますが、正直いって原野商法に騙されたのだと思います。その後「看板を立てなきゃ売れるわけない」という理屈で看板設置業務委託契約までしてしまいました。これもカモを詐欺ったものです。成功報酬ならばまだしも、ただ看板を立てたって売れるわけがありません。
まあ、あまりにも無価値な土地なので固定資産税がかからないだけマシだと思いました。これで固定資産税がかかってくるようならマジで誰かに差し上げたいところです。
オンナとガイジンが観光地の経済を回している
そんな原野商法視察旅行だったのですが、目的を達成した後は、頭を切り替えて普通に北海道旅行を楽しんできました。
「一人旅の女性が多いなあ」
つくづくそう感じました。ホテルのサービスの朝食会場に行くと一人の女性がたくさんいました。誰ともしゃべらずひとりで黙々と黙食しています。館内着(パジャマ)姿の女性もいました。年配の登山スタイルのおばあさんもいました。失恋旅行かと思うような若い女性もいました。
女性は強いねえ。人にどう見られようとも気にならないんだねえ。ひとりで何でもできるということは、自由を手にしているのと同じことです。
それにくらべて、男はビジネスマンは一人でしたが、一人旅という人を見かけませんでした。
一人で旅してもなあ……俺だったら、家でディズニープラスで『将軍SHOGUN』とか、ネットフリックスで『極悪女王』とか見ていたほうがいいけどなあ。
タブレットで動画見るぐらいなら旅先じゃなくて自宅で見たほうがいいなと私は感じます。食事もひとりでジンギスカン食べるぐらいなら、家で豆料理食べたほうがいいなあ。
せっかく何かを経験しても、それを分かち合う人がいないと、よろこびは半減以下だと思いませんか?
そういうところがオールドタイプなのかもしれません。いろんなところに、ひとりでじゃんじゃん出ていければ、人生、退屈しないで済みそうですね。
みなさん、平日に旅行したことありますか? 男なんてぜんぜんいませんよ。いるのは女性と、中国人、韓国人ばかりです。オンナとガイジンが観光地の経済を回しているんですよ。