ドラクエ的な人生

地球一周走り旅。イントロダクション。仮想地球一周プロジェクトを開始します

比叡山に千日回峰行という荒行がある。修行僧が草鞋履きで山中をひたすら歩く巡拝である。1日84kmを歩く「京都大回り」を100日行うなど、7年かけて4万キロを歩く超荒行である。とても常人になしえることではない。途中で行を続けられなくなったら自害する覚悟で、真言を唱え、ひたすら山の中を歩く。そして満行した行者は生身の不動明、阿闍梨と呼ばれるのだ。生き仏である。

すごい人もいるもんだ、と心から感動した。マラソン・モンク(僧侶)として世界的にも知られた存在らしい。

しかしふと自分の生涯走行距離を計算してみて阿闍梨さまよりも遙かに長い距離を走っているのだということがわかった。

比叡山ではなくアスファルトの上だし、草鞋履きではなくランニングシューズだし、不動明王の真言なんてまったく知らない。しかし走った距離だけは自分の方がはるかに長いのだとわかった。

※※※YouTube動画はじめました※※※

書籍『市民ランナーという走り方(マラソンサブスリー・グランドスラム養成講座)』の内容をYouTubeにて公開しています。言葉のイメージ喚起力でランニングフォームを最適化して、同じ練習量でも速く走れるようになるランニング新メソッドについて解説しています。気に入っていただけましたら、チャンネル登録をお願いします。

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旅人として世界一周を終え、ランナーとして地球一周を終えた(生涯累計走行距離)私が、旅人ランナーとして2020年4月1日より開始した企画がバーチャルランニング『地球一周走り旅』です。
https://arikura.com/world-round/
走るのはご近所。しかし走行距離のログをとって累計走行距離だけは世界一周4万㌔を走破してやろうというランニング企画です。できるかぎりログを残していきたいと思っております。
過去に訪問した世界の都市の写真をアップして思い出しながら「そこ」を走っているような気分にひたり、現地の物産をネット注文して「そこ」を走っているような気分にどっぷりひたりながら走りたいと思っています。
東京日本橋を出発して、福岡から韓国プサンに渡る計画です。
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マラソン・サブスリー。100kmサブテン。富士登山競争時間内完走。市民ランナーの三冠(グランドスラム)を達成したシリアス市民ランナーである。「走るために生きている」そういう時代がたしかにあった。

【肉体宣言】走るために生まれた
生きる歓びとか命の実感というものは自然と湧いて出てくるものではありません。この世界の中で肉体を思う存分に動かしてはじめて感じられるものなのです。

マラソンでスピードを追求していた時には「ゴールしたら倒れてもいい」と本気で思っていた。血の小便を何度流したかわからない。最高で月間600km走ったことがある。

地球一周は4万キロである。修行僧が阿闍梨様になる距離だ。これまでに私がそれ以上の距離を走っていることは確実だ。

しかし本気でフルマラソン2時間台を狙ったころから走行距離のログをとらなくなった。スピード練習を取り入れたためである。走る距離よりもスピードのほうが大事だった。

そもそもGPS搭載したスマホ持参で走るサブスリーランナーなんていないのではないだろうか。これまでの正確な走行距離は証明できない。だから端数切捨てで「地球一周」でいい。

そしてこれから「地球二周目に挑戦」したいと思う。

もちろん本当に地球一周するわけではない。私が走るのは近所のアスファルト道路である。ただし走行距離のログだけはちゃんととって、累計走行距離で自分が地球上のどこにいるのかときどき確認したい。

いわば「仮想地球一周プロジェクト」だ。脳内イメージの地球一周走り旅である。

ゴールしたら倒れてもいいと思っていたシリアスな時代にはここで一区切りつけたい。もう終わったことである。「これからの挑戦」ではない。

瞑想ランニング禅ランニングをしよう。利他の祈りこそないけれど、生き仏の境地にすこしでも近づきたいものだ。

また私は旅人としてほぼ地球一周している。なので、仮想地球一周の中でこれまで訪問した都市を目指して走り、到着したら写真をアップすることでコンテンツを盛り上げたい。

全然行ったことのない場所を目指してもモチベーションがあがらない。すこし大回りになっても自分がこれまで行ったことのある場所を目指して走ろう。思い出の写真を見返しながら走ろう。そうすればこれまでの旅を思い出しながら走ることができる。

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地球一周走り旅のルート

まずは居住地の千葉県から東京日本橋まで走ろう。東海道五十三次を走破して京都に向かい、福岡からソウルまで走っていく計画である。

仮想世界一周のルートは以下の予定。

韓国→中国→台湾→ベトナム→カンボジア→タイ→ネパール→インド→ドバイ→ヨルダン→

(トルコ→ギリシア→イタリア→スイス→フランス→スペイン【地中海北ルートの場合】)

(エジプト→モロッコ【地中海南ルートの場合】)

→アメリカ(ボストン→ニューヨーク→ラスベガス→ハワイ)→サイパン→東京・成田のルートで考えている。

戻ってくるまでに10年以上はかかるであろう。

※スマホでログを公開することを考えているので、スマホが故障したら、この挑戦は突然終わるかもしれません。

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※市民ランナーのグランドスラム達成者・アリクラハルトの『脳ミソで脚力自慢に走り勝つ方法』については、プロフィールページをご確認ください。

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