厚さは速さだ。厚底ランニング・シューズ「ヴェイパーフライ」のメリット・デメリット

マラソン・ランニング
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書籍『市民ランナーという走り方(マラソン・サブスリー。グランドスラム養成講座)』『通勤自転車からはじめるロードバイク生活』、小説『ツバサ』キンドル書籍にて絶賛発売中です。ぜひご一読ください。

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このページでは裸足感覚の着地を推奨するランニングのバイブルクリストファー・マクドゥーガル著『BORN TO RUN』ですっかり悪役にされてしまったナイキが、厚底シューズで薄底シューズに逆襲していく企業の大逆襲劇を描いています。

これは池井戸潤原作ドラマのような企業のドラマチックな大逆転劇ではないでしょうか?

※※※YouTube動画はじめました※※※

書籍『市民ランナーという走り方(マラソンサブスリー・グランドスラム養成講座)』の内容をYouTubeにて公開しています。言葉のイメージ喚起力でランニングフォームを最適化して、同じ練習量でも速く走れるようになるランニング新メソッドについて解説しています。

『マラソンの走り方・サブスリー養成講座』

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※雑誌『ランナーズ』のライターにして、市民ランナーの三冠王グランドスラムの達成者の筆者が走魂を込めた書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。

言葉の力で速く走れるようになる、というのが本書の特徴です。走っている時の入力ワードを変えるだけで速く走れるようになります。言葉のイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く効率的に走ることができるようになります。踵着地とフォアフット着地、ピッチ走法とストライド走法、どちらが正解か? 本書では明確に答えています。あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。

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筆者自身による読み聞かせはこちらをどうぞ。

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厚さは速さだ。ナイキの厚底ランニング・シューズについて

池井戸潤『陸王』の物語のストーリー展開の核のひとつは、人間本来の走り方をすればケガする可能性が低くなる、というランニング理論でした。

そのためには薄い靴底でミッドフット着地するといい。厚底シューズでカカト着地するのはやめたほうがいい、というランニング理論が正しいという前提で、新しいシューズ『陸王』は開発されたのです。

マラソン本番用シューズの選び方(ちんば練習)
最適のシューズはいくら頭で考えてもわかるものではありません。実際に履いてレースペースで走ってみるしかありません。秒単位で削る気持ちでシューズを選ぶなら、めぼしい靴を数足買って『左右別シューズでの試走』チンバ練習をすることをオススメします。決戦用レーシングシューズはチンバ練習トーナメント戦の末に選ぶことです。

その理屈をベースに、架空のシルクレイという新素材で薄くて丈夫なソールをつくり、足袋屋の製造技術でアッパーを縫い付けて新しいランニングシューズをつくり、その新しいコンセプトシューズで中小企業が生き残りを賭けて大手ランニングシューズメーカーと企業戦争をするという物語でした。

厚いソールでヒールストライクする走法は故障を誘発しやすい、というのは名著『BORN TO RUN 走るために生まれた』から世界中に広まった走法革命の理論です。

その世界的ベストセラー『BORN TO RUN』で主役をつとめたのはララムリ族
薄っぺらな裸足感覚のサンダルで走る「走る民族」が、アメリカの近代的な装備で走るエリートランナーに走り勝ってしまうというのが、薄底シューズこそが正解という根拠となったのでした。

主役がララムリのサンダルだとすれば、実は作中で悪役だったのはナイキ(NIKE)です。

ランナーを人間本来の走り方から遠ざけて、脚の故障を誘発する厚底シューズを量産する営利優先の企業として作中にナイキが実名で登場しているのです。

ララムリと死闘を繰り広げるアン・トレイソンもナイキの刺客です。

ランナーのバイブルの中で、完全に悪役にされてしまったナイキですが、そのまま黙ってはいませんでした。

『BORN TO RUN』や『陸王』のような本が売れてみんなが裸足感覚の薄いソールを真似するようになると、その反動からか、逆のものがでてきます。

最近では「厚底のシューズの方がマラソンを速く走れる」と言われるようになってきました。
仕掛けたのはナイキです。

キャッチコピーは「厚さは速さだ」。

『陸王』に真っ向から挑戦です。

そのナイキの逆襲劇を見てみましょう。

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ナイキの挑戦。厚底ランニング・シューズ「ヴェイパーフライ」。記録を塗り替える魔法のシューズ

世界ではキプチョゲが、日本では大迫傑が厚底のナイキのランニング・シューズ『ズーム ヴェイパーフライ 4%』で記録を更新しました。

ナイキのキャッチコピーは 『厚さは、速さだ』 。

これは明らかに「誰か(何か)」を意識したキャッチコピーです。

世界中が裸足感覚の薄いソールに注目する中で、厚底こそ速く走れると真っ向から勝負を挑んできたのです。

ナイキの逆襲です。

『厚さは、速さだ』 が 誰に向けて発したメッセージか、もう明らかでしょう。

『BORN TO RUN』であそこまで悪役にされなかったら、 こんなコピーは生まれなかったに違いありません。

それどころか『ヴェイパーフライ』という厚底にこだわったランニング・シューズそのものが誕生していなかったかもしれません。

私はここにナイキの意地を感じます。

ヴェイパーフライ4%なんて変な名前は、すべてのランナーの走行効率を平均4%向上させる、という意味から命名したそうです。

「統計なんだよ。信じなさい」というナイキの意地です。

バカ売れした本で信じられた薄底信仰は、統計によって数字で覆すしかありません。

「記録を塗り替える魔法のシューズ」ヴェイパーフライ は、別名ドーピング・シューズとも言われています。

すべてのランナーのランニング効率を平均4%も向上させる秘密は、靴底に仕込まれたカーボンファイバー製のプレートにあります。

靴底に仕込まれているカーボンプレートの反発力を宙に浮くためのバネに利用しているのです。

素材が元に戻ろうとする力=すなわちバネ。それを推進力に利用できれば、速く走ることができる理屈です。人工的な「ヘルメスの靴」だといえるでしょう。

ヘルメスの靴。足についた宙に浮くためのバネ(足底アーチとアキレス腱)

それゆえ一部ではドーピングシューズとさえ言われているのです。自分の力以外のものを走るために利用しているからです。

技術ドーピング問題。スラップスケート。レーザーレーサー。ロードバイクのフレーム。厚底ランニングシューズ

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ナイキの逆襲。悪役にされた意地が完成させたランニング・シューズ

「そんなシューズを利用してもいいのか?」と思いますか? 

もちろんいいのです。私はそう思っています。

ランニングシューズの靴底にプレートが入っているのは昔から普通のことなのです。

プレートによって衝撃を吸収するという発想は昔からありました。

靴底のプレートのしなりを推進力に変えるという発想も昔からあったのです。

ナイキはプレートの素材を変えただけです。完全に企業努力の範疇だと思います。

プレートのしなり(反発力)を走行効率に変えるためには、斜め前方にブーストできるように装着する必要があります。そのときに高さ(斜度)が必要なのです。つまり靴底の厚みが必要になってくるわけです。

だから 『厚さは、速さだ』となるのです。

「見たか、クリストファー・マクドゥーガル!」ナイキ技術陣は叫んだことでしょう。

ナイキの意地なしにこの魔法のシューズは完成しなかったに違いありません。

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厚底シューズの方が薄底シューズよりいいと結論するのは早計

ヴェイパーフライが記録を次々と更新する大成功をおさめたためにに、ときどき「薄底よりも厚底シューズの方がいいのだ」と勘違いする人がいますが、そうではありません。

厚底シューズの方が薄底シューズよりいいと結論するのは早計です。

厚底シューズというのはヴェイパーフライがはじめてではありません。昔から厚底シューズは存在していたのです。

スポーツショップのランニングコーナーに行ってみればわかります。初心者用のランニングシューズはたいてい厚底です。

だから『厚さは、速さだ』というキャッチコピーは厳密には間違っています。どの厚底シューズでもいいというわけではないからです。

ヴェイパーフライでなければだめなのです。

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靴底にバネがついていても、それだけでは速く走れない

靴底にバネがついていても、それだけでは速く走れません発明家ドクター中松のジャンピングシューズ『ピョンピョン』(カングージャンプス)みたいに靴底にばねがついていても、それだけでは速くは走れません。

連続してバネの反発力を利用するためには、踏み込むタイミングが重要です。

ドクター中松のピョンピョン(カングージャンプス)が早く走れないのは、タイミングがあわないと踏み込むときの力をバネが吸収してしまうからです。

 

ジャンプする瞬間にバネが効いてくれればいいのですが、踏み込む瞬間にバネが効くと逆にクッションになってしまい、まるっきり地面からの反力を得られないのです。

走るリズム(ピッチ)がカーボンの反発タイミングにあっていればいいのですが、そうでなけばシューズのサポートは邪魔になるだけです。

ヴェイパーフライを履きこなすには、プレートの反発するタイミングと走者のピッチがあっていることが重要なのです。

プレートの反発リズムにあった一定のピッチでゴールまで走りとおすだけの脚力が必要になります。

エリートランナーは一定のピッチでマラソンを走り続けるだけの力があるし、練習を重ねて、靴のリズムと自分のピッチをシンクロさせることにも成功しています。

自分のオリジナルシューズを作ってもらえるレベルのトップアスリートならば、靴のほうがランナーのピッチに歩み寄ってくれる可能性もあるでしょう。

しかし市民ランナーの場合、プレートの反発リズムに、人間が合わせなければなりません。

『ヴェイパーフライ』で記録を更新するためには、走法の改造の必要になってきます。

ピッチを市販品のプレートの反発タイミングに合わせなければならないのです。

靴が人間にあわせるのではなく、人間が靴にあわせて走らなければなりません。

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靴が人間にあわせるのではなく、人間が靴のリズムにあわせなければならない 時代が来た

靴が人間にあわせるのではなく、人間が靴のリズムにあわせなければならない時代が来たといえるでしょう。

マラソンのピッチは1秒間に3歩、180BPMが理想とされています。

だから『ヴェイパーフライ』の反発リズムもそのあたりを狙っているだろうと思います。

最大多数の最大幸福理論から言えば、この反発タイミングを採用するしかないはずだからです。

ところがアスリート系ランナーならばスタートからゴールまで一定のピッチを刻むことができますが、レベルの低い市民ランナーはそうはいきません。

そうなるとストライドを狭めてでもプレートの反発リズムにあわせたピッチを刻まなければなりませんが、それが吉とでるか、凶と出るか? 

それはその市民ランナーの走力次第です。

スピードというものは、滞空時間で稼ぐものなのです。ピッチよりもストライドの方が重要だと私は確信しています。

『厚さは、速さだ』 というのは、踵着地(ヒールストライク)を推奨しているわけではありません。

厚底なのはカーボンプレートの反り返り(バネ)を発生させて斜め前方へのジャンプを助けるためです。厚底でもなおフォアフット~ミッドフット着地できる走法が必要なのです。

エリートランナーはそのようにして走っています。

ソールのプレートの反発力を利用しようとランナーが意識すればするほど、結果としてミッドフット走法になっていることでしょう。実はソールのプレートは走法改善のきっかけにすぎなかったかもしれないのです。プラシーボ効果のように。

ナイキのカーボンプレートは宇宙開発由来の素材だそうです。いかにもアメリカらしいですね。

このような製品をつくりだしたナイキの意地に大拍手を送りたいと思います。

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薄底シューズは「速く走れるシューズ」ではなく「故障しにくいシューズ」

BORN TO RUN』で描かれた薄底シューズは「速く走れる」といっているわけではありませんでした。「故障しにくい」と書かれてあるだけです。故障しなければ練習量が増えて速く走れるだろう、という理屈でした。厚底シューズと薄底シューズ、あたなならどちらを選びますか?

私はナイキのソーラーソフトサンダルの大ファンです。似たようなサンダルは他にありません。唯一無二の製品を出してくるため、他社を選べないのです。まるで「こはぜ屋」の陸王のように。

NIKEの「ヴェイパーフライ」この靴を現役時代に履きたかったです。時代は変わるものです。

※ちなみに高価なシューズであるため本番レースのみ「ヴェイパーフライ」を履く人がいますが、上記のとおり普段の練習から履きなれていないと実力を発揮できません。練習も本番と同じシューズを履くというのが正しい選択です。

ヴェイパーフライのお求めはこちらから

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サハラ砂漠で大ジャンプする著者
【この記事を書いている人】

アリクラハルト。物書き。新狩猟採集民族、遊民主義の提唱者。心の放浪者。市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。山と渓谷社ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。ソウル日本人学校出身の帰国子女。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。放浪の旅人。大西洋上をのぞき世界一周しています。千葉県在住。

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このブログ著者の書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』
書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』
この本は勤務先の転勤命令によってロードバイク通勤をすることになった筆者が、趣味のロードバイク乗りとなり、やがてホビーレーサーとして仲間たちとスピードを競うようになるところまでを描いたエッセイ集です。 その過程で、ママチャリのすばらしさを再認識したり、どうすれば速く効率的に走れるようになるのかに知恵をしぼったり、ロードレースは団体競技だと思い知ったり、自転車の歴史と出会ったりしました。 ●自転車通勤における四重苦とは何か? ●ロードバイクは屋外で保管できるのか? ●ロードバイクに名前をつける。 ●通勤レースのすすめ。 ●軽いギアをクルクル回すという理論のウソ。 ●ロードバイク・クラブの入り方。嫌われない作法。 などロードバイクの初心者から上級者まで対応する本となっています。
Amazon.co.jp: 通勤自転車から始めるロードバイク生活 (民明書房) 電子書籍: アリクラハルト: Kindleストア
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書籍『市民ランナーという走り方』
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ランニング・マラソンについて体系的に学びませんか? このブログの著者の書籍がAmazonにて発売しています。雑誌『ランナーズ』のライターだった筆者が贈る『市民ランナーという走り方』。 雑誌『ランナーズ』のライターだった筆者が贈る『市民ランナーという走り方』。 市民ランナーの三冠グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するための方法を教えます。 本書の特徴は、ランニングフォームをつくる入力ワードを変えることで速く走れるようになるというものです。パフォーマンスを肉体が再現するための入力ワードによって、いわば言葉の力によって速くなるというメソッドを提唱します。 ●絶対にやってはいけない「スクワット走法」とはどんなフォーム? ●初心者が習得すべき「アトムのジェット走法」「踵落としを効果的に決める走法」 ●ピッチ走法とストライド走法、どちらで走るべきなのか? ●ストライドを伸ばすための「逆くの字走法」「ハサミは両方に開かれる走法」って何? ●マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」とは? ●言葉の力で速くなる「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」って何? ●戦闘フォーム「ヤジロベエ走法」ってどんなフォーム? ●究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」の本当の意味は? ●スピードに教わる。自分の肉体から学ぶ「オオカミ・ランニング」とは? ●ウルトラマラソンの走り方「ばあちゃん走法」とは? 本書を読めば、「マンガに学ぶ実走」などの言葉のイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く効率的に走ることができるようになります。 踵着地とフォアフット着地、どちらが正解か? 本書では明確に答えています。 ●「世界が美しく見える魔法」とは? 禅ランニング・瞑想ランニングのやり方 カルペ・ディエム。この本は「ハウツーランニング」の体裁をした市民ランナーという生き方に関する本です。 あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。 市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。
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このブログ著者の小説『ツバサ』
小説『ツバサ』
主人公ツバサは劇団の役者です。 「ハッピーな人はもっと更にどんどんハッピーになっていってるというのに、どうして決断をしないんだろう。そんなにボンヤリできるほど人生は長くはないはずなのに。たくさん愛しあって、たくさん楽しんで、たくさんわかちあって、たくさん感動して、たくさん自分を謳歌して、たくさん自分を向上させなきゃならないのに。ハッピーな人達はそういうことを、同じ時間の中でどんどん積み重ねていっているのに、なんでわざわざ大切な時間を暗いもので覆うかな」 「そのときは望んでいないことが起きて思うようにいかずとても悲しんでいても、大きな流れの中では、それはそうなるべきことがらであって、結果的にはよい方向への布石だったりすることがある。そのとき自分が必死にその結果に反するものを望んでも、事態に否決されて、どんどん大きな力に自分が流されているなあと感じるときがあるんだ」 「どんな喜びも苦難も、どんなに緻密に予測、計算しても思いもかけない事態へと流れていく。喜びも未知、苦しみも未知、でも冒険に向かう同行者がワクワクしてくれたら、おれも楽しく足どりも軽くなるけれど、未知なる苦難、苦境のことばかり思案して不安がり警戒されてしまったら、なんだかおれまでその冒険に向かうよろこびや楽しさを見失ってしまいそうになる……冒険でなければ博打といってもいい。愛は博打だ。人生も」 「私にとって愛とは、一緒に歩んでいってほしいという欲があるかないか」 「不倫って感情を使いまわしができるから。こっちで足りないものをあっちで、あっちで満たされないものをこっちで補うというカラクリだから、判断が狂うんだよね。それが不倫マジックのタネあかし」 「愛する人とともに歩んでいくことでひろがっていく自分の中の可能性って、決してひとりでは辿りつけない境地だと思うの。守る人がいるうれしさ、守られている安心感、自信。妥協することの意味、共同生活のぶつかり合い、でも逆にそれを楽しもうという姿勢、つかず離れずに……それを一つ屋根の下で行う楽しさ。全く違う人間同士が一緒に人生を作っていく面白味。束縛し合わないで時間を共有したい……けれどこうしたことも相手が同じように思っていないと実現できない」
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主人公ツバサは劇団の役者です。 「ハッピーな人はもっと更にどんどんハッピーになっていってるというのに、どうして決断をしないんだろう。そんなにボンヤリできるほど人生は長くはないはずなのに。たくさん愛しあって、たくさん楽しんで、たくさんわかちあって、たくさん感動して、たくさん自分を謳歌して、たくさん自分を向上させなきゃならないのに。ハッピーな人達はそういうことを、同じ時間の中でどんどん積み重ねていっているのに、なんでわざわざ大切な時間を暗いもので覆うかな」 「そのときは望んでいないことが起きて思うようにいかずとても悲しんでいても、大きな流れの中では、それはそうなるべきことがらであって、結果的にはよい方向への布石だったりすることがある。そのとき自分が必死にその結果に反するものを望んでも、事態に否決されて、どんどん大きな力に自分が流されているなあと感じるときがあるんだ」 「どんな喜びも苦難も、どんなに緻密に予測、計算しても思いもかけない事態へと流れていく。喜びも未知、苦しみも未知、でも冒険に向かう同行者がワクワクしてくれたら、おれも楽しく足どりも軽くなるけれど、未知なる苦難、苦境のことばかり思案して不安がり警戒されてしまったら、なんだかおれまでその冒険に向かうよろこびや楽しさを見失ってしまいそうになる……冒険でなければ博打といってもいい。愛は博打だ。人生も」 「私にとって愛とは、一緒に歩んでいってほしいという欲があるかないか」 「不倫って感情を使いまわしができるから。こっちで足りないものをあっちで、あっちで満たされないものをこっちで補うというカラクリだから、判断が狂うんだよね。それが不倫マジックのタネあかし」 「愛する人とともに歩んでいくことでひろがっていく自分の中の可能性って、決してひとりでは辿りつけない境地だと思うの。守る人がいるうれしさ、守られている安心感、自信。妥協することの意味、共同生活のぶつかり合い、でも逆にそれを楽しもうという姿勢、つかず離れずに……それを一つ屋根の下で行う楽しさ。全く違う人間同士が一緒に人生を作っていく面白味。束縛し合わないで時間を共有したい……けれどこうしたことも相手が同じように思っていないと実現できない」
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