どうもハルトです。みなさん今日も楽しい旅を続けていますか?
年末年始にバリ島の旅行を計画していましたが、アグン山の大噴火で、珍しく不安になっておりました。「今回ばかりはやばいのではないか」という気がしたのです。
噴火の規模が大きく、さすがに今回ばかりは「行ったはいいけど、帰ってこられない」ことにならないかと不安になり、これまでの旅人としてのテクニックを駆使して、旅そのものが消滅しないように、第二プランを組み立てたことは以前、ブログに書いたところです。
しかし最近は「行けるな」と思っておりました。
デンパサールの空港閉鎖の情報は11月下旬にありましたが、12月に入ってからはないようです。
そもそも噴火というのはそんなに長期間つづくものなのでしょうか。
2014年の御嶽山の噴火は日本の戦後最悪の火山災害と言われていますが、1カ月もずっと噴火しつづけたわけではないようです(アグン山とは火山の性質が違いますが)。
この短い人生の中で、そうそう噴火に直面することもないので、「一般的に火山というのはドカンと爆発してから1カ月も経てば、噴火そのものはたいていおさまるものなのかな」と認識し、完全にバリ島に行けるものと思っておりました。
「ジンバランでのんびりしてイカンバカールを食べるぞー」とか「ティルタエンプル寺院でバラナシ以来の沐浴をするぞー」とか夢を膨らませていました。
ところが、ところが。。。
先日、とうとう中国東方航空より「飛行機欠航」の連絡がありました。航空券を手配したエクスペディアからの連絡です。
残念です。これでバリ島はなくなってしまいました。
中国の飛行機が「飛ばない」と言うんじゃ、本当に難しいのでしょう。日本の航空機が飛ばなくても、中国の飛行機なら飛ぶだろうと思っていたのですから。
ついては「全額返金しますのでキャンセルでいいですか?」ということですが、私は羽田→上海→クアラルンプール→羽田の第二プランを用意していますので、キャンセルはしません。
エクスペディアが間違わないように露骨なほどはっきりとキャンセルしない旨を伝え「上海→バリ島までのキャンセル代だけ戻ってくるのか」を聞きました。
「全部、キャンセルなら返金されますが、上海まで使うなら、キャンセル料はありません」「通常バッゲージスルーとなっており、荷物はデンパサールまで運ばれてしまう可能性があります」
予想したとおりの返答でした。やっぱり2本のフライトですが、実質1フライトの扱いなのですね。
むしろ私のようにわずかなトランジットでも出国して何か国も楽しんでしまう旅人の方が少数派なのでしょう。
荷物は常に機内持ち込みなので問題ありません。
バリ島までの航空運賃で上海まで行くという高い買い物になってしまいましたが、しかたがありません。人生は一回きりです。
ところで帰路のエアアジアの方は「飛ばない」と言ってこないんだけど、どうなっているんだろう(笑)。大丈夫か。中国の飛行機までもが飛ばないと言っているのに。帰り便だけ飛ばれても困るけどね(汗)。
おそらくエアアジアも2フライトではなく、1フライト扱いだと思われます。
クアラルンプール→羽田の航空券を使用する以上、バリ島→クアラルンプールの分のキャンセルを請求することはできないものと思っています。
そういうものなんですね。勉強になりました。
ハルトはバリ島への旅が、上海・クアラルンプールの旅へと変更になってしまいました。私と同じようにバリ島キャンセルになった人は年末年始をどう過ごすのかな?
年末年始の一番混む時期に、急遽別のフライトが準備するのは難しいのではないでしょうか。
車中泊のスキルがあれば、キャンセル料を受け取って、国内旅に切り替えることもできます。
車中泊できないとなると、日本ほど「予約なし宿泊」が難しい国はありませんから、なかなか難しいでしょうね。
それにしてもバリ島は本当に大丈夫でしょうか。大きな噴火情報もないのに飛行機が飛ばないなんて。。。心配です。