車泊でGO! 車中泊の節約術(入浴費用問題)
このページでは車中泊の節約術について書いています。なかでも車中泊の総支出にかなりの割合をしめる「入浴代金」の節約についてわたしのアイディアを公開しているページです。
ウォシュレットで頭洗うやつなんかいるのか?

「道の駅日光」のトイレで見た掲示です。
「ウォシュレット等で頭や体を洗わないようにお願いします」「持ち込まれた石鹸が、便器内へ落下しつまりの原因になります」と書いてあります。
大便用の個室内の話しなので、直接、見たわけではありませんが、こんな風に書いてあるってことはいるんでしょうな、ウォシュレットで頭をあらう人が(笑)。
いや、どういう神経? 肛門を洗うウォシュレットで、大の返り血を浴びてるかもしれない場所で、髪の毛なんか洗ったらアタマがウンコ臭くなっちゃうだろ(笑)!!
普通、洗わんよ。
こう書いてあるってことは石鹸を持ち込んで体を洗う人もいるんでしょうな。その石鹸が便器に落ちて「便器づまり」の原因になっちゃうから「やめてね」と書いてあるのです。
やはりいるんでしょうな。全裸になって体洗っちゃう人が。
便器内を風呂桶がわりにして……おえ。ゲロゲロゲロ……。
からだがウンコ臭くなっちゃうだろ(笑)!!
まさかそんな人がいるとは衝撃です。
車中泊にしめる入浴費用の割合は高い
気持ちはわからないじゃありません。あ、便器の水でからだを洗う気持ちではありませんよ。入浴代を節約したいという気持ちが、です。
キャンピングカーで移動しているような貴族階級は別にして、わたしたちのようなステーションワゴンで車中泊している人間は貧乏旅行であることがほとんどです。
実際のところ車中泊の総支出にしめる入浴代金が占める割合はばかになりません。日帰り入浴の料金ですが、普通に1000円ぐらいしても珍しくありません。たかがお風呂に入るだけのことに1000円も払うのは高すぎるというのがわたしの感覚ですが、おかしいですか?
入浴代金はその地方・温泉によって違います。野沢温泉なんかには無料の公衆浴場があったりします。高いお風呂と安いお風呂があって選択できればいいのですが……たいていの温泉街では価格がだいたい同じです。選択の余地がなければ、ボッタクリ価格でも入浴せざるをえません。
この「便器でからだを洗う人」「ウォシュレットで頭を洗う人」もそれが趣味でない限り、入浴代を節約したかったんだろうと思います。
貧乏車中泊で、コンビニで食事をすませたりするならば、1000円あれば一日分の食事代です。ビールが3本ぐらい飲める値段です。お風呂代をそちらに回したかったんだろうなあ、という気持ちの想像はつきます。根本的には入浴1000円なんていうボッタクリ価格が改善されればいいと思います。
ホント、せっかく「節約貧乏旅行」しているのに、お風呂に1000円も使ったのでは、観光施設入場を我慢したりして他をギュッとしめた甲斐がまったくありません。1000円もあれば缶ビールでひと宴会できる金額です。わたしも実際、お風呂代には悩まされています。
車中泊のパートナーである妻には女性だし「車中泊のごほうび」として悩むことなく入浴させています。彼女も日帰り温泉が大好きで、それが車中泊の楽しみのひとつだったりします。そういうところをケチると「もう行かない」と言い出しかねないので妻の入浴にはお金を出し惜しみはしません。
しかし男のわたしは別です。別に毎日お風呂に入らなくても死にはしません。昔の人間の習慣を考えたら、むしろ毎日入浴するなんて「お風呂に入りすぎ」ではないかと思います。フランス・ベルサイユの貴族は入浴せず、体臭をごまかすために香水が発達したのだそうです。毎日お風呂に入らなければならないというのは、思い込み、偏見にすぎません。
それでこれを使っています。使い捨ての「からだを拭くシート」です。介護などで入浴できない人が使うため用のものですが、車中泊にピッタリです。わたしは「からだ拭きシート」と「日帰り入浴」を交互につかうことで、車泊の費用の節約につとめています。
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