財布を落とすトラブル、クレジットカードを落とす事件
ひさしぶりにアメリカ、ハワイでホテルライフをエンジョイしてきました。
いや、エンジョイできたのは結果であって、あやうくエンジョイどころではない大トラブルがふたつほどありました。
財布を落とし、クレジットカードを落としたのです。
アホか、おれは……。
財布を落とすトラブル
自分でもパニックになっていることはわかっていました。ハワイについたばかりで、まだ現地の日付も時間もはっきりしていませんでした。いわゆる時差ボケ状態だったのです。
そういう時差ボケ状態でホテルのチェックインをしたときに、係員からホテルの予約日は何日から何日で間違いありませんか? チェックインは何時からですが時間が来たらメールします。ワークショップが開催されるのは何時から何時ですけど予約しますか? と説明がワーッと渦のように押しよせてきたために頭がパニクってしまったのでした。現在日時もわからんのに、そんな数字言われても、いっさい頭に入らんよ。
あてがわれた部屋にチェックインをして、ホテルの部屋で三点セット(財布、パスポート、スマホ)を確認してみると、財布がありません。いくらさがしてもありません。ない、ない、ない、ない。どうしよう……。
チェックインのときに、デポジットでクレジットカードを要求されました。そのときまでは財布はあったはずです。しかし今はどこを探してもありません。
まさか途中で落としてしまったのかと焦りました。来た道を逆戻りして、財布が落ちていないか焦って探しました。
すると……最初のチェックインしたレセプションのところに私の財布が落ちているではありませんか。すかさず拾いあげ、中身を確認します。落としてから30分ちかくのあいだ、誰にも持っていかれず、よく落ちたままになっていたなあ。ああ、よかった。助かった。あやうく旅が終わるところだった。
※まあ正確にいうと「楽しい旅の気分が終わるところだった」です。最悪、財布をなくしても、嫁が現金、クレカをもっているので、なんとか旅は続けられるだろうと踏んでいました。旅慣れるって怖いね。
しかし警察を呼んで、クレジットカードを止めて、現金を諦めて、日本に帰ったら免許を再発行して……考えただけでも気分がブルーになります。
あやうく、楽しい旅の気分が終わるところでした。
クレジットカードを落とす事件
その翌日、私はプールで遊んでいました。水着姿です。防水ケースにスマホとルームキーとクレジットカードを入れて、首からかけていました。
スマホ防水ケースは、ケースの外から操作ができて、撮影もできるのですが、やはり中から取り出して、直接撮ったほうがきれいな絵を撮ることができます。だからスマホをケースから取り出して撮り、水に入るときには防水ケースにしまうということを繰り返していました。
撮影しながら、あっちにウロウロ、こっちにウロウロ……。
そうしてしばらく歩いていたら、足元に誰かのクレジットカードが落ちているのを発見しました。昨日の財布紛失事件を思い出しながら、カードを手にとってみて驚嘆しました。なんとそれは私のクレジットカードだったのです。
えええええええっ! おれのクレジットカードがなんで落ちてるの!???
どうやら防水ケースからスマホを取り出したときに、スマホといっしょにクレジットカードが外に出て落ちてしまったようでした。まったく気づきませんでした。
他の人に拾われなくてよかったです。っていうか、落としたことに気づいてよかったです。あやうく旅が終わるところでした。
※正確には「楽しい旅の気分が終わるところだった」ですが。
失敗したら、対策を施すこと
こうミスがつづくと、旅人としての自分に自信がなくなります。はっきりいって一つの旅で二回もクレジットカードを落とす(そのうち一回は財布!)というのは、旅人失格ではないでしょうか。
こういうとき、失敗したら、対策を施すことが重要です。まず、私の場合は、自分を信じるのを止めることですね。自分がボケていても大丈夫なように対策をほどこします。たとえばトイレでスマホを一時的に置く場合、トイレに備え付けの棚に置いたらそのまま忘れて立ち去ってしまう可能性があります。こういう時、ど忘れしてもいいように、ポケットにしまいます。そうすればスマホのことを忘れても、気づいたらポケットに入っているので大丈夫という寸法です。
まず防水スマホケースには、スマホ以外は入れないことにしました。クレジットカードは部屋に置いておきましょう。なにもプールサイドまで持ち込むことはありません。なにかが買いたくなったら部屋に戻ればいいのです。それほど遠い距離ではありません。
そして財布は、紐付きの財布に変えることにしました。
いつか使うかも、と紐付きの財布をずっと持っていたのですが、今日まで出番がなかったのです。その財布を海外旅行では使うことにしました。
紐があって、使いにくい分だけ、落とすことはないだろうと思います。落としたとしても、長い紐のせいで、すぐに気づくはず。紐があるから、財布を首から下げることも、ズボンのベルトループにひっかけることもできます。
これからも旅は続くと思うので、今後は気をつけたいと思います。
また私たちの「トラベルはトラブル」の履歴が増えてしまいました。
なあに、パスポート紛失事件や、飛行機に乗り遅れた事件にくらべたら、ぜんぜん焦りませんでしたよ。
はっはっはっはっは(カラ元気)