ドラクエ的な人生

ドライブ日焼け対策

車中泊の旅をしていると、どうしてこうも日に焼けるものでしょうか。

外に出ているんだから日に焼けるのはあたりまえと思うかもしれませんが「移動日」で一日中車を走らせている時もあります。それでも日に焼けます。

こりゃあ運転中に焼けるのでは? そう考えざるを得ないのです。

私は男性なのでちょっとぐらい日焼けした方がいいと考えていてあまり気にならないのですが、車泊のパートナーである女性側が日焼けをやけに気にしているので、いろいろと考えざるを得ないのでした。

ウチの妻は、助手席の窓に布切れを垂らして日焼け対策をしようとするくせがあります。あとで触れる「サンシェードを貼る作戦」ですね。しかし……本人はそれが快適なんでしょうが、安全運転の観点からいうと非常に問題があります。左折する時、バイクを巻き込まないように確認しようとしても……助手席の日焼け対策が邪魔でよく見えないのです。

そこで何とかならないものかと対策をまとめたのが本ページになります。

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そもそもなんでみんな日焼けをそんなに嫌がるのか?

異性にモテたいから

女性の中には「色の白いは七難かくす」色白こそ美人と信じているから日焼けしたくないという人が多いのだと思います。

これは実際には「痩せた女がモテる」に近いものがあります。女性の側からだけのイメージで実際に男は色白ばかりがいいわけではないということがあるのではないでしょうか。男性サイドに聞けば、それほど痩せた女ばかりがモテるわけじゃないというデータがすぐに出てきます。

色白美人こそモテるというのもこれに近く、実際、男というのは小麦色の肌をした日焼け美女にもグッとくるものです。日焼けしていようがモテる人はモテるし、色白だろうがモテない人はモテないというのが真実だろうと思います。

男性サイドはむしろ色白よりも日焼けしていた方がモテるのではないかと思います。バリ島のビーチボーイがモテるのは色黒だからです。

老化するのが嫌

日光、日焼けの原因となる紫外線は人体に害のある光線だといわれています。

紫外線によって細胞のDNAが傷ついて、それが正常な細胞分裂を妨げることで、最悪は皮膚がん、シワやたるみなど老化現象とされるものが出現するのが早まる、というのが日焼けを嫌がる理由のふたつめではないかと思います。

これに関しては「その認識まちがっていますよ」と指摘できるようなことは何もありません。誰しも老化はしたくないものですよね。

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日射に弱い栗色の目をした子どもたち

最近の子に多いのですが、橋本環奈ちゃんみたいに純粋な日本人でも外国人みたいに栗色の目をした子がいます。私の周囲にもいます。栗色の目の子は真っ黒な目の子にくらべて眩しいのに弱く、パソコンのディスプレーの輝度も最弱にしていたりします。なんだろ……インドア暮らしが生まれた時から続くと、そういう目になっちゃうのかしら。

物理的に日焼け対策をせざるを得ないような人たちがいます。あなたの助手席に座る彼女が橋本環奈ちゃんみたいな目をしていたら、ぜひ日焼け対策をしてあげてください。

白人はどうして日焼け(日光浴)が好きなのか

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ロードバイクの日焼け対策には夏用のフェイスマスク

私はロードバイク乗りです。ランニングと同じ感覚でロードバイクに乗ると、びっくりするほど日焼けします。ランニングではロードバイクほど日に焼けません。

その差はどこから来るのかというと、やはり頭上の太陽に対して斜めから受けるランニングと、地面からの照り返しをモロにウケるロードバイクの差ではないかと思うのです。

ロードバイクの日焼け対策には「フェイスマスク」があります。ほとんど登山でいうところの「目出し帽」です。違いは「目出し帽」は防寒対策にフォーカスした冬用のものですが、「フェイスマスク」は日焼け対策にフォーカスした夏用のものというところです。ロードバイク用フェイスマスクは「呼吸がしやすくなっている工夫がある」特徴があります。

この夏用のフェイスマスクを、ドライブ中に使用すれば、もちろん日焼け対策になります。

助手席で窓に布を垂らして日焼け対策をするウチの妻に、このタイプを勧めましたが、「暑い」と却下されました。

日焼け対策をするのは夏場だから……暑いんですよ、基本的に。そこに夏用とはいえフェイスマスクを被ろうという気にはならないみたいです。

でも、なんらかのマイナスをとらずに、プラス(日に焼けない)をとることはできませんぞ。

エアコンをガンガンに効かせて、目出し帽にサングラスをかけて寝てしまいなさい。それしかドライブ日焼けしない方法はありませんぞ。

……そう言ったのですが、却下されてしまいました。

世の中には他にどのような日焼け対策があるのでしょうか。それをまとめてみました。

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車をUVカットガラスに替えるという大技

そもそも車のガラスには、紫外線を遮る効果はないのでしょうか。まずそこからですよね。オープンカーに乗っているわけじゃありませんから、ガラス窓が紫外線を完璧にカットしてくれればドライブ日焼けに関しては問題解決ということになります。

車のガラスには「クリアガラス」「UVカットガラス」「スーパーUVカットガラス」などがあります。UVカットガラスにはもちろん紫外線を遮る効果があるのですが、そうはいっても、前部座席のガラスは可視光線透過率が70%以上ないと法令違反になります。あんまり真っ暗では周囲の安全確認ができません。

車中泊族にとって重要なのは運転席と助手席の日焼けであり、後部座席のUVカット率ではありません。前部座席ガラスに使用できなければ意味がありません。

暗い車内だとテンション下がりませんか? 実はこれ、とても重要です。晴天のドライブと、曇り空のドライブ、晴れた日の方がテンション上がると思うのなら、視界が暗くならないUVカットガラスに交換をするというのが最良の一手かもしれません。

ただしガラスを交換するのは工賃を含めてそれなりの値段がかかります。

そういう人のために、後からUVカットフィルムを貼るという手もあります。自分で貼れます。

フィルムの色はなるべく透明なものを選んだ方がいいでしょう。そもそもどうしてオープンカーなんかに乗る人がいるのかというと、太陽と風が心地いいからでしょう。曇り空のドライブよりも、晴天のドライブの方が楽しいのは、太陽がさんさんと明るいと気持ちが上がるからです。

視界が暗くならないUVカットフィルムを貼るというのは、かなり効果のある手です。

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物理的に日射をさえぎる古典的手法

人によっては最強ですが、UVカットガラスはどうもいまいちピンと来ないという人はどう日焼け対策したらいいのでしょうか。

……けっきょく、物理的に日射をさえぎる古典的な手法が最強ということになるのではないかと思います。

「日焼け止めを塗る」作戦

海でも、ロードバイクでも使える日焼け止め。これが気にならない人はぜひどうぞ。

日焼け止めには四タイプあります。

クリームタイプ

定番の手のひらに伸ばして指先で塗るクリームタイプです。

ジェルタイプ

同じく手のひらに伸ばして指先で塗るジェルタイプ。

クリームタイプ、ジェルタイプは、指先で塗るために、ドライブ中に塗ると、ハンドルなどに成分がうつってしまう心配があります。

スプレータイプ

ドライブ中にハンドルなどを汚さないためには指先で塗らないタイプがおすすめです。

こちらはスプレータイプ。指先を汚しません。シュッシュッシュッ

スティックタイプ

スプレータイプよりもさらにドライブ中の車内を汚さないのがスティックタイプです。

サンシェードを貼る作戦

私のワイフの戦略はこちらです。サンシェードというか、布切れを垂らして日よけにしています。しかし運転手にとっては安全運転の邪魔以外の何ものでもありません。

道路交通法上問題なんじゃないの?

サンシェードを選ぼうとする助手席と、バイクを巻き込んだらどうすんだ危ない! という運転手のせめぎ合い攻防戦が展開されます。

車用カーテン(マグネットタイプ)

サンシェードと同様の考え方をした車用のカーテンというものも売られています。

こちらの商品も助手席で寝る分にはいいのですが、安全運転にとっては意外とくせ者です。視界を塞ぎます。

完全にふさいだら道路交通法違反だと思いますが、一部覆ってそこに隠れる作戦をとる人がいるようです。

カーサンバイザーをつける作戦

カーサンバイザーには紫外線を防ぐだけでなく、運転中の眩しい朝日・夕陽を軽減してくれる効果があります。個人的には「視界の色が変わる」のは気分が変わるので大好きですが、残念ながら日焼け止め効果は正面からだけの限定的なものです。

肌を出さなければいいのだ。アームカバー。フェイスガード

私はランニングをやります。夏場にもペラペラなランニングシャツを着て走っていますが、くっきりとランニング型の日焼けあとがつきます。布一枚でも日焼け止め効果は絶大だということがわかります。

日焼けしたくない人は、肌を出さなければいいのです。これが最強!!

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「日に焼けている人=バカンスに行けるお金持ち」「色白の人=バカンスに行けない貧しい人」

大切なことは、自分が選んだ上記のアイテムをクルマの中に常備しておくことです。そうでないといざという時に使えません。

ヨーロッパの白人文化では「日に焼けている人=バカンスに行けるお金持ち」「色白の人=バカンスに行けない貧しい人」ということになっているそうです。
白人さんたちはなるべく太陽の光を吸収できるように色白に進化してきた人たちなので、日光をよく浴びなさいという遺伝子の命令があるのです。
ですから肌にしみができることがわかっていても、とにかく陽に焼けようと服を脱ぎ捨てます。
ギリシアやスペインにバカンスで行けなくても、自宅に庭でも、セーヌ川やテヴェレ川の河畔でもいいから日に焼けて健康的になろうとします。
そのような文化から見ると、ぜったいに日焼けしないようにガードしまくっている日本婦人は一種病的な感じがします。
西洋のビーチでは必ず露出の多いビキニのお姉さんがいて気分があがるのですが、日本のビーチではみんな体のラインを出さないように日焼けをしないようにラッシュガードや、長ズボンをはいている人さえいます。海に来ているのにその格好は……異常じゃないかと私などは思います。そんなに日焼けしたくないなら家にこもっていればいいのに……。
日焼けは病的なまでに避けるのではなく、ある程度は許容して、すこし日焼けしていた方が健康的だと思っているぐらいがちょうどいいのではないかと思います。

完璧に防御するのではなく、無防備にさらけ出すのでもなく、ほどほどのつき合いをするのが日焼け対策の極意ではないでしょうか。

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