ドラクエ的な人生

切り裂き窃盗事件

どうもハルトです。みなさん今日も楽しい旅を続けていますか?

日本人の個人バックパック旅行のバイブル「地球の歩き方」などには「バックパックは知らないうちにナイフで切り裂かれて中身を盗られることがあるので注意」と書いてありますが、そんなことが本当にありえるのでしょうか?

「まさか。ナイフでザックを切り裂くなんて! そんなことありえないよ!」

そう思ったアナタは、まだバックパッカーとしては新米です。でっかい財布を半分以上丸出しで後ろのポケットに刺している日本人ぐらい安全ボケしています。

あるのです。現実にそういうことが。

私たちは経験しています。

イロハ「ベトナム・ハノイの市場では、人が氾濫し、人と人の体が触れ合うぐらいのことはあたりまえです。

市場の人ごみは、まるでお祭り騒ぎのまっただ中のようで、はじめは躊躇しますが、慣れてしまえば楽しいものです。

そのような人込みの中で、値切り交渉などして、ショッピングをしていたところ、やけに体を押し付けてくるなあ、という男性がいました。痴漢かしら、と思ったのですが、体を触ってくるわけではありません。たしかに人ごみで混んでいることは確かなのですが、それにしても体を押し付けてくるなあ、とは思っていました。

アジアの買い物で値切り交渉は楽しいものです。日本での定価の買い物がものたりなくなるぐらい楽しいです。

さんざん値切ってドレスや革のベルトを購入し、屋台でベトナムコーヒーを飲んでいた時、市場の喧騒を写真に撮ろうとした時、何が起こったのかわかりました。

あるはずの場所にデジタル・カメラがありません。

いつでも撮れるように、カメラは取り出しやすいようにバックパック外側のアミにしまってありました。ところがそのアミが刃物で切り裂かれています。

盗まれた!

すぐにわかりました。

やたらと体を押し付けてきたあの男性が泥棒だったのだと思います。体を押し付けながらナイフでアミを切り裂き、中のカメラを盗んでいったのだと思っています。

盗まれたこともショックでしたが、そんな危険な刃物を体のそばで使われたということもショックでした。ただの置き引き窃盗よりも、ナイフをつかうことは、たちが悪いと思います。

もし途中で犯行が知られて、追い詰められたら、その刃物が凶器になるかもしれないのですから。

ハノイはトランジット滞在で、そこからパリに向かったのですが、花の都パリの写真は私の手元にはありません。ハノイでカメラをなくしてしまいましたから。

とても残念なことでした。

それ以来、身体を寄せてくる者には注意をしています。またナイフを抜かれているのでは、と怖くなることがあります」

イロハ「ところが日本に帰国後、JCBカードに海外旅行の保険が付帯していることから、ダメ元で相談してみたところ、なんとカメラの代金が戻ってきました。旅行代金をJCBカードで支払っていたというわけでもなかったのに。。。JCBさんには本当に感謝しています」

海外旅行でカード払いをする場合、JCBカードよりもVISAカードの方が使える場所が多いのは確かです。しかしサービスの面ではJCBカードの方が有利なことも多いので、両方持っていた方がいいと思います。

両者を使い分けて、快適な旅をしましょう」

※そのほかの旅先でのトラブルの数々はこちらのまとめサイトからどうぞ

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