ここでは2018年GW車中泊の旅。
旅の総括をハルトとイロハで語りたいと思います。
2度目のGW車中泊大遠征で、私たちの車中泊スキルは大幅レベルアップしました。
車中泊は日焼けする。
ハルト「どうでした? 10日間の車中泊の旅?」
イロハ「旅って感じだね。リゾート感はないね」
ハルト「クルマに乗っているときは、人を轢き殺しちゃうかもっていう緊張感がどうしてもあるから、脳みそまで日焼けしてパーになっちゃうようなリゾート感はないよね」
イロハ「日焼けといえば、ハルトはずいぶん焼けたね」
ハルト「日焼けというのは太陽と正面から対しているとテキメン焼けるから、朝に焼けたと思うんだよね」
イロハ「運転しているときに焼けたんだよ。知ってる? 真夏の太陽よりも5月頃の方が黒くなりやすいって」
ハルト「そうだねー。肌で感じているよ。真夏の方が太陽が近いのにどうしてだろう?」
イロハ「紫外線の波長が違うらしいよ。5月の方が日焼けしやすい波長なんだって」
ハルト「田植えの人がめちゃくちゃ真っ黒なのはそのせいか」
渋滞にあわない方法
イロハ「ゴールデンウイークで最も恐れていた大渋滞に、二年連続であわなかったね」
ハルト「昔にくらべて大渋滞って減ったかな。ニュースの渋滞距離って昔よりも減ってる気がするけど」
イロハ「GWよりもお盆の方が渋滞しそうじゃない? それと比較しているんじゃない?」
ハルト「なるほどそうかもしれない。渋滞に巻き込まれないためには、子供連れの移動しない時間に、子供の行かなそうなところに行くのがコツかな」
イロハ「クルマで移動するのは親子連れが多いからね。たしかに子供は出雲大社や足立美術館なんか興味無さそうだ(笑)」
イロハ「連休最終日よりも、前日(二日前)の夕方の方が込むっていうのは納得がいったよ。みんな最終日は家でゆっくりしたいんだね」
ハルト「俺たちは最終日の早朝派だよね」
イロハ「そのあと、家に帰って爆睡(笑)」
ハルト「骨の髄まで疲れたよね。クルマって乗ってるだけで腰の筋肉をショックアブソーバー的に使っているから肉体的にも疲労するよね」
イロハ「10日ぐらいなら余裕だけど、暮らすような長期間は私にはキビシイな」
ハルト「雨が降っていたらトイレに行くにも靴を履いて濡れなきゃならないし、車内では軽い運動、ストレッチさえできない。立って歩けないということは人間にとって大きなストレスだね」
イロハ「ちょっとした牢獄みたい。自宅は快適だよ。何時どんなことでもできるもの。お風呂だって、トイレだって、洗濯だって、テレビだって自由自在だよ」
ハルト「車中泊では、できないこと。無理なことは多いね。食事もどうしてもコンビニ食になりがちだ。生野菜なんか縁遠くなる。生きがいのランニングも汗の処理がなあ。すぐにシャワーをあびて洗濯ができる自宅が恋しくなる時もあったよ」
ハルト「二年連続で山口、島根まで行って、日本一周だって簡単にやれるメドがついたけれど、気軽に楽しむのなら二泊三日ぐらいでちょくちょく出かけるのががいいかもね」
イロハ「ハルトは車の運転、そんなに好きじゃないしね。ずっと車で暮らすのは無理だよ。たとえキャンピングカーだったとしても車で暮らすのは無理。自宅よりも余計にお金もかかるしね」
エンジンをかけたまま眠るマナー違反車を避けるには、トイレの前を避ける
イロハ「寝る前に後部座席に寝室をつくる準備が手際よくなってしまって少し悲しかった(笑)」
ハルト「眠りが浅いから昼間眠くなったりしたね。密閉度が低いから朝の太陽がまぶしいし、夜中もいろいろな物音で起こされてしまう」
イロハ「エンジンかけたまま眠るマナー違反車が隣に泊まると、うるさくて眠れないよ」
ハルト「体感だけど、そういうマナー違反者はトイレの前あたりに多いと思う」
イロハ「だからそのあたりをいつも避けているのか」
ハルト「トイレの前は人も多いし、照明がまぶしいじゃん。経験から得た知恵だよ」
イロハ「道の駅にはいろいろな車がとまっていて見ていて楽しいね。石見銀山で地元千葉のカーナンバー見つけた時には親近感がわいちゃった。あなたもこんな遠くまで来たのかって」
ハルト「外国で日本人同士が親しくなるのと似てるね」
旅するように生きる。もっとも大切なのは時間
不自由さもありましたが、10日間の車中泊の旅、楽しかったです。
何よりも自由だった。
自由は癖になる。
麻薬のようにそれなしでは我慢できなくなる。
そして知る。もっとも大切なのは時間だと。
帰りの時間は決まっている。
復路のエアチケットの期日があなたの旅のリミット。
そして人生も、あの世へと帰る時間が決まっているのです。
それまでの短い時間を楽しみましょう。
旅するように生きるということは、そういうことなのです。
お忘れ物なく。いってらっしゃい!!