暴力は人に言うことを聞かせる究極の装置。法律、制度は他人に干渉する

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グローバリズムと自国第一主義の議論は、つねに自国第一主義者が勝つ

私は元帰国子女として「トウガラシ実存主義」を掲げています。私は国籍にこだわる生き方をするつもりはありません。パスポートや、国境なんてない方がいいと思っています。私のようなものはコスモポリタンといって、戦前だったら特高に拷問されていることでしょう。

その思想を実践するために、せめて英会話を学んでいるのですが、その英会話のクラスの中でも、ほとんどの人がグローバリズムを否定しています。クラスの中には2年間世界を放浪したという元バックパッカーもいるのですが、その彼さえも、自国第一主義でした。

この自国第一主義は、ちょっとした流行のようなものだと思っています。もちろんこのブームをつくっているのはドナルド・トランプ・アメリカ大統領。この人のムーブメントに乗っかっているのが自国第一主義者が昨今急激に増えた理由でしょう。

このイシューで英語で議論したのですが(いや、英語だからほとんど議論になりませんでした。かろうじて自分の意見を言っただけです)、やはり自国第一主義者の議論の方が強めでした。

自由主義者と保護主義者の議論というのは常に保護主義者が勝つような仕組みになっているのです。そのことをこの稿では述べようと思っています。

議論をわかりやすくするために、他人に干渉派と不干渉派に二分して考えます。

干渉派とは、戦争賛成派、自国第一主義、保護主義者、右翼、全体主義者、権威主義者。

不干渉派とは、グローバリズム、コスモポリタン、トウガラシ実存主義のことです。

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自由主義者と保護主義者の議論は、常に保護主義者が勝つようにできている

たとえば「個人の自由を制限すべきではない、好きにさせたらいいじゃないか。徴兵なんて反対。戦争なんて絶対反対」と考えている自由主義者と、「このままでは祖国は終わりだ。みんなが一致団結すべき時だ。公共のためにすこしつづ個人を犠牲にすべきときだ。祖国日本のために、徴兵して戦争にそなえよう」という保護主義者が議論したとします。

この議論は、たいてい保護主義者が勝ちます。なぜかわかりますか?

だって自由主義者は相手に何も強制しないという主義だから。

「日本人は日本のために滅私奉公せよ」と他人に圧をかけてくるのは、常に自国第一主義者でしょ? 法律を制定し、個人の自由を制限しようとするのも、つねに自国第一の保護主義者です。だって他人の人権に制限を加えてもいいと思っているのだから。

それに対して自由主義者は、自由の意見を主張はしますが、だからといって法律で強制したり、罰則をあたえようというふうにはなりません。そういうことをやめようという意見の持ち主ですからね。

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戦争賛成と戦争反対の議論に勝つのは、常に戦争賛成派

警察力もそうですが、暴力が人に言うことを聞かせる究極の装置である以上、議論に勝つのは常に右翼、全体主義者、権威主義者です。他人に干渉してもいいと考える人たちは、常に政争において優位に立ちます。

たとえば戦前、実際に太平洋戦争前夜、山本五十六をはじめ戦争反対の人はたくさんいました。しかし彼ら戦争反対派は武力でもって反対派の意見を封じ込めようという流れにはなりません。そういうことをやめようという人たちですから。

それに対して戦争賛成派、全体主義者、権威主義者は、国家の利益のためには人権も制限していいという考えですから、積極的に他人に干渉してきます。ときに暴力で。元々そういうことをしようという人たちですからね。

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戦争がなくならない理由は、干渉派がトップに立つから

また中東がきな臭くなっています。庶民の大半が平和を望んでいるのに、どうして戦争はなくならないのでしょうか?

その理由の一つに上の理由があるのではないでしょうか? 政争に勝つのは、議論に勝つ側でしょう。議論に勝つのは、たいていいつも干渉派です。

他人のことなんかほっとけという不干渉派は、たいてい干渉派に負けてしまうでしょう。議論はおせっかいが勝つようにできているからです。法律や制度は他人に干渉するものだからです。

トランプ大統領は、おそらく不干渉派だったら、トップにのぼりつめることはできなかったでしょう。干渉派だからこそトップに立てたのです。

そういう人だから、とうぜん攻撃に躊躇はないでしょう。それを応援する人もすくなからずいます。

人が祭りを愛する限り、戦争はなくならないのかもしれませんね。戦争は熱狂ですから。

それでも私は、この自国第一主義のブームはいつか終わり、最終的にはグローバリズムが勝利をおさめると思っています。

歴史の流れはとめられません。

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