俳句を聞けば「行きたくなる」YouTubeを視聴すれば「行った気になる」「行く気がうせる」謎

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イロハ
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ひさしぶりに車中泊の旅に出かけようぜ

ハルト
ハルト

むむむ。どこへ行く?

(近場は行きつくしたぞ)

妻とひさしぶりに車中泊の旅に出かけようということになりました。

日本三大桜の福島・三春滝桜は有料観覧なのでライブカメラで開花を確認してから行くべし

車中泊のルール。高速道路にお金は払わない。

土日の休みを利用しての二泊三日(金曜日の夜に出発します)なので、高速道路にお金は払わないことにしているのでそれほど遠くへは行けません。

すると——二泊ぐらいで行ける範囲はほとんど行きつくしています。イベントに期待するしかありません。イベントというのは「お祭り」とか「果物狩り」「花見」のような季節もののことです。

東北地方の夏祭り【竿灯祭り】【立佞武多】【ねぶた祭】

思いついたのは花見。私は千葉県在住。4月10日ごろにはもう桜は散って葉桜になっています。しかし福島当たりまで北上すれば、桜はまだ咲いているのではないかと思いました。

桜前線を追いかけて移動すれば二度でも三度でも花見ができます。

これは福島車中泊二泊三日の記録です。

東北地方の旅といえば「おくのほそ道」俳聖・松尾芭蕉。

さて、東北地方の旅といえば、『おくのほそ道』松尾芭蕉です。芭蕉の句碑や河合曾良との同行二人の石像をたくさん見かけました。

「ちょっとしたナイアガラの滝」ナイアガラの下を切り取ったみたいな滝のそばにも芭蕉と曾良がいました。

ウルトラマン須賀川市でも芭蕉と曾良を見かけました。

現在、ユーチューバーが世界中を旅しながら現地レポートをするみたいな動画がたくさんありますが、東北地方といえば今でも「おくのほそ道」なんだなあ、と思いました。

俳句を聞けば「行きたくなる」YouTubeを視聴すれば「行った気になる」「行く気がうせる」謎現象の理由

どうして新しいものが古いものを超えられないのか?

それはやはり俳句の短さが、それを聞いた人の想像力を刺激して、強い印象を残すからでしょう。どんどん大きくなる頭の中の印象が、実際にその場所へ行ってみたいという気持ちにさせるのです。

だから俳句を読んで、旅立つ人がたくさんいるのでしょう。

YouTubeで動画を見ると、もうそれ以上イマジネーションを刺激されることもなく、なんだかもう行った気になって実際にその場所へ行ってみようという気がなくなってしまいます。

実際にわたしは「クロアチア」に行ってみたいと思っていたのですが、YouTubeで動画を見たら、もうすでに行ったことのある場所にとても良く似ていることに気づいて、どうしても行きたいという気持ちが失せてしまいました。

このことは逆にいえばVR眼鏡などをかけることで、実際に行ったのとほぼ同じ体験ができるようになるということかもしれません。

テクノロジーの未来に期待したいと思います。

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