竹田恒泰さんの株式会社・前方後円墳
ホリエモンのYouTubeを見ていたら、竹田恒泰さんの古墳ビジネスを激賞していました。竹田恒泰さんは明治天皇の玄孫として知られている皇室の血を引く方。厩戸皇子のように、ときどき皇室に天才があらわれますが、そういう一人かもしれません。
幼いころから先祖が古墳に葬られていることが当然という環境で成長したそうです。そこから昨今流行している樹木葬を、古墳に埋葬することとフュージョンして、あたらしいビジネスを始められたのが、彼のビジネス。その名も株式会社・前方後円墳。葬祭ビジネスです。
普通の人なら、古墳に埋葬してもらおうなんて考えもしないところを、皇室の血を引くという竹田さんならではのオンリーワンのビジネスとして、ホリエモンに評価されていました。
日本の歴史の象徴的存在である古墳に葬るというアイディアだけでなく、ホリエモンが激賞していたのは、インターネット上でお墓の申し込みを完結させるシステムを竹田さんが作ったことにもありました。葬祭業界は対面・紙ベースで契約する業態だったものを、株式会社前方後円墳はネット上ですべてが完結するシステムを業界で初めて構築したんだそうです。
私は最近、マンションを内見して引っ越しを決めたのですが、昨今では内見もしないでネット上で引っ越しを決めてしまう人もいるそうです。ネット上には内見の写真だけでなく、動画を上げているサイトもあります。不動産業界は進んでいますね。葬祭業界はそこまで進んでいないということでしょう。
古墳という名のリサイクルセンター

古墳に埋葬されるというのは、面白いアイディアではないでしょうか。
旧来のお墓に葬られても、親族以外には誰も拝んでくれませんが、古墳ならば誰かが常に眺めて冥福を祈ってくれることでしょう。
千葉県野田市を最初に、大阪や、香川県高松市などに新しい竹田式古墳が完成しているそうです。今後も日本各地に造成していく予定だそうです。
古墳は纏向古墳をモデルにしているそうです。三種の神器を一緒に収めるという皇室ユーモアつきです。
古墳には二種類あり、樹木葬型古墳墓と、石室型古墳墓があるそうです。これは飛行機でいうエコノミークラスとファーストクラスの違いのようなもの。ファーストクラス(石室型古墳墓)は、個人(家)のスペースをより強調しますが、行き先が同じ(死)であることには変わりません。
千葉県野田市の野田ほたるローズガーデン
ここでは第一号古墳である千葉県野田市の樹木葬型古墳墓について詳しく見てみましょう。
野田市の第一号古墳は、樹木葬型古墳墓です。樹木葬の延長として考えられており、最終的には土に還ることを目指しています。永代祭祀墓と、合祀墓の二種類があります。
この違いは飛行機でいうビジネスクラスとエコノミークラスのようなもの。ビジネスクラス(永代祭祀墓)のほうがより広いスペースが提供されますが、行き先が同じ(死)であることには変わりません。
永代祭祀墓は、ビジネスクラスのように、高い価格と引き換えに、専用スペースが提供されます。しかし専用スペースの使用期間は20年で、その後は合祀墓に改葬されるそうです。
合祀墓というのは、専用の麻袋に骨を入れて、ひとつの大きな納骨室に埋葬されるそうです。やがては土に還ることを視野に入れた樹木走の発展型です。
宗派を問わない神仏習合のかたちをとっており、櫻木神社と正恵寺がそれぞれ祭祀と供養を永代にわたり行ってくれるそうです。承継者もいりません。費用も一回こっきりです。
古墳という名のリサイクルセンター

ってことは、おそらくこの古墳はずっとリサイクルして使えるのではないでしょうか。
永代祭祀墓が合祀墓に改葬されるたびに、そのスペースが空くわけですから、あらたにそこに募集をかけることができます。
古墳という名のリサイクルセンターといってもいいような内容です。そこにも竹田さんのアイディアを感じます。悪魔的ですねW
ときどきお墓の中心に巨大な観音様の像が立っていたりします。この古墳は、その観音様のような象徴的なものなのでしょう。各家のお墓には足を止めない人でも、古墳には足を止めて手を合わせてくれるのではないでしょうか。
目を見張るようなすばらしいアイディアです。私もここに入りたくなりました。
