『黒蜥蜴』江戸川乱歩の美女シリーズと三島由紀夫の大功績

本-映画-メディア
スポンサーリンク
『ドラクエ的な人生』とは?

心の放浪者アリクラハルトの人生を走り抜けるためのオピニオン系ブログ。

書籍『市民ランナーという走り方(マラソン・サブスリー。グランドスラム養成講座)』『通勤自転車からはじめるロードバイク生活』、小説『ツバサ』キンドル書籍にて絶賛発売中です。ぜひご一読ください。

YouTube動画

vehicle-night-in-japan

スポンサーリンク

江戸川乱歩と三島由紀夫の『黒蜥蜴』

ここでは江戸川乱歩原作『黒蜥蜴』について語っています。

しかしテキストは乱歩の『黒蜥蜴』ではなく、三島由紀夫の戯曲『黒蜥蜴』です。

またドラマ化された「江戸川乱歩の美女シリーズ」についても語っています。

『黒蜥蜴』は非常に江戸川乱歩的で、同時に三島由紀夫的な作品でありました。

人間は社会と妥協して生きている人がほとんどですが、限りなく純粋な人が夢を妥協しなかったとき、犯罪者となってしまうこともありえるのかもしれませんね。ちょうど三島由紀夫がそうだったように……。

筆者自身による読み聞かせはこちらをどうぞ。

×   ×   ×   ×   ×   × 

このブログの著者が執筆した「なぜ生きるのか? 何のために生きるのか?」を追求した純文学小説です。

「きみが望むならあげるよ。海の底の珊瑚の白い花束を。ぼくのからだの一部だけど、きみが欲しいならあげる。」

「金色の波をすべるあなたは、まるで海に浮かぶ星のよう。夕日を背に浴び、きれいな軌跡をえがいて還ってくるの。夢みるように何度も何度も、波を泳いでわたしのもとへ。」

※本作は小説『ツバサ』の前編部分に相当するものです。

アマゾン、楽天で無料公開しています。ぜひお読みください。

https://amzn.to/44Marfe

×   ×   ×   ×   ×   × 

スポンサーリンク

『黒蜥蜴』江戸川乱歩と三島由紀夫

私が三島由紀夫の最高傑作と考える『サド侯爵夫人』は、三島由紀夫の戯曲ですが、実際には共同執筆者としてサド侯爵というフランスの作家がいました。二人の著者がいたからこそ奇跡の名作ができたと思っています。

『サド侯爵夫人』三島由紀夫の最高傑作
『サド侯爵夫人』は三島由紀夫とサド侯爵の共著といってもいい作品。きわめてキリスト教的な作品です。神の敵について考えれば考えるほど、神についても考えざるを得ないからです。サドの光はイエスの光あってこそのものでした。神の天敵は、神のごとき存在なのです。

それと同じように『黒蜥蜴』には三島の他にもう一人の執筆者がいます。もちろん江戸川乱歩その人です。

むしろ戯曲の執筆者は、三島以上に江戸川乱歩だとも言えるでしょう。

『サド侯爵夫人』におけるサドよりも、直接、江戸川乱歩が関わっています。

ストーリーの筋はほぼ乱歩ですから。三島らしさはセリフの耽美的な表現に凝縮されています。

世の中、同じことをいうのでもいい方次第だと思いませんか?

そこには『サド侯爵夫人』を彷彿とさせるような悪徳(犯罪)と美徳(市民生活)が相照らしあうような表現が散りばめられています。

ここまで両者の相性がいいのは三島が歩み寄ったというよりは、もともと江戸川乱歩の世界と通じるものがあったためでしょう。

作品は価値観の反転に次ぐ反転です。

そして三島の真骨頂は小説ではなく戯曲にあったのではないかと私は思うのです。

スポンサーリンク

【書評】『黒蜥蜴』バロック調の大芝居

江戸川乱歩『黒蜥蜴』のどのようなところが三島的だったのでしょうか。

主人公の美貌の緑川夫人こと女賊・黒蜥蜴は、「永遠の若さ、美しい肉体のために、人間のはく製をつくろうとする芸術家」です。

三島が、若く美しい青春の絶頂に死ぬことを望んでいたことは、つとに知られています。三島は老醜を嫌悪していました。

三島の肉体美ははく製にこそなりませんでしたが、写真におさめられています。

三島の『黒蜥蜴』には、かの名探偵明智小五郎が出てきます。最初読んだときには、ちょっと驚きました。うまい譬えかどうかわかりませんが、アガサ・クリスティーを読んでいたら、シャーロック・ホームズが登場してきたかのような印象です。

私の中で明智小五郎が、生きているからでしょう。明智小五郎がキャラ立ちしすぎていて江戸川乱歩の戯曲かと思ってしまいます。しかし三島由紀夫が書いています。これはそういう戯曲なのです。

戯曲の中で緑川夫人こと黒蜥蜴と明智小五郎は犯罪論争をします。探偵と犯罪者は同じ犯罪に向きあうが、自分の心に純粋な方は犯罪者であり、探偵にはどうしても犯罪を理解しきれないところがある、と。

そして満たされない思いを犯罪者に抱くのです、報いられない恋のような……。

三島が黒蜥蜴を書いたのは、ここが書きたかったからでしょう。乱歩作品おとくいの変装シーンも登場します。

長椅子ソファに人間が入って運び出されるという牧歌的な誘拐も、乱歩の少年探偵団シリーズではおなじみですね。いや、重いだろ! 運ぶときに分かれよ!

黒蜥蜴は、変装が見破られないのは「そもそも本当の私なんてないからだ」とさらりといいます。肉体の見た目ではなく、魂の存在感のようなものがあるから、人は人であると考えなければ、このような表現は出てきません。

明智に恋する「私」は、どの私なのか? ラブストーリーを演じた芸能人が共演者に本当に恋をしてしまうことはよくあることです。その時、恋したのは演じた役者なのか、演じた役柄の気持ちが続いているだけなのか? すぐに離婚してしまう場合は、役者と役柄の区別がうまくできなかったためかもしれませんね。

明智に恋する「私」は、どの私なのか? あした別の鏡に映る別の私に訊くとしましょう……と逃亡しつつ第一幕が終了します。

ブンガクしちゃってますね!!

スポンサーリンク

戦前と戦後を価値の大転換が、劇を動かす

「死ぬつもりでいたおまえは美しかったのに、生きたい一心のおまえは醜かった」

黒蜥蜴は雨宮潤一にいいます。三島美学が炸裂しています。

戦争という不条理な死のなかに意味を探し激しい命を燃やした戦前と、価値観が大転換し信じられるものが無く、無意味、無目的に生きる戦後を経験した三島だからこそのセリフだと思います。

いわば戦前と戦後の価値の大転換が、三島の作劇法のひとつでした。『サド侯爵夫人』ではフランス革命を同じ装置として利用しています。

善人が悪人、悪人が善人。きれいはきたない、きたないはきれい。犯罪者が夢追い人で、名探偵が小市民。敗戦により、鬼畜米英だったアメリカ兵が陽気ないい奴らで、神兵だった日本軍は庶民を無視した嫌な奴らだったということになりました。

スポンサーリンク

奇跡を起こせるのは恋だけ。恋を失ったら“私の世界”には二度と奇蹟は起こらない

黒蜥蜴でも、そのような価値の大転換が物語を動かしていきます。明智と黒蜥蜴は追う者、追われる者という立場で惹かれあうようになります。

泥棒は泥棒でも恋泥棒ですね。ルパン三世カリオストロの城』(1979年)のような話しだともいえます。泥棒さんが盗んだのは恋心です。

追い、追われる関係が、恋する二人にそっくりだという意味では北条司の『キャッツ・アイ』(1981年)のようでもあります。

「あなたがこれ以上生きていたら、私が私でなくなるのが恐いの。そのためにあなたを殺すの。好きだから殺すの」明智を殺す際、黒蜥蜴はいいます。

「海をごらん。暗いだろう。夜光虫があんなに光っている。この世界には二度と奇蹟が起こらないようになったんだよ」

なぜこんなことをいったのか? 恋する人が死んだと思ったからです。奇跡を起こせるのは、恋だけだからです。

スポンサーリンク

バロック調のあやしい闇とエロス。江戸川乱歩の世界

やがて物語は、「恐怖美術館」へと向かいます。恐怖美術館には黒蜥蜴が「美しいと感じた人間のはく製」が全裸で展示されているのです。

バロック調のあやしい闇とエロス。江戸川乱歩の真骨頂の世界です。青少年にあたえる影響がどうの、とか、人権がどうの、とか、作家の倫理を問われなかった時代でした。エンターテイメントはエンターテイメントとして、自由に妄想の翼を江戸川乱歩はひろげました。

この「乱歩あるある」のヘンタイチックなバロック設定も、やはり三島の好みだったと思います。雨宮は黒蜥蜴の愛撫を受けるために「自分がはく製になっても」と裏切りの芝居を打ちます。黒蜥蜴に嫉妬してもらうためでした。

結局、明智は変装していて実際には死んでおらず、黒蜥蜴の悪事を暴きます。そして美女、黒蜥蜴は逮捕の一歩手前で自殺します。若く美しいまま、おのれの芸術である恐怖美術館で、虜囚の辱めを受けることなく死んでいくのです。

黒蜥蜴は最後に呟きます。「うれしいわ。あなたが生きていて」

スポンサーリンク

自分が死んでも、奇跡が起こる世界であってほしい

自分が死んでも、奇跡が起こる世界であってほしい。

現実の世界では明智が探偵で黒蜥蜴が泥棒でしたが、心の世界では明智が恋泥棒で黒蜥蜴が探偵でした。

明智の心を探して探してやっと探して見つけたら冷たい石ころでした。

明智は最後に呟きます。黒蜥蜴の心こそダイヤモンドだった。本物の宝石はもう死んでしまった、と。

スポンサーリンク

江戸川乱歩の美女シリーズ。探偵版「男はつらいよ」

原作の江戸川乱歩『黒蜥蜴』は1934年の作品です。戯曲の三島由紀夫『黒蜥蜴』は1961年の作品です。

三島の戯曲では美貌の女賊・黒蜥蜴の役を美輪明宏さんが演じて大ヒットしたそうです。

ところでひと昔前にテレビで『江戸川乱歩の美女シリーズ』というのがあったのをご存知でしょうか?

絶世の美女が登場し、明智小五郎と互いに男女として惹かれあう。けれど決して結ばれないというパターンでした。

犯罪者の美女は毎回入れ替わるのですが、明智小五郎は常に天知茂さんでした。探偵版男はつらいよ』的なところがありました。常に報われない犯罪者美女との淡い恋を明智小五郎は繰り返します。

令和の時代にはぜったいにつくれないようなエログロ満載の大掛かりな名作シリーズでした。

この美女シリーズにも『黒蜥蜴』がありました。1979年『悪魔のような美女』です。

ところでこの美女シリーズで明智小五郎役を見事に演じた天知茂さんですが、三島の戯曲『黒蜥蜴』で明智小五郎役を演じて当たり役になったのだそうです。

三島の戯曲のおかげで、美女シリーズの天知茂があったといえるかもしれません。

※美女シリーズいちばんの名作・おすすめは『パノラマ島奇談』を元にした『天国と地獄の美女』です。

明智小五郎役は天知茂の死後、北大路欣也西郷輝彦とバトンタッチされるのですが、すばらしい名優が演じても、初代・天知茂にはかないませんでした。江戸川乱歩の暗いエログロの中で、大スター俳優の輝きが浮いてしまった印象でした。

『江戸川乱歩の美女シリーズ』のお約束である「犯罪者の美女と明智小五郎が惹かれあう」展開も、三島戯曲『黒蜥蜴』のお陰だったのかもしれません。

江戸川乱歩原作の怪盗はほとんどが男性であり、女賊相手に惹かれあう展開ではありません。

犯罪者役を常に絶世の美女とし、いつも明智と惹かれあう展開にしたのは、三島版『黒蜥蜴』があったからだとはいえないでしょうか。

スポンサーリンク

いにしえの永遠のテーマ、それが恋愛

三島由紀夫の戯曲『黒蜥蜴』が、後世に残した影響について語ってきました。

同じ文庫の中には、戦争をモチーフにした戯曲(若人よ甦れ)と、右翼左翼の政治闘争をモチーフにした戯曲(喜びの琴)がおさめられていましたが、どうしても古びた感じが否めません。

やはり、物語というものは恋愛をモチーフにした方がいいようです。

恋愛ならば命を捨てるほど情熱を賭けても不思議はありません。その気持ちは青春のたびによみがえり、永遠に古くなりません。いつの時代でも、どこの国民にも通じるモチーフが恋愛ではないでしょうか。

「今さら戦後の話しかよ」「今さら左翼の話しかよ」と飽きられることはあっても「今さら恋愛の話しかよ」という若者は世界中のどこにもいないのに違いありません。

いにしえの永遠のテーマ、それが恋愛です。たとえそれが犯罪者と名探偵の心の恋愛であったとしても。

×   ×   ×   ×   ×   × 

このブログの著者が執筆した純文学小説です。

「かけがえがないなんてことが、どうして言えるだろう。むしろ、こういうべきだった。その人がどんな生き方をしたかで、まわりの人間の人生が変わる、だから人は替えがきかない、と」

「私は、助言されたんだよ。その男性をあなたが絶対に逃したくなかったら、とにかくその男の言う通りにしなさいって。一切反論は許さない。とにかくあなたが「わかる」まで、その男の言う通りに動きなさいって。その男がいい男であればあるほどそうしなさいって。私は反論したんだ。『そんなことできない。そんなの女は男の奴隷じゃないか』って」

本作は小説『ツバサ』の後半部分にあたるものです。アマゾン、楽天で無料公開しています。ぜひお読みください。

https://amzn.to/3PZ4985

×   ×   ×   ×   ×   × 

物語のあらすじを述べることについての私の考えはこちらをご覧ください。

物語のあらすじを紹介することについて
あらすじを読んで面白そうと思ったら、実際に照会している作品を手に取って読んでみてください。ガイドブックを読むだけでなく、実際の、本当の旅をしてください。そのためのイントロダクション・ガイダンスが、私の書評にできたらいいな、と思っています。

私は反あらすじ派です。作品のあらすじ、主題はあんがい単純なものです。要約すればたった数行で作者の言いたかった趣旨は尽きてしまいます。世の中にはたくさんの物語がありますが、主役のキャラクター、ストーリーは違っても、要約した趣旨は同じようなものだったりします。

たいていの物語は、主人公が何かを追いかけるか、何かから逃げる話しですよね? 生まれ、よろこび、苦しみ、死んでいく話のはずです。あらすじは短くすればするほど、どの物語も同じものになってしまいます。だったら何のためにたくさんの物語があるのでしょうか。

あらすじや要約した主題からは何も生まれません。観念的な言葉で語らず、血の通った物語にしたことで、作品は生命を得て、主題以上のものになるのです。

作品のあらすじを知って、それで読んだ気にならないでください。作品の命はそこにはないのです。

人間描写のおもしろさ、つまり小説力があれば、どんなあらすじだって面白く書けるし、それがなければ、どんなあらすじだってつまらない作品にしかなりません。

しかしあらすじ(全体地図)を知った上で、自分がどのあたりにいるのか(現在位置)を確認しつつ読書することを私はオススメしています。

作品のあらすじや主題の紹介は、そのように活用してください。

偉そうに? どうして無名の一般市民が世界史に残る文豪・偉人を上から目線で批評・批判できるのか?
認識とか、発想とかで、人生はそう変わりません。だから相手が世界的文豪でも、しょせんは年下の小僧の書いた認識に対して、おまえはわかってないなあ、と言えてしまうのです。それが年上だということです。涅槃(死。悟りの境地)に近いということなのです。

読み放題サービス「電子書籍kindle」の使い方3選(画像入り解説付)
kindle unlimitedの使い方を解説します。 ここではデジタル書籍の読み放題サービスである kindle unlimitedについてその使い方をご紹介しています。読書には、物理的に紙の本を買う方法と、デジタル文字をダウン...

スポンサーリンク

本は電子書籍がおすすめです

kindle unlimitedは、電子書籍kindleキンドルを利用した和書12万冊、洋書120万冊以上の読み放題サービスです。

kindleの使い方

読み放題サービス「電子書籍kindle」の使い方3選(画像入り解説付)
kindle unlimitedの使い方を解説します。 ここではデジタル書籍の読み放題サービスである kindle unlimitedについてその使い方をご紹介しています。読書には、物理的に紙の本を買う方法と、デジタル文字をダウン...

アマゾンプライムの使い方・入会方法

アマゾンプライム会員登録のしかた(無料体験だけして解約する方法)
このページではパソコンを使用したAmazonプライム会員に登録するやり方を解説しています。 Amazonプライムビデオを視聴するためには、Amazonプライム会員に登録しなければなりません。 プライムビデオを視聴する=Amazo...

オーディブルの使い方

オーディオブックは究極の文章上達法
言葉というのは音楽的に語感で覚えているものです。語学が得意な人は耳がいいのです。耳がよくなければ、文章はうまくなりません。 文章がうまくなりたければ、目を閉じて耳を澄ませましょう。

私はオーディオブックは究極の文章上達術だと思っています。

人生を変えた本『旅に出ろ! ヴァガボンディング・ガイド』リアル・ドラゴンクエスト・ガイドブック
いくら旅に時間を費やしたところで、自分と向き合うことに時間を費やさなければ、何の意味もありません。どれだけ何かが変わっても、それに対処するのは自分しかないからです。 どこに行こうと、何が変わろうと、そこには自分がいます。これは言葉ではありません。生き方なのです。
人生を変えたいのならば、仕事を辞めるという選択肢がある。
団体バスの行き先がろくな場所ではないとわかったら、もうバスは降りてしまっていいのではないですか? 仕事を変えれば、生き方を変えることができますよ。 今は退職代行サービスや、転職エージェントがあなたのキャリアアップを助けてくれる時代です。
記事がよかったらポチっと応援お願いします。
いい記事のシェア・拡散にご協力ください。
ドラクエ的な人生 - にほんブログ村
記事がよかったらポチっと応援お願いします。
いい記事のシェア・拡散にご協力ください。
ドラクエ的な人生 - にほんブログ村
お買い忘れはありませんか?
ワンクリックでお買いものは終了。人生を楽しもう。
★ブログ・アフィリエイトという副業★

ブログを運営して副業をはじめませんか? 「あなた」だけが知っているお宝グッズ、使えるアイテムがあるはずです。それを紹介するだけで報酬をゲットできます。おすすめのアフィリエイト・サービス・プロバイダーは「もしもアフィリエイト」です。こちらから無料会員登録できますよ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

★ブログ・アフィリエイトという副業★

ブログを運営して副業をはじめませんか? 「あなた」だけが知っているお宝グッズ、使えるアイテムがあるはずです。それを紹介するだけで報酬をゲットできます。おすすめのアフィリエイト・サービス・プロバイダーは「もしもアフィリエイト」です。こちらから無料会員登録できますよ。

★★

サハラ砂漠で大ジャンプする著者
【この記事を書いている人】

アリクラハルト。物書き。新狩猟採集民族、遊民主義の提唱者。心の放浪者。市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。山と渓谷社ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。ソウル日本人学校出身の帰国子女。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。放浪の旅人。大西洋上をのぞき世界一周しています。千葉県在住。

【この記事を書いている人】
アリクラハルト。物書き。新狩猟採集民族、遊民主義の提唱者。心の放浪者。市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。山と渓谷社ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。ソウル日本人学校出身の帰国子女。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。放浪の旅人。大西洋上をのぞき世界一周しています。千葉県在住。
このブログ著者の書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』
書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』
この本は勤務先の転勤命令によってロードバイク通勤をすることになった筆者が、趣味のロードバイク乗りとなり、やがてホビーレーサーとして仲間たちとスピードを競うようになるところまでを描いたエッセイ集です。 その過程で、ママチャリのすばらしさを再認識したり、どうすれば速く効率的に走れるようになるのかに知恵をしぼったり、ロードレースは団体競技だと思い知ったり、自転車の歴史と出会ったりしました。 ●自転車通勤における四重苦とは何か? ●ロードバイクは屋外で保管できるのか? ●ロードバイクに名前をつける。 ●通勤レースのすすめ。 ●軽いギアをクルクル回すという理論のウソ。 ●ロードバイク・クラブの入り方。嫌われない作法。 などロードバイクの初心者から上級者まで対応する本となっています。
Amazon.co.jp
書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』
この本は勤務先の転勤命令によってロードバイク通勤をすることになった筆者が、趣味のロードバイク乗りとなり、やがてホビーレーサーとして仲間たちとスピードを競うようになるところまでを描いたエッセイ集です。 その過程で、ママチャリのすばらしさを再認識したり、どうすれば速く効率的に走れるようになるのかに知恵をしぼったり、ロードレースは団体競技だと思い知ったり、自転車の歴史と出会ったりしました。 ●自転車通勤における四重苦とは何か? ●ロードバイクは屋外で保管できるのか? ●ロードバイクに名前をつける。 ●通勤レースのすすめ。 ●軽いギアをクルクル回すという理論のウソ。 ●ロードバイク・クラブの入り方。嫌われない作法。 などロードバイクの初心者から上級者まで対応する本となっています。
Amazon.co.jp
書籍『市民ランナーという走り方』
書籍『市民ランナーという走り方』Amazonにて発売中
ランニング・マラソンについて体系的に学びませんか? このブログの著者の書籍がAmazonにて発売しています。雑誌『ランナーズ』のライターだった筆者が贈る『市民ランナーという走り方』。 雑誌『ランナーズ』のライターだった筆者が贈る『市民ランナーという走り方』。 市民ランナーの三冠グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するための方法を教えます。 本書の特徴は、ランニングフォームをつくる入力ワードを変えることで速く走れるようになるというものです。パフォーマンスを肉体が再現するための入力ワードによって、いわば言葉の力によって速くなるというメソッドを提唱します。 ●絶対にやってはいけない「スクワット走法」とはどんなフォーム? ●初心者が習得すべき「アトムのジェット走法」「踵落としを効果的に決める走法」 ●ピッチ走法とストライド走法、どちらで走るべきなのか? ●ストライドを伸ばすための「逆くの字走法」「ハサミは両方に開かれる走法」って何? ●マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」とは? ●言葉の力で速くなる「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」って何? ●戦闘フォーム「ヤジロベエ走法」ってどんなフォーム? ●究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」の本当の意味は? ●スピードに教わる。自分の肉体から学ぶ「オオカミ・ランニング」とは? ●ウルトラマラソンの走り方「ばあちゃん走法」とは? 本書を読めば、「マンガに学ぶ実走」などの言葉のイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く効率的に走ることができるようになります。 踵着地とフォアフット着地、どちらが正解か? 本書では明確に答えています。 ●「世界が美しく見える魔法」とは? 禅ランニング・瞑想ランニングのやり方 カルペ・ディエム。この本は「ハウツーランニング」の体裁をした市民ランナーという生き方に関する本です。 あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。 市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。
Amazon.co.jp
書籍『市民ランナーという走り方』Amazonにて発売中
ランニング・マラソンについて体系的に学びませんか? このブログの著者の書籍がAmazonにて発売しています。雑誌『ランナーズ』のライターだった筆者が贈る『市民ランナーという走り方』。 雑誌『ランナーズ』のライターだった筆者が贈る『市民ランナーという走り方』。 市民ランナーの三冠グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するための方法を教えます。 本書の特徴は、ランニングフォームをつくる入力ワードを変えることで速く走れるようになるというものです。パフォーマンスを肉体が再現するための入力ワードによって、いわば言葉の力によって速くなるというメソッドを提唱します。 ●絶対にやってはいけない「スクワット走法」とはどんなフォーム? ●初心者が習得すべき「アトムのジェット走法」「踵落としを効果的に決める走法」 ●ピッチ走法とストライド走法、どちらで走るべきなのか? ●ストライドを伸ばすための「逆くの字走法」「ハサミは両方に開かれる走法」って何? ●マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」とは? ●言葉の力で速くなる「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」って何? ●戦闘フォーム「ヤジロベエ走法」ってどんなフォーム? ●究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」の本当の意味は? ●スピードに教わる。自分の肉体から学ぶ「オオカミ・ランニング」とは? ●ウルトラマラソンの走り方「ばあちゃん走法」とは? 本書を読めば、「マンガに学ぶ実走」などの言葉のイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く効率的に走ることができるようになります。 踵着地とフォアフット着地、どちらが正解か? 本書では明確に答えています。 ●「世界が美しく見える魔法」とは? 禅ランニング・瞑想ランニングのやり方 カルペ・ディエム。この本は「ハウツーランニング」の体裁をした市民ランナーという生き方に関する本です。 あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。 市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。
Amazon.co.jp
このブログ著者の小説『ツバサ』
小説『ツバサ』
主人公ツバサは劇団の役者です。 「ハッピーな人はもっと更にどんどんハッピーになっていってるというのに、どうして決断をしないんだろう。そんなにボンヤリできるほど人生は長くはないはずなのに。たくさん愛しあって、たくさん楽しんで、たくさんわかちあって、たくさん感動して、たくさん自分を謳歌して、たくさん自分を向上させなきゃならないのに。ハッピーな人達はそういうことを、同じ時間の中でどんどん積み重ねていっているのに、なんでわざわざ大切な時間を暗いもので覆うかな」 「そのときは望んでいないことが起きて思うようにいかずとても悲しんでいても、大きな流れの中では、それはそうなるべきことがらであって、結果的にはよい方向への布石だったりすることがある。そのとき自分が必死にその結果に反するものを望んでも、事態に否決されて、どんどん大きな力に自分が流されているなあと感じるときがあるんだ」 「どんな喜びも苦難も、どんなに緻密に予測、計算しても思いもかけない事態へと流れていく。喜びも未知、苦しみも未知、でも冒険に向かう同行者がワクワクしてくれたら、おれも楽しく足どりも軽くなるけれど、未知なる苦難、苦境のことばかり思案して不安がり警戒されてしまったら、なんだかおれまでその冒険に向かうよろこびや楽しさを見失ってしまいそうになる……冒険でなければ博打といってもいい。愛は博打だ。人生も」 「私にとって愛とは、一緒に歩んでいってほしいという欲があるかないか」 「不倫って感情を使いまわしができるから。こっちで足りないものをあっちで、あっちで満たされないものをこっちで補うというカラクリだから、判断が狂うんだよね。それが不倫マジックのタネあかし」 「愛する人とともに歩んでいくことでひろがっていく自分の中の可能性って、決してひとりでは辿りつけない境地だと思うの。守る人がいるうれしさ、守られている安心感、自信。妥協することの意味、共同生活のぶつかり合い、でも逆にそれを楽しもうという姿勢、つかず離れずに……それを一つ屋根の下で行う楽しさ。全く違う人間同士が一緒に人生を作っていく面白味。束縛し合わないで時間を共有したい……けれどこうしたことも相手が同じように思っていないと実現できない」
Amazon.co.jp: ツバサ eBook : アリクラハルト: 本
Amazon.co.jp: ツバサ eBook : アリクラハルト: 本
小説『ツバサ』
主人公ツバサは劇団の役者です。 「ハッピーな人はもっと更にどんどんハッピーになっていってるというのに、どうして決断をしないんだろう。そんなにボンヤリできるほど人生は長くはないはずなのに。たくさん愛しあって、たくさん楽しんで、たくさんわかちあって、たくさん感動して、たくさん自分を謳歌して、たくさん自分を向上させなきゃならないのに。ハッピーな人達はそういうことを、同じ時間の中でどんどん積み重ねていっているのに、なんでわざわざ大切な時間を暗いもので覆うかな」 「そのときは望んでいないことが起きて思うようにいかずとても悲しんでいても、大きな流れの中では、それはそうなるべきことがらであって、結果的にはよい方向への布石だったりすることがある。そのとき自分が必死にその結果に反するものを望んでも、事態に否決されて、どんどん大きな力に自分が流されているなあと感じるときがあるんだ」 「どんな喜びも苦難も、どんなに緻密に予測、計算しても思いもかけない事態へと流れていく。喜びも未知、苦しみも未知、でも冒険に向かう同行者がワクワクしてくれたら、おれも楽しく足どりも軽くなるけれど、未知なる苦難、苦境のことばかり思案して不安がり警戒されてしまったら、なんだかおれまでその冒険に向かうよろこびや楽しさを見失ってしまいそうになる……冒険でなければ博打といってもいい。愛は博打だ。人生も」 「私にとって愛とは、一緒に歩んでいってほしいという欲があるかないか」 「不倫って感情を使いまわしができるから。こっちで足りないものをあっちで、あっちで満たされないものをこっちで補うというカラクリだから、判断が狂うんだよね。それが不倫マジックのタネあかし」 「愛する人とともに歩んでいくことでひろがっていく自分の中の可能性って、決してひとりでは辿りつけない境地だと思うの。守る人がいるうれしさ、守られている安心感、自信。妥協することの意味、共同生活のぶつかり合い、でも逆にそれを楽しもうという姿勢、つかず離れずに……それを一つ屋根の下で行う楽しさ。全く違う人間同士が一緒に人生を作っていく面白味。束縛し合わないで時間を共有したい……けれどこうしたことも相手が同じように思っていないと実現できない」
Amazon.co.jp: ツバサ eBook : アリクラハルト: 本
Amazon.co.jp: ツバサ eBook : アリクラハルト: 本
本-映画-メディア
スポンサーリンク
アリクラハルトをフォローする
ドラクエ的な人生
タイトルとURLをコピーしました