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日本でドル紙幣を一番いいレートで確保する方法

クレジットカードが使えない国。いまだに現金至上主義の国が存在する

そのうち南米を大放浪しようと考えています。日本から見ると地球の裏側です。発展途上国の多い南米ではクレジットカードの使用もオールマイティーではないらしく、まだ現金社会のようです。こういう国ではスマホ決済なんてもちろん無理です。昔ながらの現金主義なのです。

たとえばボリビア。現地通貨はボリビアーノというそうです。そんな通貨は見たこともありませんが、旅する以上、なんとか現地通貨を確保しなければなりません。まっさきに考えつく方法は成田などの国際空港で円をボリビアーノに両替する方法ですが、この方法は足元を見られて、両替レートがあまりよくありません。人が処理しているために手数料が発生します。

もっともレートがよく、確実な現地通貨の確保方法は、現地のATMから、国際クレジットカードをつかってキャッシングする方法です。この方法はいわゆる借金になって利子が発生しますが、ダイレクトに現地通貨を引き出すことができます。あいだに人をはさまないので両替レートも悪くありません。

基軸通貨のドルこそオールマイティー。ドル紙幣をもっとも効率的に手に入れる方法

用心深い旅人ならば、ひとつの方法だけで満足せず、もうひとつ別のルートを確保しておきたいものです。それがはじめからドルを持参するという方法です。アジア諸国ならば現地の両替屋で円を直接両替できますが、ボリビアで円からボリビアーノに交換してもらうのは難しいようです。そういうときに役に立つのが基軸通貨のドルです。ドルならばどこの国、どんな両替商でも、現地通貨と交換してくれます。

ところで、日本国内でドル紙幣を入手するには、どの方法がいちばんレートがよくて簡単なのでしょうか?

私は米国ETFという投資をしていて、楽天証券口座にドルの預金をもっています。このドルを引き出せないかと思ったのですが、それはできないようでした。楽天は日本の会社なので、ドルをいったん円に換算しないと現ナマを引き出すことはできません。そもそも国内でドルを手に入れるためには、普通のATMではダメで、米ドル出金対応ATMをいうのを見つけて、そこに行かなければなりません。

米ドル出金対応ATMさえ近くにあれば、FX口座でドルを買い、そのドルを米ドル出金対応ATMから引き出すというのが、もっとも効率の良いドル紙幣の入手方法のようです。たとえばマネーパートナーズのようなインターネットサイトから、FX口座を開いてドルを買い、空港受け取りサービスで米ドル紙幣を受領するというのがひとつの方法です。この方法がもっともレートはいいようですが、問題はFX口座の開設というところでしょう。私は株式投資はやっていますが、FXに手を出すつもりはありません。

また、トラベックスジャパンのような外貨宅配サービスのサイトを利用して、クレジットカードでドルを買い、自宅に宅配便で送ってもらうという策もあります。調査の結果、自分のドルをATMから引き出すことにくらべるとレートはよくありませんが、それでも空港の対人窓口で両替するよりはいいレートでドルを入手することができます。

私の場合は……FX口座なんて持ちたくないという理由から、外貨宅配サービスを選ぶことにしました。そもそもドルの持参はいざというときの非常手段です。その金は使わないのが前提です。主力の手段はあくまでも現地ATMからのキャッシングです。できるだけ多額の現金は持ち歩きたくないという旅人心理からも、それほどのドルは必要としていません。千ドルもあれば十分です。

ものすごく多額の現金が必要とか、何度も利用する予定とかならば、やむをえずFX口座も考えますが、非常手段の千ドルが必要なだけですので、外貨宅配サービスを利用しようと思います。

この千ドルは、お守りのように基本的にずっと使わずに持ち歩くつもりです。現地ATMが見つからなかったり、キャッシングがトラブったりした場合の代替手段として利用するにすぎません。

どのみち南米大放浪に千ドルでは足りません。現地ATMキャッシングが不可ならば、どのみち旅が行き詰まることは目に見えています。そう考えると……いや、やっぱり現地ATMキャッシングだけというのは不安が残りますね。せめて一二泊するだけの現金は持ち歩いていきましょう。

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