神社仏閣に掲げられた絵馬の願いを読むのが趣味です
みなさんには、あまり他の人にはない趣味がありますか? 私が熱中した海外放浪も、ランニングも、登山も、キャンプも、ロードバイクも、車中泊も、マイナーな趣味ではありますが、それなりの同好の士がいます。そういう趣味の人、あまり聞いたことないなあ、という趣味ではありません。
そういう意味では、私には一つ、変わった趣味があります。その趣味とは、神社仏閣に掲げられた絵馬の願いを読むことです。
いがいと面白いですよ。絵馬を読むの。他人の欲望って笑っちゃうのが多い。
このページでは、絵馬に願ったおかしな願い事をアップしていきます。
全力でツッコミを入れていきたいと思っています。
絵馬を眺めるのが趣味
私は絵馬を眺めるのが趣味です。あまりこういう趣味の人はいないと思います。絵馬をかける人はいますが、他人の願いを眺めている人はあまり見ません。すくなくとも私は他の人とバッティングしたことはありません。みんな本殿に手を合わせて頭を下げて帰っていきます。
しかしたまには絵馬を見てみてください。他人の勝手な願い、自分に都合のいい欲望を眺めることは、面白いだけでなく、感慨深いものがあります。
絵馬を読む趣味。過去最高におかしかった絵馬
私には絵馬を読むという趣味があります。ひとびとの欲、希望、夢、願いがむき出しで、読んでいてこれほど面白いものはあまりありません。私のこの「絵馬を読む趣味」はもう10年以上続いています。その当時は、こうしたブログなどやっておらず、写真に撮って残そうという習慣もありませんでした。今考えれば惜しいことをしました。
写真はありませんが、これまでに最高に笑ったIPPONは、大仏で有名な寺院の絵馬でした。
子ども(女の子)のたどたどしい文字で「だいぶつがうごきますように」と書いてあったのです。
いや、そりゃあ無理だ!!
神様も子供にこんな願い事をされたら困っただろうな。大仏は動きません(キッパリ)。
しかし大人たちがみんな「自分の欲」を叶えてくださいと絵馬に願いを書いている中で、子どもがほとんど自分とは関係のない「大仏よ、動いてくれ」という「見たいだけ」のことを書いたことに、性善説を感じるのは私だけでしょうか。
大仏が動いてほしかった少女も、大人になると「××君と結婚できますように」みたいな願いになっちゃうんでしょうね。それが大人になるということで、つまらない人間になるということでもあります。
私は数多くの絵馬を見てきましたが「世界征服」的な願いを書いている人はほとんどいませんでした。
子どもの夢は子供の夢。大人の夢は大人の夢です。
神さまも困ったこんなお願い(読めない)
一切、読めません(笑)。神さまも、困っただろうな(笑)。
神さまも困ったこんなお願い(ムリ!)
エルサ、むらさき忍者、ティラノサウルス、おまわりさんになれますように。
なんでティラノサウルスになりたい?
スーパーヒーローになりたい系の子供の願いは不滅ですね。
おまわりさんにはなれると思います。
ハーレム王におれはなる!!(ルフィー調で)
これを見てバカにする人も多いと思いますが、私は違います。ここまではっきりと自分の夢・欲を表現できるなんてすごいことだと思います。人間、いつのまにか自分の夢を口に出せなくなります。
世間の同調圧力が、骨の髄まで「みんなと同じ人間」になることを強いてくるのでしょう。
たとえば「将来は画家になりたい」といったまともな夢ですら、やがて多くの人は口にすることができなくなります。恥ずかしいとか、かないっこないとか、親に怒られるとか。
夢を口にできないどころか、やがて夢を諦めてしまいます。夢を諦めただけでなく、その夢がなんだったのかさえ、やがては忘れ果ててしまいます。そんな世界で「ハーレム王」を目指す男に、私は心から「頑張れよ」といいたいのです。
ここだけの話し、オレもなりてえよ、ハーレム王に(笑)。
童貞卒業できますように(祈り)
七夕の短冊には「どうてい(たぶん童貞)卒業できまように」との切実な願いが。
おれの童貞時代の最大の願いもそれでした!!
絵馬に見る人生
蚊を絶滅させろ
「一千万ためて働いて暮らしたい」(笑)。
たぶん一千万円じゃ少なすぎて仕事はやめられません。でも働いていれば勝手に一千万ぐらいたまりますよ。神にたのまなくても。
交通事故における賠償裁判に勝利しますように。
切実ですな。
トイレでうんちできるといいね。
今すぐは無理でも、いつかきっとトイレでうんちできるようになるよ。
野良猫が飼いたい!
今日会ったネコが、うちの猫になりますように!
そのためには何としても捕まえろ! 餌で釣れ!
再会できれば、可能性あるぞ!
人の欲望は果てしない。絵馬にみる他人の欲望。
みなさんもとっても面白いので、神社仏閣を訪れることがあったら、絵馬を読んでみてください。人の欲望は果てしないことがわかります。
中国の「絵馬」に相当するもの。
人の「ねがい」は限りないことがわかります。
芸能人のコンサートに行けますように、という願いの絵馬もよくあります。絵馬に書くようなことでしょうか。よくよく他人に依存した人生を送る人がいるものだ、と感心してしまいます。
他人が読んでも一切通じない願いを書いている人も結構います。私が読んでも何の願いだかさっぱりわからないのです。
また、絵馬ではありませんが、記帳などでも面白いものがあれば、こちらのサイトにアップしていきます。
秘宝館にノーパンデートする罰当たり。
「酒が好きすぎてごめんなさい」
「それそれでいいと思う」
今後も、随時アップして行く予定です。
ページの充実に、ご期待ください。
神への祈りとはこうあるべきだと思います。