どうもハルトです。みなさん今日も楽しい旅を続けていますか?
知っていますか。アメリカのココペリ。
イロハ「うわあ、ココペリだ。アメリカのマザーロードと呼ばれるルート66を通ってアリゾナ砂漠を横断している時、はじめて出会ったんだよね。ココペリ」
ハルト「ディズニー映画の『カーズ』は当初『Route 66』というタイトルで制作されていたんだとか。そういえばやたらとルート66が作中に出てくるよね」
ハルト「ココペリはネイティブアメリカンのイメージしたアリゾナ砂漠の自然の化身だね。こういう存在、大好き。笛を吹いて大地に実りをもたらすとされているんだ」
イロハ「目に見えない鳥の鳴き声とか、自然の音はすべてココペリの笛の音に仮託したのかもね。すてきな擬人化だね。女性には子宝をもたらすとか」
ハルト「コウノトリみたいなやつだな」
イロハ「大地に恵みの雨を運ぶともされているのよ」
ハルト「中国の龍か。キリスト教伝来以前の原始的な大地の精霊だね。ネイティブアメリカンの原始宗教の名残だな」
イロハ「民族が征服されると同時に滅んでしまう霊的存在も多い中、かわいくデフォルメされて、今もマスコット的に残っているのね。よかった」
ハルト「自然は不滅だからね。ココペリは自然の化身だから。ココペリの笛の音は風の歌のような気がするよ。アリゾナの砂漠で風の歌を聞いた人が、ココペリのような存在を思い浮かべたんじゃないかな」
イロハ「チチカカとか、チャイハネとかのお店に、よく探すと必ずいるから、探してみて。今ではディズニーランドにも出没しているらしいわよ」
ハルト「イロハはケータイのストラップにもしていたよね。かわいらしい自然の精霊がそばにいてくれるなんて、こんなにシンボリックなストラップもないね」
日本人は自然に神を見ていたから、ココペリのような存在は感情移入しやすいと思います。
汎神論です。太陽はアマテラス、カミナリは天神様、風は風神、風の歌はココペリ。
ココペリはアリゾナ砂漠そのもののような気がします。
ネイティブアメリカンの豊穣の象徴なのです。