同じツアーなのに値段が違う謎。為替の差

先日、日本各地に散らばっている友人たちと一緒にソウル旅行に行くことにしました。海外旅行初心者もいたので、手配の面倒を考えて、同じツアーにそれぞれ申し込むことにしました。こうすれば同じ飛行機、同じホテルをまとめて一回で申し込むことができます。
ところが謎はさらに深まります。同じ旅行会社から同じツアーを探しているのですが、友達のスマホ画面にはプランがあるのに、私のネット(パソコン)には同じプランが表示されません。
これはいったいどういうことなのでしょうか?
ABテストやダイナミックプライシングによって表示内容に差がでる

調べたところ、旅行サイトは「ダイナミックプライシング(需要や履歴によって表示を変える)」というテクノロジーを使っているそうです。そのせいでプランが出たりでなかったりするみたいです。
さらに検索履歴や、キャッシュによっても、見えるプランや在庫が異なることがあるそうです。
ものによってはスマホ限定プランみたいなものもあるらしく、つまりアプリ経由かブラウザ経由か、iPhoneかAndroidかなどで表示の仕様が微妙に異なる場合があるんだそうです。
また、ABテストといって、サイト側が無作為に異なる表示をして、どちらが効果的かを調べるマーケティングを行っている場合もあるそうです。
なんだ。そういうことだったのか。
だから友人のスマホにはプランがあるのに、私のパソコンにはプランがなかったりするんですね。
売れちゃったり、ログインの有無で表示内容が変わる

以前、劇場の予約をしたことがありました。
まずはためしに私一人で予約をトライしたら、どうやら予約が取れそうでした。
そこで本格的に妻と私のふたりぶんの予約を入れてエントリー申し込みをしたら受け付けてくれません。なんでよ? さっきは受け付けてくれたのに。
どういうことかと、もういちど私一人でエントリーしたら受けつけてくれるのです。
結局、この場合は、残席1だったのでした。一人なら受け付けるけど、二人だとダメよ、という状況でした。売れちゃった、という正当な理由がありました。
これと同じ理由かと思ったのですが、ソウル旅行の場合は違ったみたいです。時々刻々と変わる旅行商品の場合、ネット上のテクノロジーの違いで、みんなが同じ内容が表示されるわけじゃないんですね。
また、ログインの有無でも表示内容が違うことがあるそうです。ログインする人は太い顧客ですので、一般よりも条件のいいプランが提示される場合があります。
またログインによってアクセスポイントがわかると、パーソナライズされて地域限定プランが表示されることもあるそうです。
なんだそういうことだったのか!!