(注)このブログはタイのプーケットから現地更新したものを日本において清書しなおしたものです。
若者たちの熱気は、老人タウンには無理
ただいまプーケットに来ています。昨夜はフライデー・ナイトでたいへんな盛り上がりをみせておりました。直前に京都旅行をしたのですが、京都は7時ぐらいには繁華街でも暗めになっていたのに、パトンビーチのウォーキングストリートでは深夜2時過ぎても人とクルマで大渋滞でした。繁華というのはこういうことをいうのです。若いっていいね👍️
都市間競争という言葉がありますが、若いねーちゃんが腰をクネクネさせている街に日本の老人街が街の魅力でかなうわけがありません。京都に外人が多いと行っても中韓人ばかりでしょ? タイは白人ばかりです。白人ばかりだといいトコロにいる気がして上がるんですよね。あの人たちは世界中のいいトコロをよく知っていてそこに集まります。今あるバックパッカー街やルートはみな白人たちが切り開いたものなんですよ。私が行ったのはタイなのに、タイ人以外の人たちばかり見ました。そのほとんどが白人でした。中韓人ばかりの日本では、タイのはっちゃけた人気には遠く及ばないと感じます。
海外旅行の楽しみは、日本の高度経済成長期やバブル時代の熱気を追体験できることにあるのではないでしょうか? 人口比に占める 若者の割合が多いとはどういうことか? その答えを海外旅行は持っています。
これからの日本にもハイテク企業は誘致できるかもしれませんが、若者がつくる街の熱気は、人口比が変わらないかぎり再現はできないでしょう。
人が人を呼び、熱気が熱気を呼ぶからです。
年中暑いから特化して発展することができる。
タイには雨季と乾季はありますが、夏と冬はありません。基本的には冬服はいらない世界観です。すると……年中暑いから特化して発展することができるんですね。
たとえば「海の家」で生きていくことができます。通年営業できるからです。日本では「海の家」だけで飯を食っていくことは無理でしょう。どうしても季節にあわせて生活を変えていかなければなりません。でもタイだと海に寄生して生きていくことができます。ビーチパラソル貸し出し業で生計をたてることができるのです。
たとえばタイだと、ダンスフロアをオープンな空間につくることができるのです。日本だと無理ですよね。冬がありますから。どうしても閉鎖空間じゃないと無理です。オープンカフェとか、日本の気候には向いていません。
すると道路を歩いているだけでダンスフロアの曲も聞けるし中ものぞけるということになります。歩いているだけで楽しいのです。でも日本だと道路はただの道路にすぎません。お店の中では楽しいことが行われているかもしれませんが、路上におすそわけはありません。
波に乗らなくてもサーフィンできる電動サーフボード。
プーケットのパトンビーチではじめて見ました。波に乗らないサーフボード。見た目はサーフィンと同じなんですが、波に乗っていません。しらべてみたところ、これは電動サーフボードなのだそうです。よく見ると水中翼船のように少し浮いていて、波乗りせずともスクリューで、サーフィンさながらに横乗りすることができるみたいです。
これならプカプカ浮いて波を待っている必要がありません。いつでも好きな時にボードに横乗りして海をすべっていくことができます。
いや、進んでいますね。私のホームタウンの南房総にもサーファーはたくさんいますが、電動サーフボードなんて国内で見たことありません。プーケットではじめて見ました。
どうして日本で見ないのに、タイで見かけるのか? だから冬がないからサマースポーツに全振りできるからですよ。 → 「年中暑いから特化して発展することができる」に戻る。
路上売春婦? それとも人待ちの女? 立ちんぼさんの見分けかた
プーケットにはたくさんの路上売春婦がいました。いわゆるタチンボさんです。露出の多い派手な格好をしているので、すぐにそれとわかります。しかしそれは一般観光客も同じことです。一般観光客もほとんど水着、スケスケの服で歩いているので、彼女たちが路肩に立って人待ち顔をしていると、淫売なんだか一般人なんだか見分けがつきません。
どこから路上淫売で、どの人が一般人なのか、購買意欲のある人にとってこれは切実な問題です。どうやって見わけたらいいのか最初は分かりませんでした。
答えは、靴です。一般観光客とタチンボさんは靴で見分けられます。いくら肌の露出が多く派手な格好をしていても一般観光客は歩ける靴を履いています。観光客が一つの場所に立ち尽くしているわけがありません。
逆に路上売春婦は歩くことなど無視した派手なヒールを履いています。ハイヒールこそが客に声をかけてもらうための記号だといえるでしょう。靴を見ればその差は歴然でした。逆にいえば靴以外では売春婦と見わけられないような格好をした一般観光客がたくさんいたということです。
私には購買予定はありませんでしたが、タイの繁華街のストリートは歩いているだけで上がります。立ちんぼさんも一般観光客も、ほとんどおっぱいぽろり状態のおねーちゃんたちがあれだけくねくねと歩いていたらそりゃあ子供もできるわな。→ 「若者たちの熱気は、老人タウンには無理」に戻る。
オフラインのGPSはWi-Fiで現地認識後に正常動作を開始
プーケットに到着した当初、ダウンロードしたグーグルマップ上のGPSの作動が不調だったのですが、いちどWi-Fiで現在地をトレースしてから正常に作動するようになりました。呼び水みたいなものでしょうか? 人間の肉体のように機械にも起きるための刺激が必要みたいです。
なんでそうなったのかはさっぱりわからないのですが、同様な症状の人もいるかと思い、備忘録的にここに書き残しておきます。
海外からブログの更新はできるか? その結論
やってみよう精神で、海外からブログの更新をしてみました。今やっているように海外でのブログの更新はやってやれないことはありません。しかし文章の全体を見て推敲することが難しいと感じました。短文なら可能ですが、長文だと難しいというのがここでの結論です。スマホでのブログの更新は、スマホ画面が小さいために、WordPressのすべてのボタンが表示されていません。スクロールしてボタンを押すときに、隣の意図していないボタンを押してしまうことも多かったです。
そういう技術的な問題ばかりではありません。このような作文作業というものは、次の文章を考えながら前の文章を打つことはできませんから、キーボードを打ち込むスピードと考えるスピードがリンクしています。
逆にいえば、打ち込むスピードが遅いと、脳は次の文章を思い浮かべることができないためにフラストレーションがたまってしまうのです。私の場合は自分がキーボードを打ち込むスピードで考えることに慣れています。それより速くても遅くても脳に負担がかかります。
スマートフォンのフリック入力も慣れれば速く打てるのでしょうが、今の私ではヨタヨタなので、考えることは次々と浮かんでくるのに、その前の文章を打ち込まねばならず、それがすくなからずストレスとなるのでした。
気づいたことはメモに残して、帰国してからパソコンのキーボードの前で清書するのが現実的かもしれません。沢木耕太郎『深夜特急』がそうだったように。