地方には、関東にはない回転寿司チェーンとメニューがある
私は回転寿司が好きで、車中泊の旅の途中でよくお世話になります。関東のチェーン店にはあらかた行ったでしょう。
まあ、最近はターンテーブルはあれど、その上に売りものの皿(寿司)がほんとうに回っていることは稀です。実質、発注した寿司が、ターンテーブルで運ばれてくるというのが実態でしょう。むかしは売りものの寿司が実際に回っていて、視覚情報からつい手に取ってしまったものですが、最近では衛生観念の発達でしょう、そういうことは稀になりました。
回転寿司チェーンは、味の違いはそれほどないのに、皿の値段はけっこう違います。最近では「はま寿司」が、一番コスパがいいのではないでしょうか。
しかし地方に行くと、関東では見たことのないようなチェーン店にお目にかかります。また千葉にはないお皿(寿司)が回っていたりします。
別府市では「水天」「寿司めいじん」という関東では行ったことのない寿司屋に行きました。また「りゅうきゅう」という漬けみたいな寿司を食べたりしました。
なんで私は海鮮丼を注文して食べていたのだろうか?
私が行きつけにしていた南房総の寿司屋では、よく海鮮丼を注文して食べていました。
海鮮丼。おいしいですよね。自分でも海鮮丼が大好きなのだと思い込んでいました。
しかし……別府の回転寿司屋で、わたしはあることに気づいてしまったのです。それは衝撃的な気づきでした。私にとっては。

あれ。おれ、なんで海鮮丼なんて注文して食べていたんだろう
回転寿司だとネタを選んで寿司を注文します。ところが、私はマグロを注文することはまずありません。貝を注文することもありません。アマエビを注文することもありません。イクラを注文することもありません。他にもっと食べたいネタがあるからです。
しかしよく考えてみると、海鮮丼というのは、ほぼマグロで構成されているといってもいいのではないでしょうか。ほぼマグロ丼といってもいいぐらいマグロがのっています。そしてたいていエビや貝やイクラがのっています。

あんまり好きじゃないネタばかりが上にのってることに気づいてしまったのね
「勝手丼」という自由にネタを選べるスタイルの丼ぶりがあります。私の勝手丼にもマグロやエビや貝がのることはないということに今さらながらに気づいてしまったのでした。
海鮮丼が好きだというのは、私の思い込みにすぎなかったのかもしれません。冷静にパーツに分けて分類すれば、それほど海鮮丼好きのはずがないのです。回転寿司では選ばないネタばかりで構成されているんですから。

これからは海鮮丼を注文するぐらいなら、回転寿司で好みのネタを選んで食べたいと思います。
セットで来られると判断が鈍りますね。まるでAKBにハマる人みたいなものです。個々で見ると他の単体アイドルのほうがずっといいのに、なぜかファンクラブに入会して押し活していた……みたいな心境になりました。

おれ、本当はそれほど海鮮丼が好きじゃなかったみたいです

今さら気づくなんて遅いよ
