車中泊にいちばん厳しい季節は「夏」
車中泊の愛好家の中には「夏は無理」と諦めている人もいると思います。冬は着こめば何とかなりますが、夏の暑さは耐えられません。
カーエアコンかけてまで車中泊しようとは思いません。そこで車泊を夏はシーズンオフにする人がいると思います。
そういう時は山の上です。高度が上がると気温が下がるからです。
いろいろな山の上で夏の車中泊を試しましたが、関東の車中泊族の夏の宿泊場所のお勧めは中禅寺湖湖畔です。
ここはいつ行っても寒いので、夏でも車中泊することができます。
食材調達には表通りの一本裏に「全日食チェーン」があります。コンビニはありません。
食堂のようなものはありません。ホテルで食べる以外の人(車中泊族)は食材は「いろは坂」の下から上げてください。
着こめば大丈夫? 夏は着ても着ても半袖
夏場に、中禅寺湖畔で車中泊したときのことです。いろは坂をのぼっているときから寒い気配はしたのですが「寒かったら着込めばいいや」そのぐらいの気持ちでした。
泊る予定で着替えは持っていたので、全部着込めば寒くないと思っていました。
ところが中禅寺湖の寒いのなんのって……夏でも朝は寒いです。朝にトイレに行こうと車を出るともう寒くてたまりません。しかも着替えが全部半袖で、来ても来ても半袖。腕は出たまんま。
とうとう外に出ることをあきらめて、トイレの後、逃げるように車の中に戻りました。
中禅寺湖畔はいつ行っても涼しい(寒い)です。
華厳の滝、男体山、二荒山神社、奥日光戦場ヶ原、湯滝など楽しいスポットがいっぱいです。
関東地方の車中泊賊の方に、こっそりお教えします。