ドラクエ的な人生

太陽とともに起き、日の入りとともに眠る生活

できるだけお金のかからない暮らしをしようと思っています。

冬は着こめば何とかなるのですが、夏の暑さだけはどうしようもありません。

エアコンをかけると電気代が跳ね上がります!

仕事の効率が落ちては意味がありませんが、昼夜エアコンかけっぱなしというのは、どうもビンボー主義に反します。

これからの夏場はどう過ごしましょうか。

なんとかエアコンを使わず、金を使わずに暮らせないでしょうか。

放浪の旅人として世界中をめぐってきた経験から「夏場の過ごし方」を紹介しつつ、エアコンに頼らない生き方として「太陽とともに起床して、日の入りとともに眠りモードになる」古き良き生き方を紹介します。

太陽と生命リズムを同調するのは、健康的で、すばらしい生き方です。

このライフスタイルにはアイマスクと耳栓が必需品ですが。

【この記事を書いている人】

瞑想ランニング(地球二周目)をしながら心に浮かんできたコラムをブログに書き綴っているランナー・ブロガーのハルトと申します。初マラソンのホノルル4時間12分から防府読売2時間58分(グロス)まで、知恵と工夫で1時間15分もタイム短縮した頭脳派のランナー。市民ランナーの三冠王グランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。ちばアクアラインマラソン招待選手。ボストンマラソン正式選手。地方大会での入賞多数。ボストン、ニューヨークシティ、バンクーバー、ホノルル、ユングフラウ、ロトルア、ニューカレドニアなど海外マラソン歴も豊富。月間走行距離MAX600km。雑誌『ランナーズ』で数々の記事を執筆していた物書きです。「頭のよさで走り勝つことはできるか?」その答えを書いたハルトの【サブスリー養成講座】を展開しています。

また、現在、バーチャルランニング『地球一周走り旅』を展開中。ご近所を走りながら、走行距離だけは地球を一周しようという仮想ランニング企画です。

山ヤとしての実績は以下のとおり。スイス・ブライトホルン登頂。マレーシア・キナバル山登頂。台湾・玉山(ニイタカヤマ)登頂。南アルプス全山縦走。後立山連峰全山縦走。槍・穂・西穂縦走。富士登山競争完走。日本山岳耐久レース(ハセツネ)完走。などなど。

その後、山ヤのスタイルのまま海外バックパック放浪に旅立ちました。訪問国はモロッコ。エジプト。ヨルダン。トルコ。イギリス。フランス。スペイン。ポルトガル。イタリア。バチカン。ギリシア。スイス。アメリカ。メキシコ。カナダ。インドネシア。マレーシア。ニュージーランド。タイ。ベトナム。カンボジア。ネパール。インド。中国。台湾。韓国。そして日本の27ケ国。NYとハワイを別とする数え方なら訪問都市は100都市をこえています。元帰国子女。国内では車中泊の旅で日本一周しています。

登山も、海外バックパック旅行も、車中泊も、すべてに共通するのは必要最低限の装備で生き抜こうという心構えだと思っています。バックパックひとつ。その放浪の魂を伝えていきます。

夢は海外移住。希望移住先はもう決まっています!!

※この稿の内容は以下のとおりです。

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エアコンをつけないと熟睡できない夏場

先日、部屋で昼寝をしていたのですが、とてもじゃないが暑くて眠れませんでした。

「ア、アチー」

外はまださほど暑くはないのですが、太陽の力おそるべしです。

閉め切った部屋の温度をすこしづつすこしづつ上昇させていきます。

やがて目が覚めてしまうほどの温度になりました。

安眠するコツは深部体温をグッとさげることだそうです。そうすると寝つきがよくなるんですね。

逆に目が覚めるときには、体の中心部の体温が上がります。

夏場、エアコンなしに昼寝できないのは、このせいです。
部屋があたたまるのと、体温があがるので、目が覚めてしまうのです。

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暑い国では昼間は寝て、夜中に活動する

知っていますか?

ラスベガスのカジノでは、昼間のミニマム・ベット(最低賭金)が低く、夜が高いことを。

テーブルごとにミニマムベットは決まっていて、夜の方が最低賭金が高いのです。

これにはいくつか理由が考えられますが、理由の一つに「ギャンブラーの数」が挙げられます。昼間は客足もまばらで、夜になると大勢の人たちがカジノを訪れるからです。観光業界はこのようなものです。エアーチケットは年末年始は高く、シーズンオフは安い。人が集まる時期は高く、人が集まらない時期は安いのです。

ではなぜ昼間はギャンブラーがいないのでしょうか?

これにもいくつか理由が考えられますが、理由の一つに「昼間は暑すぎる」ことが挙げられます。ネバダ州の砂漠の中にあるラスベガスは灼熱の都市です。昼間は暑すぎるのです。日本には存在しないような巨大ホテル群を歩いてハシゴ・カジノするのですが、太陽が強烈すぎて、移動するだけでばててしまいました。

だからギャンブラーは昼間、部屋で寝てすごすのです。
なんで寝てるのかって? 夜起きているためには、昼間は寝ている必要があるでしょうが。

太陽が沈んだ夜、ネオンが輝き、ラスベガスはもりあがります。

一攫千金を狙う男たちがメガホテルから繰り出してきて一喜一憂のベットをするからです。

ラスベガスで二三日過ごして、私は悟りました。この街では「昼間寝て、夜中に起きているのが正解」と。

そのように生活をガラッと変えて、快適なベガス生活を送ることができました。

ただし、ホテルの部屋のエアコンはつけっぱなしです。エアコンをつけてもつけなくても部屋代は変わりませんから、もう容赦なく冷房をガンガンにかけまくりました。

そうでなければとても寝られたものじゃありません。

砂漠の太陽で暑くなった部屋で安眠できるわけがありません。

東南アジアでも「ラスベガスのギャンブラー」みたいな人たちが一定数存在します。

昼間はエアコン前回の部屋でゴロゴロ寝ていて、夜中になると部屋から出てくる人たちが。

バンコクのカオサンなんかに夜になると這い出てくる人たちは、昼間はたぶんエアコン全開の部屋で寝ていると思います。

暑い国では昼間は寝て、夜中に活動する。

これが世界放浪の中で私が学んだ知恵のひとつです。

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「エアコンなしじゃ無理」はアウトドアマンとして失格

ただし条件がひとつあります。エアコンで冷えた部屋で寝る、という前提条件が。

ラスベガスだろうと、東南アジアだろうと、エアコン全開で昼寝していました。
ホテル代に電気代は含まれているために気にせずに使っていたのです。

しかし自宅ではエアコン代が電気代に跳ね返ってきます。
節約への執念で、私は考えに考えました。
ここで無駄遣いをしないことが次のラスベガスへと繋がっているはず!!
なんとかエアコンにたよらずに生きていけないものか、と。

アウトドアスピリッツも結局のところ同じことです。
エアコンなんかなくても何千年も人間は生きてきたのです。
エアコンなしじゃ無理というのではアウトドアマンとして失格です。

要するに「暑いから眠れない」わけだから、まずは網戸を全開にして外気温をとりいれることにしました。
風通しをよくすれば、部屋の温度は下がります。

しかしこれで昼寝するには無理がありすぎました。
「ま、眩しくて眠れねー」
太陽の明るさで容赦なく目が覚めます。

これを解決するにはアイマスクです。
アイマスクで目さえ覆ってしまえば、どんなに明るい場所でも、暗闇と同じです。

周囲の雑音をシャットアウトするために耳栓も購入してつけてみました。
耳栓で耳さえ塞いでしまえば、静かな場所と同じです。
イヌの吠え声も、工事のトンカチ音も、子どもの騒ぐ声も、気になりません。

こうして昼寝寝て夜に起きている生活を続けていました。

さすがに夜は快適です。太陽が沈むと部屋の温度が下がっていくのがわかります。
この快適な夜のために昼間苦労して寝ているわけですから当然です。

しかしあるとき、私は気づきました。
「暑い国では昼間は寝て、夜中に活動する」
せっかく諸国放浪で学んできた知見だからといって、なにもそれにこだわることはないのではないか、と。

むしろ世界を放浪して学んだことは、生きている場所によって人は生活スタイルが変わる、ということではなかったか、と。

日本の同じ場所でずっと暮らしていますが、冬と夏では外的条件が全然違います。
だったらなにも冬と夏で同じ生活をしなくてもいいのではないか?

生活スタイルを思い切って「夏バージョン」に切り替えることにしました。

「暑い国では昼間は寝て、夜中に活動する」をすてて、「太陽とともに起床して、日の入りとともに眠る」生活に変えたのです。

エアコンに頼らないため、風通しは常に確保します。そのため昼も夜も網戸は全開です。もっとも気温が下がる夜に眠ります。ところが雨戸なし網戸全開だと早朝4時には明るくなるのでしかたなく起床します。逆算して9時ごろには眠ります。

するとあら不思議。
若い頃、笑ってた「早起き老人」の誕生です。

ああ、世の老人たちが早起きなのは、こうした知恵なのか」と私は思いました。

体力がなくて寝ていることすらできないのかとちょっとバカにしていましたが、そうではなく「よく生きる知恵」なのだと体験して私は思うようになりました。

太陽とともに朝4時に起きて、まずはジョギングに繰り出します。

放浪の旅先でいつもしていたのと同じランニング習慣です。

清渓川ウェイクアップランニング
全身に血が巡り、目が覚めた。知らない場所を走ることで、冒険が心を覚醒させる。いつも僕の方がイロハよりも旅のイベントがひとつだけ多い。それはこの朝のウェイクアップランニングである。 朝のこの時間が一日の中で最も楽しいこともある。

ンギモヂイイイイィィ!!!!

朝から脳内モルヒネがドバドバ分泌されたエアコンなしの一日がこうしてはじまります。

暑い昼は起きて、冷えた夜に眠る。外気とともに。

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アイマスクと耳栓がすべてを解決

太陽とともに起床して、日の入りとともに眠る生活……問題は家族と生活時間があわないことです。

妻は普通に11時ごろ寝て朝7時に起床します。私は9時に寝て朝5時に起床……。

テレビ音や明かりが気になっては眠れません。

しかしアイマスクと耳栓がすべてを解決します。

放浪の安宿で、車中泊で、妻の生活音や明かりなどすべてから私を守って来てくれた二種の神器がアイマスクと耳栓です。

アイマスク、耳栓フェチの私が、あなたにピッタリの最新の神器をご紹介します。

Onlygot アイマスク

 

 

アイマスクをしてみるとわかるのですが、鼻のあたりの隙間から光が漏れて、「アイマスクをしているのにけっこう明るい」状態になってしまうことがあります。
よくないアイマスクはこういったことが起こります。

こちらのアイマスクは鼻の周りに隙間を作らないように特別な設計になっています。

マジックテープで長さの調整可能。ゴム製のアイマスクは顔にアイマスクが食い込むことがあります(笑)。

軽量で、負担にならないアイマスクです。キャリングポーチ付き。

AROMA SEASON シルクアイマスク 

 

 

こちらは100%天然シルクの 温冷両用アイマスクです。温冷両用ジェルパックをつかって目を冷やして眠ることができます。冷蔵庫で10分ぐらい冷やすと、ンギモヂイイイイィィ!!!!

冬はジェルをあたためればポカポカです。

DONGSHEN 耳栓

 

遮音値31dB。睡眠には40dB 以下が望ましいと言われています。

耳栓生活はどうしてもさいしょに耳栓に違和感をおぼえます。睡眠中、不快にならないように、人間工学的なデザインに基づいて、外耳道の形にフィットするような特別な湾曲した形になっています。耳穴で膨らむボリウレタン製の耳栓が苦手な方におすすめです。

よくわかった人の設計ですね。

Quietideアイマスク&耳栓快眠グッズセット

 

3D立体型アイマスクなのでまつ毛に触れません。朝、起きたらまつ毛にヘンなくせがついているということがないアイマスクです。マジックテープのフリーサイズですね。

3点傘の特殊構造&楕円形の設計をした耳栓とセット。

私のような人が開発した商品だと思います。

アイマスクと耳栓はだいたいセットで使います。どちらか、という状況はあまりないのではないかと思います。

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✖✖はレベルが上がった(まとめ)

雨戸ってやつは悩ましい存在ですね。

雨戸と書きますが、最大の用途は雨避けではなく暗闇をつくることではないでしょうか。

雨ならガラス窓で防げます。雨戸は暗闇をつくります。ガラス窓にはできません。

雨戸によって人間は夏でも冬でも同じ時間に起床できるようになりました。アラームという人工的な目覚まし装置によって。
しかし「毎日同じ時間に起床して、規則正しい生活を送ろう」と学校で教わってきたことは、本当に正しいのでしょうか?

夏も冬も朝7時に起床する生活は、心と体に健康な生活でしょうか? 

年中、同じ時間に起きて、同じ時間に寝なければならないのでしょうか?

私はそうではないと思っています。

夏と冬では、いっそ生活をガラリと変えた方がいい。

外気を取り入れて部屋の温度を下げようとしたら、私は太陽と出会いました。

太陽が昇る時間は夏と冬では全然違います。

むしろ雨戸をあげて、太陽とともに起きた方がいいのではないか。すると必然的に日の入りとともに眠くなります。こちらの方が健康生活なのではないだろうか。

私はそう思います。

太陽とともに起床して、日の入りとともに眠る生活。
これができるのは夏の間だけです。冬にはできません。

寒い冬場は風通しのいい生活を送れません。むしろ雨戸を下ろして内気温を外に逃がさない生活を送ります。

すると太陽が遮断されてしまいます。この暮らしに慣れると、太陽を忘れてしまいます。

雨戸を下ろし、人工的な闇の中でアラームで起きる生活を送っている限り、夏場はエアコンが必要です。

冬は冬、夏は夏、とわけて考えることが大事です。

私は政府がサマータイムを導入することには反対ですが、個人が生き方としてサマータイムを選ぶことは賢明だと思っています。

いずれにしても枕元には二柱の神のごとくアイマスクと耳栓を。

2種の神器があれば、網戸全開の半アウトドア生活を送ろうとも、あなたの生活は安泰です。

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