テレビにおける大学教授・専門家の解説に英語が氾濫しているが、一般視聴者は理解できているのか?

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テレビの専門家の解説。英語の氾濫。一般視聴者は理解できるのか?

アメリカ大統領選挙が終わり、トランプ大統領が当選しました。私はアメリカの株を買っているので、このニュースに無関係ではありません。

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しかし……ひさしぶりにウクライナ戦争以外の内容をテレビで見ると、英語の氾濫に驚きました。

とくに専門家として登場している大学教授たちの解説ですが、偏差値が高い、あなたたちの学生には伝わるかもしれませんが、一般視聴者にはどうなんでしょうかね?

英語がわからないから、解説の内容を解説してほしい

イロハ
イロハ

「イシュー」とか「アジェンダ」とか「ディール」とか「ナラティブ」とか、専門家の解説が英語だらけでわからないわ。解説の解説が必要

ハルト
ハルト
イロハ
イロハ

自分たちの学生(東京大学とか筑波大学とか慶応義塾大)には通じるかもしれないけど、一般視聴者に伝わらない言葉を使うのはダメじゃない?

ハルト
ハルト

英語をどこまで許していいのか、微妙な線だよね。あまりにも英単語が多いと「いっそ全部英語で言え」ってことになる。

イロハ
イロハ

ルー大柴みたいな喋り方になってるよ

ハルト
ハルト

一般教養といえなくもないし、ビジネス用語ともいえるし、学術用語といえなくもない。境目がむずかしいね

イロハ
イロハ

日本語で言ってくれれば誰でもわかることを、わざわざ英語で言うからダメだっていってるのよ

ハルト
ハルト

たしかにイシューといわず論点といえば通じるし、アジェンダといわず論題といえば通じるし、ディールといわず取引といえば誰にでも通じるよね

イロハ
イロハ

そうだよ。自分たちインテリ層だけ通じれば、テレビもそれでいいと思っているのかな?

どこまで和訳して、どこまで英語のまま使えばいいのか?

私自身は英語の勉強ガチ勢ですので、大学教授がテレビで使う程度の英語はだいたいわかります。

日本語と韓国語。英語とフランス語。どっちが近い言語か? 似てるのはどっちか。

慣れてくれば英語も、初見でもなんとなく意味がわかったりします。デカップリングとか、カウンターパートとか、オートノマスとか、文節や接頭語、部分の意味がわかれば、はじめて聞く言葉でも意味がわかったりします。

しかしイロハさんのいうように、どこまで日本語で喋ればいいのか、基準はあいまいですね。キーワードとか、バイアスとかいう言葉だって、英語といえば英語です。わからないお年寄りだっているかもしれません。キーワードは重要語句、バイアスは見方の偏りといえば、その老人にだって通じるでしょう。つまり「ナラティブとキーワードと、なにが違うんだ?」という議論だって成り立つのです。

イロハ
イロハ

そこまで英語を使うなら、いっそぜんぶ英語で言えばいいじゃん

ハルト
ハルト

英語は語順が日本語と違うので、ぜんぶ英語でやると頭の理解の順序そのもの(脳のフォーマット)を変えないといけないので、また段違いに難しくなるんだけどね

英語は脳のフォーマットを敷きなおす必要がある。あ、おれも専門用語をつかっちゃった。

イロハさんの主張もよくわかります。英語の勉強ガチ勢としては、私も同じように感じることもあります。しかし単語を置き換えるだけとは違って、ぜんぶ英語となると脳のフォーマットそのものを引き直す必要があるのです。英語は語順が日本語と違うので、簡単な話しではありません。いくら発言に英語が多くても単語だけ英語というのは、脳のフォーマットはこれまでと同じなので、基本的には日本語なのです。

でも……やっぱりテレビの専門家はすこし横文字を使いすぎだと感じます。あ、でもおれもフォーマットなんて言葉をふつうに使ってしまいました。脳のフォーマットとは脳の書式、仕様を変えるって意味ですよ。

手元にスマホがあるのだから、わからなければ、その場で検索しろってことですかね。

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