車中泊族の憧れ。北海道⇔本州フェリー
車中泊の旅の途中で大洗港に向かいました。ここは車中泊族の憧れのフェリー「首都圏⇔北海道」商船三井フェリーの発着所です。
行くと……停泊中でした。ビルのように巨大な船体の「さんふらわあ ふらの」号です。
乗りてえ~。
この船は首都圏の車中泊族の憧れの船です。
大洗苫小牧フェリーで優雅な船旅がしたい
トラックが荷車を船内に運びまくっていました。その後、乗用車が乗り込むようです。まるでビルみたいに巨大な船です。乗客の乗り場もかなり高い位置にあります。搭乗するさまは、まるで空港のボーディングブリッジです。オレはタラップ車で大地に降りたいけどね。
ああ。このまま「さんふらわあ ふらの」号に乗り込んで放浪の旅がしたい。船に乗りたい。
もっとも贅沢なフェリー旅(商船三井フェリー)
東京から北海道にマイカーで渡るには、いずれにしてもフェリーに乗るしかありません。
青函フェリーに乗るか、仙台からフェリー、八戸からフェリー、大洗からフェリー、いずれにしてもフェリーでマイカーを北海道まで運ぶ必要があります。
フェリーに乗らないなら現地でレンタカーするしかありません。できることなら慣れ親しんだマイホーム(車)を連れていきたいものですよね。この「大洗苫小牧フェリー」に乗るしかありません。
到着まで19時間かかります。数ある選択肢の中でもっとも高く、もっとも時間がかかるのがこの大洗苫小牧フェリー(商船三井フェリー)です。それはつまりもっとも贅沢な旅ということです。
お金がたくさんあっても時間貧乏の人は、このフェリーに乗ることはできません。そういう人は飛行機でどうぞ。
そして時間はあってもお金が苦しい人も……やはりこの船には乗れません。最も安く旅するならば一般道で大間まで行って「津軽海峡フェリー」に乗ることです。一時間半で函館に着きます。
フェリーは安いが、車を運ぶと飛行機よりも高い
しかしフェリー高いなあ。これも車というメチャクチャ重たい荷物を運ぶために金額が張るのです。
大阪・神戸から上海にフェリーが出ていますが、飛行機で行くよりもずっと格安で行けます。貧乏人はフェリーに乗れ、といいたいところですが、車を運ぶとなるとそうはいきません。従量料金制です。
車中泊で北海道大遠征。車泊なら元は取れる
わたしたちは車で寝泊まりする車中泊族です。北海道での宿泊料金がかかりません。10日以上の大遠征をするのならば、その分、フェリー運賃を払っても、ホテルに泊まることを考えたら、おつりがきます。
逆にいえば、車中泊をしない乗用車の人が、フェリーでクルマを運ぶメリットはほとんどありません。4、5日だったら現地でレンタカー借りた方が安く上がるのではないでしょうか。
岸壁側で高層ビルのように巨大なフェリーを眺めながら、いつか北海道を車中泊で大遠征したい夢をふくらませたのでした。