日本地理の覚え方。「戦国時代」ベースで覚える男、「食べ物」ベースで覚える女

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日本の地理は「戦国時代」ベースで覚えている男性

こんにちはアリクラハルトです。ゴールデンウィークに私たち夫婦は、7泊8日の車中泊の旅で、新潟県、富山県、石川県、福井県に行ってきました。

ブログの読者には「そこに住んでいる人」もいると思いますが、書き手は千葉県に住んでいるので、そこそこの遠征旅でした。

しかし新潟県、富山県、石川県、福井県……といわれても、あまりピンときません。越後、越中、加賀、越前といわれた方がスッキリと頭に入ってきます。

それというのも、私は日本の地理を「戦国時代」ベースで覚えているからです。男性の中には私のように戦国時代ベースで日本の地理を覚えている人も多いのではないでしょうか?

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戦国時代ベースに日本地理を覚える実例

実際のところ、新潟県、富山県、石川県、福井県……といわれても、これまで何の関わりもなく生きてきたので、すこしも頭にイメージがわきません。石川県には能登半島があって七尾という漁港があります、といわれても、それがどうした、と思ってしまいます。

しかし上杉謙信が上越の春日山から攻め寄せた七尾城のあるところか。救援に間に合わなかった柴田勝家越前北ノ庄城に退却し、謙信の死後に七尾城主になった前田利家加賀百万石になるんだよな。と覚えればすんなりと頭に入ってきます。

戦国時代は、地方の豪族が土地を取ったり取られたりしているので、国境線には大きな意味があり、生死のドラマがありました。そのドラマを軸に日本の地理を覚えれば、いろいろなことがすんなりと頭に入ってきます。

もちろん『信長の野望』のような戦国時代のゲームをプレイしたことがあることも大きな影響をあたえているでしょう。福井県知事が誰か知りませんが、越前の豪族は浅倉氏です。富山県知事も知りませんが、越中といえば神保氏の本拠地です。加賀といえば一向一揆ですよね。

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新説! 上杉謙信は「雪が嫌い」豪雪の越後で越冬するのが嫌だった説

日本地理をこのように覚えているので、7泊8日の車中泊の旅の行く先々で、私はパートナーの妻に戦国時代の話しばかりをしていました。たとえば三国街道(三国峠)を越えて関東から上越に向かったのですが、このルートは農閑期に越後の謙信が関東に出兵するときに使用したルートでした。謙信が三国街道を越えて関東に来るのは農閑期の冬でした。私は謙信は「雪が嫌いだった」と思っています。関東に来れば雪はありませんから。豪雪地帯の新潟で冬を過ごすのが嫌だったのではないでしょうか(私の新説です)。

そんなドライブしている現在地に係る戦国時代の話しを延々としていたら、とうとう妻から苦情が入りました。

「もうやめて。さっきからさっきから武士の話しばっかり。いっさい頭に入ってこない。上杉謙信が私に何をしてくれたっていうの? 知らないよ、そんな人」

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食べ物ベースに日本地理を覚える女性

「彼が私に何をしてくれたか?」妻イロハは言うのです。ここに私はまたしても男女の感性の違いを思い知ることになったのです。

私にとって新潟県といえば上杉謙信でしたが、彼女にとって新潟といえば「へぎそば」と「笹団子」なのでした。

たしかに戦国時代は、登場人物が男ばっかりです。甲子園を目指す球児のような世界です。女性から見ると感情移入しにくい側面はあるでしょう。

上杉謙信は「敵に塩を送る」という言葉の語源にもなっている人ですが、彼女にとっては塩よりも笹団子の方がお好みだったようです。男の野心むきだしの織田信長にくらべると、上杉謙信は女性的といってもいいような義の人でした。物語(ロマン)を後世に残してくれた人ですが、そんなものは彼女には通用しなかったようです。

むしろ謙信のライバルの武田信玄の方が、「彼が私に何をしてくれたか?」ベースでいえば、「ほうとう」や「隠し湯(温泉)」など、まだしも直接自分に利益を与えてくれたという意味で、価値のある人物だということです。

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男女の感じ方の違いって面白い

女は即物的だなあ。男女の感じ方の違いって本当に面白いなア。

面白いけど、会話が続かなくなってしまった。

運転席と助手席。二人で並んで同じ景色を眺めながら、男は400年も昔の戦国時代のことを考え、女は今この瞬間の快楽を満たしてくれる食べ物や美しい景色のことを考えながら、車中泊ドライブを続けたのでした。

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