ドラクエ的な人生

本は「おとな向け」より「こども向け」の方が面白い

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本って大人向けよりも子供向けの方が面白い

福井県立恐竜博物館に立ち寄ったので、ちょっと恐竜の本が読みたくなりました。

竜の本といえば児童向けに決まっているので、本屋の児童向けコーナーに立ち寄ってみます。

すると離れがたくなって半日過ごしてしまいました。

もしかして本って大人向けよりも子供向けの方が面白いんじゃないか?

おとなのみなさん、児童書から何も学ぶことなんてないと思ってはいませんか?

そんなことはまったくありません。

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このブログの著者が執筆した「なぜ生きるのか? 何のために生きるのか?」を追求した純文学小説です。

「きみが望むならあげるよ。海の底の珊瑚の白い花束を。ぼくのからだの一部だけど、きみが欲しいならあげる。」

「金色の波をすべるあなたは、まるで海に浮かぶ星のよう。夕日を背に浴び、きれいな軌跡をえがいて還ってくるの。夢みるように何度も何度も、波を泳いでわたしのもとへ。」

※本作は小説『ツバサ』の前編部分に相当するものです。

アマゾン、楽天で無料公開しています。ぜひお読みください。

https://amzn.to/44Marfe

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GHQはGo Home Quicklyの略?

私が「日本の戦後」を描いた児童向けのマンガを読んでいたら、GHQ(連合国軍最高司令部)に不満を持つ当時の吉田茂首相「GHQめ。さっさと国に帰れよ(Go Home Quickly)」と毒づく場面があってビックリしました。

えええー。GHQってGo Home Quicklyの略だったのか!(日本側の見解)。え~~。知らんかったよ。

なんてしゃれたセンスだろうか。これまで戦後すぐの大人向けの本を何冊か読んだことがありますが、こんなしゃれたセンテンスは見たことがありませんでした。

(詳しく調べるとGo Home Quicklyはマンガの脚色ではなく吉田茂の実話らしいです。)

ヤンキーたちも日本人がGHQをGo Home Quicklyと思っていると知ったら、自らGHQと名乗ることを躊躇しただろうな。

抑圧ユーモアのセンスで軽減することができるのです。

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エジプトのハワード・カーターあり、トロイにシュリーマンあり、マヤにジョン・ロイド・スティーブンズあり

新婚旅行で訪れたメキシコのマヤ文明に関する「こども向けの本」もありました。

「エジプトにハワード・カーターあり、トロイにシュリーマンあり、マヤにジョン・ロイド・スティーブンズあり」という導入からスティーブンズのマヤ遺跡発見の冒険が描かれていて、じゅうぶんに必要な情報を得ることができました。

私はメキシコも、エジプトも、トルコも、現地遺跡を訪問しているので、三者を比較したくなる気持ちがよくわかるのです。

その本では「ヒスイの仮面」をつけたパレンケの王の墓がピラミッドにあったこと。つまりピラミッドは祭壇だけでなくの場合もあること。

黒人に似た石の彫刻があること。

などから、その本では、エジプトのピラミッドを見た黒人の釣り人が海流に流されて中米に流れ着き、ピラミッドを伝えたのではないか、との説を披露していました。

知らなかったよ。『地球の歩き方』のエジプト、メキシコにはそんなことは書いてなかった。

もちろん「おとな向き」の本をちゃんと読めば、そういう説のことは書いてあるのでしょうが、ここまで気楽に短時間で知識を得ることはできなかっただろうと思います。子供向けの本とバカにしていた自分を恥じました。

よっぽど“知識の泉”“クイズ王”でない限り、こども向けの本から学ぶことは必ずあると思います。何よりも「面白く伝えようとしている」し「必要情報だけで無駄がない」のです。時間対効果の面でも、恥ずかしがらずに「こども向け本」を読むことをオススメします。

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「子供向」の本には、未来に対する夢がある

「こども向け」の本には、未来に対する夢があります。

これから私は「マゼランの世界一周」を読もうと思います。簡単な漢字にもルビが振ってあるような「子ども向け」の本ですが、世界ではじめての航路をめぐる大冒険について、気軽に読めるということでワクワクが止まりません。

二度童子じゃないぞ!!!

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このブログの著者が執筆した純文学小説です。

「かけがえがないなんてことが、どうして言えるだろう。むしろ、こういうべきだった。その人がどんな生き方をしたかで、まわりの人間の人生が変わる、だから人は替えがきかない、と」

「私は、助言されたんだよ。その男性をあなたが絶対に逃したくなかったら、とにかくその男の言う通りにしなさいって。一切反論は許さない。とにかくあなたが「わかる」まで、その男の言う通りに動きなさいって。その男がいい男であればあるほどそうしなさいって。私は反論したんだ。『そんなことできない。そんなの女は男の奴隷じゃないか』って」

本作は小説『ツバサ』の後半部分にあたるものです。アマゾン、楽天で無料公開しています。ぜひお読みください。

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