戦争、紛争による欠航。旅行中止の影響を考える
アメリカがイランを攻撃をしています。ドバイなどの中東諸国の経由便が危険のため欠航になったと聞きました。
私も5月末に香港経由でヨーロッパに行き、バンコク経由で帰国する予定があります。香港経由便は、今回のイラク攻撃の影響はないのでしょうか?
いや、そもそも中東経由便で欠航になった人たちはどのような扱いを受けたのでしょうか。明日は我が身なので、彼らへの対応が、自分のことのように気になります。
ヨーロッパ二か月旅行の日程公開。都市間はすべて電車で移動する計画
戦争による航空機の欠航は、全額返金されるのが基本
調べたところ、基本的にはたとえ戦争が原因でも、航空会社都合による欠航という扱いになって、全額返金されるそうです。
ほっ。よかった。自己負担じゃたまったものじゃありません。
今回のイラク攻撃による中東経由便の欠航も、返金対応がなされたそうです。

旅がなくなるのは残念ですが、全額返金ならまあいいか
いやいや。それほどあまくはありません。たとえエアチケが返金されたとしても、二つの大きな問題があります。
航空機の手配は、スカイスキャナーで調べて、航空会社公式サイトから直接購入すべき理由
第三者・旅行会社(サードバーティー)経由の予約は、旅行会社を経由して返金されるというのがルールです。
私の実体験として、航空会社が返金したのに旅行会社が返金を拒否した、ということがありました。
消費生活センターに問い合わせて、クレジットカード会社が立て替えてくれるという対応となり、結果として私の損失は埋まったのですが、不愉快な思いをして、時間を失いました。
そもそも立て替えてくれたクレジットカード会社には何の瑕疵もなく、悪いのは返金しない旅行会社です。たとえ規約に「いかなる理由があろうと返金しない」と書いてあったとしても、航空会社から受け取った返金を自分のところでもらってしまうのは泥棒と同じでしょう。ちなみにこの悪徳旅行会社はeDreamsといいます。みなさんeDreamsは利用しないでください。いざというときに返金されません。
旅行会社を選ぶときは、数千円しか値段が違わないならば、口コミの評価の高いところを選んだ方がいいでしょう。最初の見た目の値段はあてになりません。
というか、このようなこともあるため、直接、航空会社から購入した方がベターです。スカイスキャナーなど検索サイトで便を探して、公式サイトから同じ便が同じ値段で申し込めるならば、そちらからやったほうが正解です。いざ返金ってときに、あいだに旅行会社が噛んでいないほうがスムーズだからです。
消費生活センターに相談してみた結果、問題解決しました(実例つき)
後から燃料サーチャージを請求されることはない
また、中東の紛争の前に購入したエアチケが、紛争によって航路が大回りを余儀なくされて、燃料サーチャージなど後から賦課金を徴収されることはないのでしょうか?
調べたところ、すでに支払い済みの航空券に対して、後から燃油サーチャージを追加請求されることは原則としてないそうです。サーチャージは購入時の金額が適用されるのがルールです。よく考えてみれば後から賦課するのでは「その金額なら買わなかった」という人がいてもおかしくありません。金額を確認して購入を決断するわけですから当然のことかもしれません。

実際に、今回の中東便で帰れなくなった人のキャンセル待ち便では、ドバイからロンドンまで100万円弱まで価格が跳ね上がったそうです。人の足元を見てますね。
「その価格なら買わない」という選択が、正しいお客様には必要です。
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本書の内容
・「ユーミン主義(遊民主義)」→ 限りある時間の人生を、遊びながら生きていく方法。
・「プアイズム(ビンボー主義)」→ お金を使わないからこそ、人生はより楽しくなる。
・「新狩猟採集民としての新しい生き方」→ モノを買うという行為で、どこででも生きていける。
・「お客さまという権力」→ 成功者にも有名にもならなくていい。ただお客様になればいい。
・「スマホが変えた海外放浪」→ なくてよし、あればまたよし、スマートフォン。
・「強くてニューゲーム」 → 人生ゲームをもう一度はじめからプレイする方法。
・「インバウンド規制緩和」→ 外国人の感受性が、日本を自由に開放してくれるのだ。
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航空料金が全額返金されるが、ホテル代はそうはいかない
また、たとえ航空料金が全額返金されたとしても、ホテル代はそうはいきません。ヨーロッパのホテルなどは、国内旅行者や、EU内旅行者もいるために、中東危機の被害者だけ無料で返金などしているわけにはいきません。飛行機が飛ばなかったという理由でキャンセル全額返金が認められることはありません。
ヨーロッパ旅行ではホテルはフル手配済みなので、飛行機が飛ばないと払ったホテル代がすべて無駄になります。航空券だけ返金されればいいというわけではないのです。
インターナショナル鉄道のチケットもすでに購入していますし、ゴッホ美術館、アンネフランクの家など、予約必須の施設の支払いも済んでいます。それらすべてが無駄になってしまうのです。
たまたま飛行機がアジア経由便だったからよかったものの、これが中東経由便だったら大損害をこうむるところでした。まったく紛争なんて、たまったものじゃありません。旅人に迷惑かけるなっつーの。
この稿を書き始める前までは、どうせ飛行機が飛ばないのなら、まったく日本から出られないほうが、ドバイやアブダビ、ドーハなどの中東のトランジット都市で足止めされるよりはマシだと思っていました。一部の例外を除き、欠航によるステイでも、ホテル代などは自腹だと聞いていたからです。
しかしよく考えてみたら、やっぱり旅は予定通りに行ってもらわないと困ります。
とくにヨーロッパ長期旅行で一番お金がかかるのはホテル代です。2か月の滞在で車一台分ぐらいのお金が宿泊代に費やされています。飛行機が飛ばないと、それらすべてが無駄になってしまうのです。
航空会社の都合によるキャンセル被害で、ホテル代、移動代金、食事代など全部エアキャリアが払ってくれるというのなら話しは別ですが、今回の紛争のような場合、それは無理でしょう。
