十円札の悪評

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昔の紙幣、拾円札(10円札)の悪評という面白い話を聞いた。みなさんは知っているだろうか? 私は知らなかった。

若干、悪意のある評価(こじつけ)だと思う部分もあるが、面白いのでとりあげてみる。

拾円札。確かに「米国」と見える

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全体が「米国」の字になっている。

なるほど~。言われてみれば、という感じである。すこし離れてみれば左から「米国」と読める。

この十円札が発行されたのは敗戦直後の昭和21年3月ということである。占領軍総司令官ダグラス・マッカーサーが日本にいたのは昭和20年8月30日から昭和26年4月11日までなので、完全な占領下、軍政下で発行されたお札ということになる。その当時、GHQは天皇や日本政府の上に君臨していた。日本であって日本でない状態だった。その当時刷られたお金である。刷った国は「米国」というのは嘘ではない。非常に衝撃を受けた。それゆえこのコラムを書いているわけである。

ん? 「米口」と書いてあるようにも見えるが、気のせいだろうか? 「米国」と書かれている先入観で見るからそう見えるのであって、米口と見ればそう見える。

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菊の紋章が鎖につながれている

菊の御紋(菊花紋章)は天皇家を意味する。転じて日本の国章を意味したりする。それが鎖につながれている…たしかにそう見えなくもないね。

サブリミナル効果というものがある。日本はアメリカの属国だとあからさまに宣言されなくても日々使うお札に「国章が鎖につながれて」「米国」と書かれていたら、無意識のうちに国民は独立国の気概を失ってしまうだろう。これもWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム。戦争についての罪悪感を、日本人の心に植え付けるための宣伝計画)の一環だったのであろうか?

もっとも鎖に見えなくもないが、ただの額縁に見えなくもない(笑)。

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裏面の花模様が48個あり、アメリカの州の数と同じだった

なるほどアメリカは合衆国であり州の数はとても重要だ。星条旗の星の数も州の数である。1959年7月3日までアメリカの州の数は48州であった。だから裏面に描かれた48花はアメリカの州であり、この十円札は実はアメリカの紙幣であり、日本はアメリカの属国なんだと暗に主張しているというのだ。

うーむ。先の鎖につながれた菊花もそうだが、もし本当にこの理屈通りだったとしたら、なんて象徴学だ。ロバート・ラングドン教授もびっくりである。この理屈、考えたやつは天才だな。よっぽどアメリカが嫌いなんだな。

しかし…よく考えてみてほしい。49花あるのならば日本もアラスカやハワイのように州化(属国化)するつもりかと勘繰ることもできるが、48花しかないのである。日本、外れちゃってるじゃん、アメリカの州の数から。厳密にはハワイみたいに州化する気がないとも解釈できる。

州リストに入ってないってことは未来の独立国だと解釈もできる。こういうものは解釈次第なのだ。

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MPが菊の御紋を監視している。

本当は何かのデザインなのだろうが、左下の¥10のところの図柄が「鼻の高い外国人の横顔」に見えなくもない。解説にはMPが監視していると書いてあった。MPというのはMilitary Police軍警察、アメリカ憲兵隊のことである。

このあたりからちょっと「あれ?」と思った。たしかに外国人(100歩譲ってアメリカ人)の横顔に見えるが、なんでMPなんだろうか。おれの中でMPのイメージはヘルメットをかぶっているんだが、十円札はノーヘルのただの白人の横顔である。

これをMPを言っちゃうっていうのは、よほどのアメリカ嫌いが憎しみ余ってのことではないか? 口が滑って言いすぎちゃったのではないだろうか。

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十字架の窓が13個あり、絞首刑になったA級戦犯の数と同じである。

ん? 絞首刑になったA級戦犯は東条英機ほか7名ではあるまいか?

絞首刑だから十三階段というのならばまだわかるが?

たしかに窓に十字架が書かれ、国会議事堂が全体として遺影のようになっているが、国会を機能停止に追い込んだのは実際にはアメリカではなく大日本帝国陸軍である。アメリカはむしろ先軍政治ではなく文民による議会制民主主義を日本に根付かせようとしていたのだ。

このあたりから「ナンチャッテ陰謀史観」の本質が見えてきて、もはや絞首刑A級戦犯の数が違っているぐらいでは驚かなくなった。どうせこじつけなのだ。

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戦艦大和に似ている。

国会議事堂の前にある「何か」が戦艦大和に見えるというのだが、だから何だというのだろう?

たしかに大和に似ているようには見えなくもない。しかし似ていたとして何か問題が? 戦艦大和に似てちゃいけないのか?

むしろこれがもろに大和だったとして何か問題があるのか?

和魂洋才じゃないが、米国の括りの中に戦艦大和があるのはいいことではないか?

ヤマトだったとしても、国会(国)は戦艦大和の礎のもとに建つ、と書けば決して日本側にとって悪い評価ではない。繰り返すが、こういうのは書き方次第、解釈次第なのだ。

ヤマトだ。ようく見ておけよ。あれが戦艦大和だ。日本の男の船だ。忘れないように、ようく見ておけ。

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まとめ

このように「こじつけ」と思わないでもない部分が多々あるが、お話しとして非常に面白かったのでここにご紹介する次第である。

全体が「米国」の字になっているね~。その発想、面白いね。

実際に昭和21年3月当時、日本に主権はなく、ほぼ米国の属国であったのだ。

しかし恨みに思うのはどうかな。

占領軍がソ連や中国じゃなくてアメリカでよかったとマッカーサー元帥に当時の日本人はみんな感謝したのである。

逆にこのお札こそが感謝の証拠かもしれない(笑)。

陰謀史観の方々には面白くてたまらないネタだろうと思う。

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