ドラクエ的な人生

日本の英語教育の失敗は「読む」「書く」偏重で「聞く」「話す」に重きを置いていないこと

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Youtube動画を見て英語の勉強をすれば留学なんてしなくて大丈夫

Youtubeを見て英語の勉強をしています。たくさんのユーチューバーが「英語の勉強」チャンネルを開設しています。「 leaning english 」検索してみてください。

私が好きなのは英語ネイティブじゃない人がペラペラになった自分の経験を英語で喋る系のチャンネル。日本では芸能人の中田敦彦「YouTube大学」が、やっとチャンネル登録者数500万超えたというレベルですが、世界の「英語を学ぼう」YouTubeチャンネルには500万人をはるかに超えるチャンネル登録者数をもつ英語教師がたくさんいます。もちろん芸能人ではなく、素人さんです。母国語(英語)をゆっくり喋るだけ、というチャンネルもあります。需要があれば、チャンネル登録者数は伸びるんですねえ。チャンネル登録者数というのは必ずしも才能じゃないです。英語の習得に必要なのは時間であって才能ではありません。

英語コンテンツは一生かかっても見られないほど充実しています。はっきりいって英語の習得だけが目的ならば、もう留学する必要はないのではないでしょうか。

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バックパッカーの放浪に英語は必須ではない。

コロナ禍以前(ほんとうはコルビット・ナインティーン・パンデミック以前と言いたい)、わたしは放浪のバックパッカーでした。大西洋上をのぞいて世界一周しています。

バックパッカーと普通の旅行者の違い。旅行者と旅人の違いとは?

しかし宿なし無目的の旅ができたのは、英語が喋れるからではありません。むしろ度胸でやったというのが正解です。どっちかというとわたし、英語は喋れません。

英語教育に提言。必要なのは魂。友達と仲良くできる能力

オレンジジュースと棒読みしても通じません。オゥレンジデュースと発音しないと通じないのが英語です。

英語は、バカにしてんのか、ぐらいの発音でちょうどいい

タイなど、英語が喋れたってどうせ通じない国も世界にはたくさんあります。英語に頼っていたらそういう国に行けません。

その昔は「勇気」がないとバックパック放浪はできませんでした。宿がみつからず野宿する危険性が常にありました。しかし今はスマホでホテルの予約ができます。テクノロジーの進歩によって放浪の旅に「勇気」も必要ではなくなりました。宿が決まっている旅は厳密には放浪とはいえないと思いますが、バックパック旅行は英語力皆無でも誰でも楽しむことができます。

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外国語の習得は、脳ミソへの刺激として純粋に楽しい

わたしが英語を勉強しているのは、脳ミソへの刺激として純粋に楽しいからです。必要に迫られてのことではありません。

たとえば「ウクライナ戦争」など、すでに日本語で知っている内容であっても、英語で聞けば脳への刺激があってなぜか退屈しません。日本語で聞くとすぐに飽きてしまう内容であっても英語で聞けば聞き続けることができます。脳への刺激の質が違うからです。

母国語ではない言語で生きていくことは、人生をもう一度やりなおすような面白さがありますよ。

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インフルエンサー稼業イケダハヤトさんの現在。今、何してる?

イケダハヤトさんというインフルエンサーブロガーがいました。彼がYouTubeやブログの閲覧数を増やす「有料級のテクニック」と語っていたことがあります。それは、

「もしあなたが英語が理解できるなら、英語のサイトのいい記事を日本語で紹介するだけで閲覧数がはね上がります。僕もときどきこの手を使っています」

イケダハヤト氏はそう言っていました。

英語のサイトをYouTubeで視聴するようになって、イケダハヤトさんのこの言葉をよく思い出します。なるほど同じウクライナ戦争でも、違う映像や、違う切り口があって、日本語のサイトを見ているだけとは違う発見があります。

DW News(ドイツの英語ニュース番組)と、Al Jazeera English(中近東の英語ニュース番組)では、同じニュースでも切り口がぜんぜん違います。そこを借りてくれば、同じレオパルドⅡ戦車のウクライナ供与問題ひとつとっても、日本のニュースとは違う記事を書くことができます。イケダハヤト氏が言っていたのはこういうことでしょう。

ところで閑話休題。イケダハヤト氏は現在、何をしているのでしょうか? トップブロガーからYouTuberに転身してインフルエンサー稼業をつづけていたのですが、仮想通貨に手を出して視聴者を煽ったあげく大損をさせてしまい、脅迫などもあり、しばらく身を潜めているみたいです。YouTubeや仮想通貨の次のブームを虎視眈々と狙っている気がします。おもしろい人物なのでまた復活してほしいと思っています。

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早稲田大学を出ているが、英語は聞き取れない。

イケダハヤト氏は「僕もときどきこの手を使っています」というぐらいですから、流暢に英語が話せるのでしょう。私アリクラハルトはイケダハヤト氏と同じ大学(早稲田大学)を出ていますが、とてもとても「英語、喋れます」とは言えません。大学受験直後の十八歳ぐらいの頃は、英語原書で授業を受けていたぐらいですから文章を読むのは大得意でした。日本の学校教育の中では英語の偏差値は高かった方でしょう。それでも今、英語の映画を余裕で理解できるかといったら、そんなことは全くありません。

現在の私の英語力がどれくらいかというと、アメリカで長距離バスの十五分(フィフティーン・ミニッツ)の休憩を五十分(フィフティ・ミニッツ)の休憩と勘違いして、ベンチで爆睡してあやうくバスに乗り遅れそうになりました。その程度です(笑)。

これは日本の英語教育が「読む」「書く」偏重で、「聞く」「話す」に重きを置いていなかったからだと思います。日本の英語教育の失敗ではないでしょうか?

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