ウクライナ戦争後の世界。ロシアの分割統治(案)。日本は樺太をもらえ
ウクライナ戦争の行方が見えません。
「紅旗征戎、吾が事に非ず」なんていっていましたが、わたくし、この戦争から目が離せなくなっています。
ウクライナ戦争後の世界。ロシアの分割統治(案)。日本は樺太をもらえ
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ロシアの軍事ブロガーって何者だ? なんでそんなに影響力があるのか。
ひとつには核戦争の危機だということがあります。現在、核戦争の危険度は、キューバ危機以上の状況にあるといってもいいでしょう。
このままだと通常兵力だけならNATOの支援を受けているウクライナが勝ちそうです。
しかしロシアは核保有国。その気になったらウクライナ全土を燃やし尽くすだけの火力を持っています。ウクライナ全土どころか地球全土を廃墟にできる力があります。
まあロシアが核兵器を使って全人類が絶滅した場合、ここで何を言っても無駄なことです。そのときはおとなしくみんなで滅び去りましょう。
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「ロシアを大国ではなくす」の意味は、ロシアの分割統治
実際にアメリカなどはロシアを大国ではなくそうとしています。二度と戦争できないように国力を弱体化させようとしているのです。
これがどういう意味なのか、具体的なビジョンはまだ出てきていません。
わたしの予測ですが、アメリカがやろうとしている「ロシアを大国ではなくす」という意味は、旧ドイツや朝鮮半島のようなロシアの分割統治ではないかと思います。
北方領土の解決案。ウクライナの戦後処理で回復すればいい。
西村ひろゆきなど一部の人間が、ロシアが西部戦線でてこずっているあいだに日本は北方領土に兵をすすめて不法占拠状態から解放すべきだ、と主張しています。
冗談じゃありません。北海道に核ミサイルが撃ち込まれますよ。白人の国ウクライナにはつかわなかった「滅びの火」を東洋人の国には容赦なく使うでしょう。
プーチンが生きているあいだは出兵(不法占拠されている日本国内だけど)なんて無理です。自殺行為だと思います。
ロシアでふたたび革命が起こってプーチンが失脚するなどの混乱したタイミングで出兵(国内だけど)すれば大丈夫という人もいますが、武力による原状回復は将来に遺恨を残すだけなのでやめるべきでしょう。
それよりも今はおとなしくアメリカ(NATO側)に従ってお金を出して、戦後処理に戦勝国サイドとして参加できるように賢くふるまうべきだと思います。
わたしはアメリカがいう「ロシアを大国ではなくす」の意味は、ロシアの分割ではないかと思います。ロシアは巨大すぎるゆえの問題を抱えています。
アメリカはロシアの小国化、分割を考えていると思います。その戦勝国会議の際に、日本は北方領土の返還帰属はもちろんのこと。樺太をもらいましょう。
それで一切の軍事力を使うことなく北方領土返還がかないます。
海に隔てられた樺太ぐらいまでは日本の統治にまかせてくれるのではないかと思います。
カムチャッカ半島とかシベリア(極東)は、アラスカと繋がっていますのでアメリカが支配するのではないかと思います。いや、そうした方がいい。日本は大陸側には何も求めるべきではないと思います。たとえばナホトカとかウラジオストクに色気を出すのは将来に禍根を残すので危険だと思います。飛び地を持つべきではありません。
一切の軍事力を使うことなく北方領土返還がかなう
直接、戦勝国の領土に編入することはなくロシア人の国として細分化するかもしれませんが、その場合でも最低限、北方領土の返還だけはかなうでしょう。
話し合いや署名なんていくらやっても北方領土が返還されるはずがありません。ウクライナ戦後がチャンスだと思います。
核保有国が世界の警察のようにふるまう前提で国連の安保理は機能してきました。しかしロシアのように核保有国が世界のギャングのようにふるまうようでは安保理は機能しなくなります。
安保理が機能するためにロシアは常任理事国から外れて超大国ではなくなるだろうと思います。戦争責任が追及され、ウクライナがそうだったように核放棄を迫られるかもしれません。
世界がどうなるかわかりませんが、大きく動くことは間違いないでしょう。
そう考えるとウクライナ戦争から目が離せないのです。「紅旗征戎、吾が事に非ず」どころではありません。
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このブログの筆者の著作『軍事ブロガーとロシア・ウクライナ戦争』
戦史に詳しいブロガーが書き綴ったロシア・ウクライナ戦争についての感想と提言。
『軍事ブロガーとロシア・ウクライナ戦争』
●プーチンの政策に影響をあたえるという軍事ブロガーとは何者なのか?
●文化的には親ロシアの日本人がなぜウクライナ目線で戦争を語るのか?
●日本の特攻モーターボート震洋と、ウクライナの水上ドローン。
●戦争の和平案。買戻し特約をつけた「領土売買」で解決できるんじゃないか?
●結末の見えない現在進行形の戦争が考えさせる「可能性の記事」。
ひとりひとりが自分の暮らしを命がけで大切にすることが、人類共通のひとつの価値観をつくりあげます。それに反する行動は人類全体に否決される。いつかそんな日が来るのです。本書はその一里塚です。
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